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更新日付:2014年11月5日 / ページ番号:C020455
東日本大震災のときも、多くの人が家や家族が心配になり、会社、学校、外出先などから一刻も早く自宅に帰ろうとして主要駅や幹線道路は帰宅困難者で混雑しました。
発災直後に状況を確認せず、大勢の人が一斉に帰宅を開始すると、路上や駅周辺が混雑し、集団転倒などに巻き込まれたり、火災や余震による建物からの落下物による二次災害に巻き込まれる恐れがあるなど、大変危険な状態となります。
また、帰宅・送迎の車などで道路が渋滞したり、一斉に徒歩帰宅をはじめた方々が路上にあふれることにより、救急・消防・警察などの緊急車両の通行が妨げられる恐れがあります。
災害発生時には、むやみに移動・帰宅を開始しないでください。
例えば、職場や学校にいるときは、自分の身の安全を確保した上で、落ち着いて状況を把握しつつ、その場に留まりましょう。
東日本大震災では、携帯電話などがつながりにくくなり、家や家族の安否を確認するために、大勢の方が勤務先などから長距離を歩いて帰宅しました。家族の安否が確認できれば、会社に一泊するなど状況が落ち着くのを待ってから帰宅をすることができます。
災害発生直後、しばらくは電話がつながりにくい状態が続きますので、災害時に有効な「災害用伝言ダイヤル171」(固定電話)や「災害伝言板サービス」(携帯・パソコン)などを活用しましょう。
ただし、これらのサービスは安否確認をしたい家族がお互いに利用しないと意味がありません。日頃から災害時の家族との連絡方法を事前に決めておくとともに、毎月1日・15日など体験利用日が設けられていますので積極的に確認・体験しておきましょう。
職場や外出先で災害が発生し、帰宅困難になった場合を想定して準備をしておくことが重要です。職場に留まる場合や徒歩帰宅する場合に備えて必要な物資等を準備しておきましょう。
総務局/危機管理部/防災課 防災対策係
電話番号:048-829-1127 ファックス:048-829-1978