大宮駅東口大門町3丁目中地区第一種市街地再開発事業について

　本地区は老朽化した建物や低未利用の土地が多く、まちの賑わいを支える商業施設や企業ニーズに応えるオフィス床が不足するなど、駅前商業地としての土地のポテンシャルが活かされておりません。その一方で、都市計画道路整備の停滞や歩車未分離の狭隘な道路が存置され、回遊性の乏しい場所となっており、地域住民や歩行者の滞留空間となる広場がなく、駅前商業地と住宅地の緩衝となり、都市環境の向上に資する緑が不足することがまちの課題となっています。

　このような課題を踏まえ、土地の大街区化と高度利用により、「東日本の業務中枢機能の集積拠点の形成に相応しい大規模・高規格のオフィス整備」、「ウォーカブルな歩行者環境の整備」、「防災機能強化と環境負荷低減への対応」を実施し、東日本の対流拠点の整備促進を果たす先導的プロジェクトの役割を担うとともに、さいたま市の都市再生に貢献します。
 

 

●位置図

所在地　：埼玉県さいたま市大宮区大門町3丁目内
施行面積：約0.6ha

 

・2022年度 大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合設立
・2023年度 都市計画決定（都市再生特別地区、第一種市街地再開発事業など）
・2024年度 再開発組合設立・事業認可（予定）
・2025年度 権利変換計画認可、工事着手（予定）
・2028年度 施設建築物建築工事完了（予定）

 

規　　模：地下1階・地上21階建（最高高さ約100m）
主構造　：鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造
主要用途：オフィス・銀行・店舗・駐車場

 

イメージパース（提供：大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合 ）