市民の皆様へ(平成29年2月17日)

皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。
皆さんはブラインドサッカーという競技をご存知でしょうか。
ブラインドサッカーは、アイマスクを着け、転がると音の鳴るボールを蹴りあうサッカーです。ゴールキーパーや、監督、「コーラー」と言われる「見える」人と、フィールドの選手とが声で連携し、見えているゴールキーパーから、素晴らしいゴールを奪う競技です。
本市は全国の政令指定都市に先駆け、平成23年3月に、ノーマライゼーション条例※を制定しました。障害のある人もない人も関係なく、協力し合うことで誰もが同じように暮らせる社会を作ることがノーマライゼーションの理念です。ノーマライゼーション社会の実現を目指す一環として、本市では、職員研修にもこのブラインドサッカーの体験を取り入れています。
また、条例の理念を広めていくため、毎年、ブラインドサッカーの代表チームが対戦する国際親善試合「さいたま市ノーマライゼーションカップ」を開催しています。5回目となる今年の大会は、3月20日、フットメッセ大宮(北区櫛引町)で開催し、ブラインドサッカー日本代表が世界ランク1位のブラジル代表と対戦します。
ブラインドサッカー独特の静かで熱い戦いを、皆さんもぜひ味わってください。ノーマライゼーション社会の実現に、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
さいたま市長 清水 勇人
※ノーマライゼーション条例の正式名称は
「さいたま市誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護等に関する条例」です。
※さいたま市ノーマライゼーションカップ
ノーマライゼーション条例Webやさいたま市の取り組みを紹介する動画もぜひご覧ください。
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