“絆”現場訪問(10月2日 株式会社ステンドグラスバロック)
西区島根にある、株式会社ステンドグラスバロックを訪問しました。ステンドグラスバロックは、日本のガラス工芸家として第一人者である臼井定一氏が主宰する、熟練した工芸職人で構成されているステンドグラス工房です。
ステンドグラスの企画・デザイン・制作・修復・施工を行っていて、新千歳空港、軽井沢駅舎、オーストリアインスブルクなど国内外で多数の施工実績を持ち、市内でも、大宮西部図書館、大宮第二公園緑の相談所、市立向小学校、大宮開成高校など多くの施工作品があります。また、「あいちトリエンナーレ2013」では、北野武氏の原画のステンドグラスを制作し展示したそうです。
工房・ギャラリーには、数多くの公共・民間施設の施工事例やアンティークステンドグラス、エッチンググラスが展示されていました。
臼井氏からは、「ステンドグラス制作工房の数は少なく、国内だけでなく海外からの発注も多く、作品はすべてオリジナルデザインの作品であり、常に美術・芸術分野をはじめ幅広い情報収集に努めている。板ガラスの色の種類は400種類くらいある。」等の説明がありました。
私は、ステンドグラスの色合いの美しさや、光の強弱による変化に大変感銘を受けました。そして、日本を代表するようなステンドグラス工房がさいたま市内にあることを誇りに思いました。
今後も本市生まれのすばらしい作品を期待しています。
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