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更新日付:2025年5月15日 / ページ番号:C120731
令和6年11月27日
1 代替候補地(案)の一次抽出(現在の状況)について
・今回提起された案では、1.秋ヶ瀬公園拡張予定地、2.クリーンセンター西堀跡地、3.田島臨時グラウンドの3か所の新規整備と、同列で4.として原山市民プールが併記されている。原山市民プール以外は、いずれも桜区の荒川の河川敷近辺であり、偏りすぎていると言わざるを得えない。
・桜区の3か所については、緑区民がアクセスしようとすると自転車で30分以上こぎ続けなければならない。
・「こども基本法」の理念に基づく対応が厳しく求められている。
2 異常に広域な対象面積と人口について
・さいたま市のような大きな人口に対して、公営のレジャープールが2か所で対応できるとは到底考えられない。もっと多くのレジャープールがある他都市もある。
・「さいたま市レジャープールのあり方方針」の再検討が絶対に必要である。
3 事業者本意ではなく、有権者本位の市政へ転換について
・市南部エリアの拠点となるレジャープールの整備に関して、市HPを見なかった多数の市民の声は、いつ、どこで聞くのか。多くの地域で、多くの市民を集めた説明会の開催が絶対に必要である。
・それが叶わないのであれば、総責任者の市長の出席、もしくはレジャープール再編計画の責任部署の上部幹部の出席を保証した市民説明会を市南部エリアの5区各所で開催する手段を講じてほしい。
4 原山市民プールの扱いについて
・オープンハウスでは「原山は使えなくなるまで使う」と説明していた。しかし再編の主たる目的が「赤字解消」にあるのならば、市民が「代替地決定にともなって『廃止』される」と考えるのが当然ではないか。そこでも市による市民への周知不足は明らかだ。耐用年数は何年で、市が述べた「使える間」の期日も全く不明である。それでは不安である。
・選定方針案にあった桜区の候補地では、緑区からは、安心して利用できる距離ではなくなってしまう。その意味でも、原山市民プールは、代替地がどこに決まろうと廃止しないように「あり方方針」を改定していただきたい。
1 代替候補地(案)の一次抽出(現在の状況)について
代替候補地の考え方についてですが、昨年度実施したパブリックコメント等において多くの市民から、「早く使えるようにしてほしい」等の多くの御意見をいただきました。そこで、市南部エリアの拠点となるレジャープール候補地案として、一定規模以上の面積を有し、将来用途が定まっていない、行政がまとまった用地を保有しているという三つの条件を基に抽出したところ、桜区に三つの候補地が挙がったものです。
自転車等によるプールまでのアクセス性については、オープンハウスでいただいた御意見を踏まえ、候補地の選定にあたり検討してまいります。
また、「こども基本法」の理念に基づく対応につきましては、この理念も踏まえ、今後、代替候補地の決定後に予定しているレジャープールの基本計画においては、具体的な施設計画等の検討を予定していることから、実現可能性を踏まえた上で、子どもが求めるレジャープール施設等について把握してまいりたいと考えております。
2 異常に広域な対象面積と人口について
本市の5つのレジャープールについて、将来的な設置意義を踏まえ、中長期的な視点から今後のあり方を示すことを目的として、令和5年11月に「さいたま市レジャープールのあり方方針」を策定いたしました。この「レジャープール」とは、スライダーや流れるプール、その他の水遊びができる施設を有するプールであり、競技用プールは指していません。
本方針においては、「地域バランスと財政負担軽減を考慮し、北部エリアと南部エリアにそれぞれ1施設とし、5施設から2施設に段階的に集約・再編を目指す」、「基本的に集約する2施設は、広域からの市民利用が期待できる総合的なレジャープールを目指す」などの方向性で検討を進めることとしております。
南部エリアのレジャープール整備事業は早期実現が求められていることから、引き続き、時機を逸することなく、本方針に基づき、来年度前半の候補地決定に向け、鋭意検討を進めてまいります。
なお、本方針は、今後利用者が減少することを見据え地域バランスを考慮した配置の検討が必要などの課題を踏まえ策定したものであり、見直す予定はありません。
3 事業者本意ではなく、有権者本位の市政へ転換について
御要望の説明会の開催については、令和6年11月の約1か月間かけて、対話型個別説明会であるオープンハウスを実施し、多くの方と意見交換をさせていただきました。
このオープンハウスの開催前には、市HPをはじめ、各区役所等でのチラシの配布、市公式SNS(X(旧ツイッター)・LINE)等といった様々な手段で周知を行い、延べ1,137名という非常に多くの方々が参加されました。また、実施したアンケート調査では、整備候補地の選定の流れや評価方法についての質問に対して、約92%の方が(ある程度)理解できたとの回答や、レジャープールの整備についての質問に対して、約94%の方が(やや)関心はあるとの回答いただきました。
オープンハウスでは、展示したパネルや動画の視聴を通じて、直接、個々に意見交換をさせていただいたことにより、一般的な説明会よりも事業内容の周知や市民理解度の向上に繋がったのではないかと認識しております。
なお、アンケート結果につきましては、市HPに詳細な情報を掲載しておりますので、併せて御覧下さい。
いただいた御意見を取りまとめ、市民の皆様の御理解を得られるように早期のレジャープール整備に向けて検討を進めてまいります。
今回のオープンハウスに限らず、今後も引き続き、より多くの市民の皆様と意見交換をさせていただく機会を設けてまいりたいと考えております。
4 原山市民プールの扱いについて
現在、南部エリアのレジャープール候補地の選定方法から検討を進めているところであり、原山市民プールが候補地に選定されなかった際は、先述のあり方方針に基づき「親水機能を有した身近な公園などに再整備」することとしております。現時点では、原山市民プールの廃止は、決まっておりませんが、多くの方々に御利用いただいている施設であり、各種プール設備の機能を維持管理しながら、当面の間は、利用を継続していきたいと考えております。
また、御指摘のあり方方針の見直しにつきましては、「2 異常に広域な対象面積と人口について」で回答させていただいたとおり、予定しておりません。
〇市HP/さいたま市レジャープールの整備に向けたオープンハウスを開催しました
都市局/みどり公園推進部/都市公園課
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