“絆”現場訪問（10月18日 岩槻整型）

　岩槻区にある岩槻整型を訪問しました。

　岩槻整型では、だるまを製造しています。代表取締役の須賀哲雄さんは老舗だるま店で修業したのち、昭和53年に独立。製造しているだるまは他の産地のものに比較して色が白く、鼻がやや高い、品のある優しい顔立ちが特色で「美男」と評判です。

　最近は記念品や受験生の合格祈願などに利用され、関東一円をはじめ、北海道から九州まで全国に出荷されているほか、全国の伝統的工芸品の製作も行っているとの説明を受けました。

　また、さいたま市のキャラクターの紙手工芸品「ヌゥ」、「願掛けヌゥだるま」の製造・販売も行っています。

　 岩槻整型は、平成20年度にさいたま市の伝統産業事業所に指定しています。今後もだるまづくりの歴史と伝統を継承していくことが重要であり、本市の貴重な地域資源としてPRし、地域経済の活性化を図ってまいりたいと思います。