背景・目的
さいたま市の高齢者(65歳以上)は30万人を超えており、バス停や生活に必要な施設等までアクセスすることが困難な高齢者が今後増加していくことが見込まれます。
一方、生産年齢人口の減少や働き方改革によるドライバー不足、人件費・燃料費の高騰による収支採算性の悪化などにより、従来型の公共交通サービスの維持が困難な状況となっています。
さいたま市では、デマンド交通のほか、福祉有償運送やボランティア輸送等の様々な交通モードの導入を検討しています。
現在、
地域主体の共助の取り組みの一環として「グリーンスローモビリティ」の実現可能性、持続性、効果等を確認・検証するための実証実験を行っています。
これまでの経緯
グリーンスローモビリティの特徴
グリーンスローモビリティ(グリスロ)は、時速20km未満で公道を走行することができる電動車を活用した移動サービスの総称です。
従来の公共交通が「はやく」、「時間通りに」、「遠くまで」という特徴に対して、グリスロは「ゆっくりと」、「余裕をもって」、「近くまで」という特徴があります。
グリーン:電動車を活用した環境にやさしいエコな移動サービス
スロー :低速のため景色を楽しむことができる
生活道路などの幅員が狭い箇所でも通行が可能
重大事故発生も抑制
■実証実験における使用車両
| 車両名 |
AR-07(ヤマハ発動機株式会社製) |
| 車両サイズ |
全長3,955mm×全幅1,354mm×全高1,837mm |
| 乗車定員 |
7名(運転手・地域サポーター※除いて利用者は5名定員) |
| 最高速度 |
19km/h |
| エンジン |
EV |
| 主な装備品 |
エンクロージャー(雨風防護用カーテン)、安全ベルト等 |
| 主な特徴 |
低床で乗降しやすい
ドアなしで開放的(車内外のコミュニケーションが取りやすい)
コンパクトで比較的狭い道路でも走行可能 |

写真:ヤマハ発動機株式会社HP
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