市民の皆様へ(令和元年6月27日)
皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。
早いもので、今週で半年が終わり、一年も折り返しとなります。これから迎える7月は、熱中症による救急搬送患者が最も多い月です。体調管理には、くれぐれもご注意ください。

先日、令和元年版さいたま市消防年報を作成しました。全国的に救急出場件数が増加する中、本市の平成30年度救急出場件数も、69,000件を超え、過去最多となりました。
現在、救急隊が現場に到着するまでに約8分を要します。この間に救命手当が行われた場合、救命の可能性は2倍程度になるといわれています。またAEDを使用した救命手当をおこなった場合、1か月後の社会復帰率は45.4%と高く、救急隊の到着前に行われる応急手当の重要性が示されています。本市では、このような状況に備え、心肺蘇生方法やAEDの使用方法に関する定期的な講習の開催に加え、パソコンやスマートフォンなどを利用し、自分のペースで学習できる「応急手当WEB講習」を実施しています。
また、小学生にもAEDを使用した応急手当等を学んでもらうため、市内の 小学4年生から6年生を対象とした「応急手当ジャンプアップスクール」を開催し、命の重要性と大切な命を助ける方法を学んでもらう取組もしています。
救急現場では、一分一秒が大切といわれています。市民の皆様の勇気ある行動が大切な命を救うことにつながります。正しい知識と技術を身につけ、いざという時の応急手当にご協力ください。
さいたま市長 清水 勇人
さいたま市の取り組みを紹介する動画もぜひご覧ください。
令和元年版消防年報については、こちら。
定期応急手当講習 開催日程と受付状況については、こちら。
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