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更新日付:2026年9月3日 / ページ番号:C128389

積水ソーラーフィルム株式会社及び京セラコミュニケーションシステム株式会社と連携し、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実装事業を開始しました

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2050年のゼロカーボンシティの実現に向け、従来の太陽電池の設置が困難であった場所への設置が可能となるペロブスカイト太陽電池等の次世代型太陽電池の社会実装が期待されています。
本市では、市が所有する公共施設に次世代型太陽電池を設置し、効果検証を行うことで、今後の実装期を見据えた公共施設での次世代型太陽電池導入を検討するとともに、市民・事業者への「見える化」を図り、新技術を広く周知することで、企業の技術開発及び社会実装を後押しすることを目的に、事業者公募を実施し3事業者の提案を選定しました。
選定事業のうち、さいたま市立学校体育館屋根を活用したペロブスカイト太陽電池の実装事業を、積水ソーラーフィルム株式会社及び京セラコミュニケーションシステム株式会社とともに開始しました。

この事業は環境省の「令和7年度 脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業)」の第1回公募において、市町村で唯一採択を受けた事業です。また、この補助金を活用し事業が完了した自治体は本市が国内初です。

実装事業の概要

「フィルム型ペロブスカイト太陽電池」を、令和8年8月25日にさいたま市立上小小学校体育館に設置しました。
「フィルム型ペロブスカイト太陽電池」は、従来型と比べて軽く、曲げやゆがみにも強い太陽電池です。設置した学校体育館は、耐荷重不足のため従来型の太陽電池を設置することができませんでしたが、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の特性を活かし設置を行いました。
  • ハゼ式折板屋根である施設を選定し、金具で挟み、屋根に穴を開けずに、安全に配慮して設置しました。
  • 発電した電力は学校で利用し、災害時は非常用電源として活用します。
  • 校舎内モニターで発電量を「見える化」し、行動変容を促します。
設置した屋根の様子
屋根全景
設置されたフィルム型ペロブスカイト太陽電池
設置されたペロブスカイト太陽電池
設置場所 さいたま市立上小小学校(体育館屋根)
導入規模 5.28kW
電池タイプ フィルム型ペロブスカイト太陽電池
電力使途 自家消費
施工 京セラコミュニケーションシステム株式会社
製品

積水ソーラーフィルム株式会社製 SOLAFIL®

期待される効果

CO2削減効果 2.07t-CO2/年(⾒込み)

