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更新日付:2024年9月4日 / ページ番号:C114400
多胎家庭における不安、孤立、産後鬱等の問題を抱える家庭を減少させることを目的として、専門家や多胎育児経験者からの情報提供を行うファミリー教室を開催する。
ファミリー教室は、多胎家庭が参加しやすくなるよう、対面及びオンライン配信で実施する。
【妊娠期からの多胎ファミリー教室を開催します】
単胎とは違う多胎ならではの妊娠・出産・育児について専門の先生をお招きする講座を開催します。また、先輩多胎ファミリーの体験談や地域の保健師による社会サービスの紹介も予定しています。
日時:令和6年10月19日(土曜日)10時から
対象:多胎児を妊娠中のママとご家族
開催:オンライン(Zoom)
参加費:1家族1,000円(教材冊子込み)/先着50名(さいたま市在住の方優先)
※申込方法含め、詳細はチラシをご確認ください。
【令和6年7月7日に妊娠期からの多胎ファミリー教室を開催しました】
当日は、多胎を妊娠中のママとそのご家族が来場され、日本赤十字看護大学教授の講話や先輩多胎ファミリーの体験談、保健師による社会サービスの紹介などのプログラムで開催されました。併せて、会場での参加が難しい方向けに、オンラインも併用しての開催となりました。
初めに、日本赤十字看護大学さいたま看護学部の喜多教授から、多胎妊娠出産の基礎知識について講話がありました。特に、多胎の現状や妊娠中の注意点、家族の協力などについてご説明があり、多胎妊娠中は腰痛やむくみなどのトラブルも発生しやすいといったことについてもお話がありました。その他、出産後の心身の変化についてもご説明があり、マタニティーブルーやパタニティブルーといった状況についても紹介がありました。
次に、4名の先輩多胎ファミリーの体験談の紹介がありました。4名の先輩多胎ファミリーは、多胎を何週目で産んだか、初産なのかなどみなさんケースが異なるため、今回教室に参加した多胎を妊娠中のママとそのご家族に幅広い情報をお伝えしていました。体験談の紹介では、先輩多胎ファミリーが妊娠中に抱えていた想いや考えについても触れたうえで、さらに、実際どう対処したかまでの実践的な内容についても話がありました。
その後は、さいたま市の保健師から社会サービスの紹介ということで、さいたま市で受けられるサービスや相談先などが紹介されました。
最後には、多胎を妊娠中のママ同士、そのご家族同士が交流する場が設けられました。交流の時間では、先輩多胎ファミリーに直接質問をしたり、参加者同士でお互いの状況について共有したりなど、自由に話し合いました。
オンラインで参加された方についても、先輩多胎ファミリーの進行でオンライン参加者の皆さんと対話する場が設けられていました。
多胎ファミリー教室の開催により、困った際の相談先を見つけることや参加者が先輩多胎ファミリー、保健師などとのつながりをつくるきっかけとなり、非常に効果的な講座となりました。
次回の多胎ファミリー教室は、秋頃にオンラインで開催される予定です。
市民局/市民生活部/市民協働推進課 協働係
電話番号:048-813-6404 ファックス:048-887-0164