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更新日付:2021年5月20日 / ページ番号:C063827
マイ・タイムラインは住民一人ひとりのタイムライン(防災行動計画)であり、台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものです。 時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待されています。
洪水時に得られる情報は、台風、雨、川、避難と様々です。これらは、時々刻々と変化します。
テレビの天気予報や、パソコン、スマートフォン・携帯電話などで公的機関のホームページを確認し、最新の情報を集めて的確に判断しましょう。
・気象庁防災情報
・埼玉県川の防災情報
・荒川上流河川事務所リアルタイム情報
・利根川上流河川事務所リアルタイム情報
・江戸川河川事務所リアルタイム情報
・さいたま市水位情報システム
災害が発生し、又は発生するおそれがある場合においては、人の生命又は身体を災害から保護し、その他災害の拡大を防止するため、行政より以下のとおり避難情報を発令します。
警戒レベル3(高齢者等避難)が発令された場合:
危険な場所から高齢者等は避難してください。例)高齢者及び障害のある人等、及び支援者の避難
警戒レベル4(避難指示)が発令された場合:
危険な場所から全員避難してください。例)立退き避難又は屋内安全確保
警戒レベル5(緊急安全確保)が発令された場合:
命の危険があります。直ちに安全確保して下さい。例)緊急安全確保
※必ずしも、この順番で発令されるとは限らないので、ご注意ください。また、これらの情報が発令されていなくても、身の危険を感じる場合は避難を開始してください。
〇令和3年5月20日の災害対策基本法の改正に伴い、避難情報の名称等の見直しがなされました。
ハザードマップを確認し、自分の家や職場がどれくらい危険なのかを確認しましょう。
また、避難場所までの道のりを考えましょう。
さいたま市洪水ハザードマップ
〇さいたま市洪水ハザードマップ荒川・入間川版(参考)
自分の住んでいる地区の洪水リスクを知り、台風発生から洪水発生までの間に、「いつ、何をするか」を考えていきます。
・天気予報を注意して見る
・家族の今後の予定を確認
・防災グッズの準備(不足があれば買い出しへ)
・病院に多めに薬をもらいにいく
・家の周りに風で飛ばされそうなものはないか確認
・ハザードマップで避難場所と経路を確認
・インターネット等で、川の水位や川の上流の雨量を調べる(実際に川を見に行くことは絶対にしない)
・改めてハザードマップで避難場所と経路を確認
・高齢者など、避難に時間がかかる人が家族にいる場合には避難を開始する
・避難場所への避難を完了する
・逃げ遅れたら、家の中の安全な場所に避難する
本市においては、「さいたま市マイ・タイムライン」及び、マイ・タイムラインを検討する際に利用する「さいたま市マイ・タイムラインノート」を作成しましたので、各家庭等で活用ください。
【さいたま市マイ・タイムライン】のダウンロードはこちら
【さいたま市マイ・タイムラインノート】のダウンロードはこちら
〇さいたま市マイ・タイムライン
〇さいたま市マイ・タイムラインノート
・台風の進み方、雨の降り方、川の水位の上がり方は洪水毎に異なります。また、氾濫した際の浸水深や浸水継続時間も洪水毎に異なります。想定したとおりに氾濫するわけではありません。
・気象警報、洪水予報、避難情報等は実際の気象や河川の状況に応じて発表・発令されるため、マイ・タイムライン上の時間と一致しないことがあります。
そのため、実際の洪水においてマイ・タイムラインを使用する際には、次の心得を踏まえて行動してください。
心得1:マイ・タイムラインで定めた「何時」は、あくまで行動の目安として認識する。
心得2:洪水時はテレビやパソコンなどで、台風の進路、降雨の状況、河川の水位、気象警報や避難情報等をこまめに収集・確認する。
心得3:収集・確認した情報をもとに、マイ・タイムラインを参考にして、臨機応変に防災行動の実行を判断する。
総務局/危機管理部/防災課
電話番号:048-829-1126 ファックス:048-829-1978