  • 耐荷重等の問題により従来の太陽電池の設置が困難である施設への新たなアプローチ

  • 類似施設への横展開

  • 市⺠・事業者への新技術の周知・啓発

フィルム型ペロブスカイト太陽電池お披露目式の実施

実装事業の開始にあわせ、環境大臣政務官森下千里様をはじめご関係の皆様にも参列いただき、フィルム型ペロブスカイト太陽電池のお披露目式を開催しました。

式典での記念撮影

【日時】
令和8年8月25日(火曜日)10時から10時20分まで
【場所】
さいたま市立上小小学校

出席者と来賓による挨拶(概要)
挨拶をする清水市長 さいたま市 清水 勇人 市長
「本太陽電池は、これまで耐荷重の制限により設置が困難であった施設へ設置が可能となり、構造上の理由で設置が困難である公共施設を多数有する本市としても大変期待している。このような日を迎えることができたのは、長年にわたり太陽光発電分野で培われてきた豊富な実績と高い技術力の賜物だと感じている。本日お越しの積水ソーラーフィルム株式会社様と京セラコミュニケーションシステム株式会社様に改めて敬意を表するとともに、深く感謝申し上げる。本事業は、環境省の「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデル創出に向けた導入支援事業」に採択していただき、設置ができたもの。森下環境大臣政務官をはじめ、環境省、経済産業省の皆様にも厚く御礼申し上げる。日本の極めて高い技術力を生かした取組については全国に広がるよう、普及啓発を行っていく。」
挨拶をする森下政務官 環境大臣政務官  森下 千里 様
「ペロブスカイト太陽電池は、軽量かつ柔軟といった特徴を有し、従来の太陽光パネルでは設置困難であった場所でも導入可能な、まさに日本の技術力が生み出した新しい再生可能エネルギーの形。何より素晴らしいのは、毎日子どもたちが学ぶ場に設置されたということ。子どもたちは「脱炭素とは何か」を教科書から学ぶだけではなくて、こうして実際の設備を通して学ぶことができる。この取組は未来のエネルギーを作るだけではなくて、未来を担う人材を育てる観点からも重要。私はこのさいたま市から始まる取組が、日本のエネルギーの未来を切り開くものと考えている。ペロブスカイト太陽電池が全国へと広がり、日本の優れた技術が脱炭素社会の実現に大きく貢献する、そのような未来に向けて環境省としても全力で取り組んでまいりたい。」
挨拶をする高子議長 さいたま市議会 高子 景 議長
「フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実装は、全国で3番目、東日本では初めての設置。引き続きゼロカーボンに取り組む先進的な自治体として、これからも様々な施策を推進していくことを期待している。ペロブスカイト太陽電池は、発電量やコストにまだ課題があると聞いている。今後ますますこの技術が発展し、我が国における次世代のエネルギーとして大いに活用されることを心より祈念している。」
挨拶をする竹居教育長 さいたま市教育委員会 竹居 秀子 教育長
「フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、次世代のエネルギー技術として大きな期待が寄せられている。子どもたちが日々学ぶ学校に導入されることで、環境問題や再生可能エネルギーについて実際に見て学ぶ貴重な機会になる。さらに、災害時には蓄電した電力を活用することができることから、避難所となる学校の防災機能の向上や、地域レジリエンスの強化にもつながる。教育委員会としても、こうした先進的な取組を通じて、子どもたちの学びを一層充実させるとともに、本市が目指す「日本一の教育」の実現に向け、グローバルな視野を持って地球規模の課題に挑戦する子どもの育成に努めていく。」
挨拶をする河之口京セラコミュニケーションシステム代表取締役社長 京セラコミュニケーションシステム株式会社 代表取締役社長 河之口 達也 様
「ペロブスカイト太陽電池は注目されていると同時に、施工についてはこれから様々な形状や場所にどう取り付けていけるかというチャレンジが始まったところ。今回の上小小学校の体育館屋根への取り付けをはじめ、こうした社会実装の中で施工事例が積み重なり、色々工夫が生まれて大きなイノベーションがこの先に来るのではないか。薄く、 軽く、曲がるという特性を今後大いに発揮していくためのファーストステップがこの小学校で成し遂げられた。今回の取り組みが全国のモデルケースとなることを我々も誇りに感じている。」
挨拶をする積水ソーラーフィルム上脇代表取締役社長 積水ソーラーフィルム株式会社 代表取締役社長 上脇 太 様
「ペロブスカイト太陽電池にはいくつか種類があるが、フィルム型の特長は、薄くて軽くて曲がる。作り方は、薄いフィルムに材料を印刷のように重ねる。なんといっても、いろんな場所に設置できる可能性が高いというのがフィルム型の大きな特長。耐荷重に懸念がある建築物の屋根への設置はその代表例。上小小学校もそれに該当し実装に至った。電力が必要とされる場所に設置し、環境や地域と共生しながら再生可能エネルギーの拡大に貢献していきたい。再生可能エネルギーの拡大にみならず、万が一の非常用電源、市民の皆様の安心につながれば、という思い。市民の皆さまや子どもたちへの広く周知されるきっかけとなれば非常にうれしい。さいたま市においては、今後新庁舎の計画、次世代太陽電池設置の構想もあると伺っている。引き続き活用いただけるよう、私も全力で取り組んでいきたい。」

体育館前での撮影
後列左から:竹居教育長、積水ソーラーフィルム株式会社上脇代表取締役社長、京セラコミュニケーションシステム株式会社河之口代表取締役社長
前列左から:高子議長、清水市長、森下政務官

製品の説明
展示された太陽電池と取付金具

積水ソーラーフィルム株式会社上脇代表取締役社長及び京セラコミュニケーションシステム株式会社河之口代表取締役社長から、製品や施工方法の説明をいただきました。

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環境局/環境共生部/ゼロカーボン推進戦略課 ゼロカーボン戦略係
電話番号:048-829-1324 ファックス:048-829-1991

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