第2次さいたま市がん対策推進計画

計画策定の背景と目的

我が国では現在年間38万人以上の国民ががんにより死亡しており、国民の2人に1人が一生のうちにがんと診断され、3人に1人ががんで死亡すると推計されています。

本市でもがんは、死因の第1位であり、市民の生命及び健康にとって重大な問題となっている現状に鑑み、平成26年6月に「さいたま市がん対策の総合的かつ計画的な推進に関する条例」を制定しました。平成28年3月には「さいたま市がん対策推進計画」を策定し、市民が互いに支え合い、安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指し取組を推進してきました。

こうした背景を基に、本市のがん対策をより一層推進するため、 これまでの取組や国の「第4期がん対策推進基本計画」を踏まえた「第2次さいたま市がん対策推進計画」を策定し、がん患者を含めた市民、事業者、保健医療関係者及び市が一体となってがん対策を総合的かつ計画的に推進します。

計画期間

基本理念

市民が互いに支え合い、がんになっても安心して暮らすことのできる地域社会の実現
 

重点的な取組

1. がん検診の受診率の向上
2. 若年のがん患者への支援及び高齢のがん患者への支援
3. 若い世代に向けたがん教育の推進

計画の体系

第1章 計画の策定に当たって

1. 計画策定の背景と目的
2. 基本理念
3. 計画の位置づけ
4. 計画の期間
5. 計画の進行管理

第2章 がんを取り巻く現状と課題

1. 人口統計
2. がんによる死亡と罹患の現状 
3. がんの予防や検診の現状
4. がん医療の現状
5. がん患者への支援体制の現状
6. 近年の動向
7. 前計画における評価と主な課題

第3章 第2次計画の基本的な考え方

1. 施策の体系図 
2. 重点的な取組
3. 計画の推進に向けて

第4章 具体的な取組について

基本方針1 がんの予防と早期発見の推進
・がんの予防の推進
・がんの早期発見の推進
基本方針2 がん医療の充実
・がん医療の充実
基本方針3 がん患者等の支援の充実
・がん患者等の相談、情報提供体制の充実
・ライフステージに応じたがん対策の充実
基本方針4 がん患者が安心して暮らせる社会づくり
・がんに関する正しい知識の普及啓発
・がん教育の充実

資料

1. 目標指標一覧
2. 計画策定の検討経過
3. さいたま市がん対策の総合的かつ計画的な推進に関する条例
4. さいたま市がん対策推進協議会規則
5. さいたま市がん対策推進協議会委員名簿