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更新日付:2025年10月17日 / ページ番号:C124912

eスポーツ実証事業の結果を報告します

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実証事業の概要

1.目的
eスポーツについて、本市のスポーツ施策への導入可能性の検討のため、子どもを対象にeスポーツの実施がもたらす効果を検証
【検証のポイント】
・スポーツ基本法において、スポーツの実施により得られるとされる「健康及び体力の保持増進」及び「精神的な充足感」が得られるか。
・スポーツへの誘因となるか。

※eスポーツ:「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を 用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、 ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称

2.内容
芝浦工業大学との共同研究
【対象】主に市内に通学する中学生・高校生 57名(男性36名、女性21名)
【方法】以下の4つを30分間ずつ実施し、比較を行う。 
・指先で操作する対戦型のビデオゲーム
・体を動かす要素を取り入れたエクサゲーム
・現実とデジタルを融合させたAR(拡張現実) スポーツ
・スポーツ< 卓球、バスケットボール、バドミントンのいずれか>
測定項目:心拍数、消費カロリー、事前・事後アンケート

ビデオゲーム
ビデオゲーム 
エクサゲーム
エクサゲーム
ARスポーツ
ARスポーツ
スポーツ
スポーツ(バスケットボール)

実証事業の結果

実証結果

・精神的な充足感については、ビデオゲーム、エクサゲーム、ARスポーツ、いずれについても認められました。
・健康及び体力の保持促進については、エクサゲーム及びARスポーツで認められました。
※今回使用したエクサゲームでは、卓球と同程度の運動負荷が認められたましたが、既存の文献、研究事例等の調査結果から低負荷なエクサゲームもあることも確認できています。
※散歩のデータについては、後述する既存のデータから確認しています。

【参考】実証事業(実証実験)の主な データ

1.心拍数、消費カロリー及びMETSの結果(平均)
(対象者に心拍センサーを装着してもらい、心拍数、消費カロリーを記録し、更にその結果を基に身体強度を算出)
生体データ
※1 メッツ:身体活動の強度の単位で、安静座位時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したもの。(出典:厚生労働省ホームページ)
※2 体重50キログラムの場合 
※3 生活活動のメッツ表(出典:厚生労働省ホームページ)

2.アンケートの主な結果
アンケート3

エクササイズ

1-4

1-3

1-6

エクサゲーム体験会の実施

上記の実証事業の結果を受け、さいたま市ではスポーツへの誘因性等が認められたエクサゲームについて、以下のイベント等の中で体験会を実施しています。
日時:令和7年10月19日(日曜日) 9時00分から15時30分まで
会場:岩槻文化公園
※エクサゲーム体験は、体育館で実施します。

・2025大宮区民ふれあいフェア
日時:令和7年10月25日(土曜日)10時00分から15時00分まで
会場:ソニックシティ会場(鐘塚公園、イベント広場、第1展示場) ほか
※エクサゲーム体験は、ソニックシティ会場第1展示場で実施します。

・子どものスポーツ能力測定会、大人の体力測定会 ※参加にはお申込みが必要です。
【1回目】
日時:令和7年10月26日(日曜日)
会場:浦和駒場体育館
【2回目】 
日時:令和7年11月1日(土曜日)
会場:サイデン化学アリーナさいたま

この記事についてのお問い合わせ

スポーツ文化局/スポーツ部/スポーツ政策室 
電話番号:048-829-1737 ファックス:048-829-1996

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