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更新日付:2026年9月1日 / ページ番号:C132623
令和8年4月1日
【要望の趣旨】
さいたま市は、平成5年5月にみどりの条例を制定しました。この条例は、第1条で、「みどりの保全及び緑化の推進を図ることにより、市民の健康で快適な生活環境を確保することを目的とする」と定めています。また、第2条3では、「市は、自ら設置し、又は管理する道路、公園、公営住宅、学校その他の公共施設の緑化に努めるものとする」と規定しています。
ご存じのように中央区の緑被率は10. 7 %と市内で最低となっています。この現状をふまえると、与野中央公園は、中央区に残された最後の緑地というべき貴重な場所になっています。(右図は、さいたま市が発行した「さいたま市における緑の現況と課題」 からの引用)その貴重な場所に、いま、新与野体育館が建設されようとしています。
体育館の建設は、与野市時代から与野中央公園につくることが決まっていたという主張がありますが、与野市が1989年3月に発表した中央公園基本計画報告書(概要版)では、体育館の位置は調節池西北端に示されており(裏面資料参照)、調節池北側の緑地内に体育館を設置する計画ではありません。当時は、調節池は地下化することになっており、調節池の上はスポーツ広場として利用することが示されていました。しかし、調整池は掘り下げ方式となり、スポーツ広場の設置計画は、宙に浮く形となっています。
与野市は、中央公園整備の方向を、1.防災上の拠点とする、2.与野市のレクレーションの核とする、3.与野市の緑の核とすると定めており、「くさはら広場」一帯は緑地や池、湿地、草原のある公園とし
て、整備する計画であり、緑地を潰して体育館を建設する計画はありませんでした。この経過からいっても、さいたま市は、新与野体育館の建設場所をどこにするかの決定は、慎重に行うべきです。
中央区がさいたま市で最低の緑被率であるという現状をふまえ、さらに、さいたま市のみどりの条例の立場に立って、与野中央公園の緑の保全は最重要課題としてとらえるべきです。
また、与野中央公園の整備にあたっては、市民を公園の利用者という考えでとらえるのではなく、さいたま市と市民が力を合わせて公園をつくり、発展させるという観点が必要なのではありませんか。計画立案の段階から、市民の声が反映されるような仕組みをつくることが大切だと思います。
【要望事項】
・新与野体育館の設置場所については、さいたま市みどりの条例の趣旨に則り、緑地を潰さない場所を選んでください。
・与野中央公園を、さいたま市と市民共同の、みどりの条例実践の場として位置づけ、整備計画立案の段階から、市民の声が反映できる仕組みを考えてください。
与野中央公園では、基本計画において、災害時の避難場所や遊水機能を持った「防災上の拠点」、総合公園として市民のレクリエーション需要や新しい都市文化及び価値観を受け入れる「レクリエーションの核」、郷土の身近な自然である樹林や水辺を提供する「緑の核」といった3つの整備方針を基に、「市民のコモンスペース」や「郷土の原っぱ」といった計画のテーマを設定しております。
公園計画の検討にあたっては、これらのテーマやさいたま市みどりの条例等を踏まえ、事業を鋭意進めているところです。
また、これまで与野中央公園の計画検討にあたっては、事業の進捗に応じて、市民の皆様のご意見を伺いながら進めてまいりました。
今後予定している与野体育館の移転再整備については、「くさはら広場」のエリアで計画しておりますが、エリア周辺の公園計画検討にあたりましては、市民の意見を伺いながら丁寧に進めてまいります。
都市局/みどり公園推進部/都市公園課
電話番号:048-829-1420 ファックス:048-829-1979