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更新日付:2024年8月23日 / ページ番号:C000126

さいたま市の大気状況

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さいたま市では大気汚染の状況を把握するために、 市内14ヶ所に測定局を置いて大気の状況を24時間監視しています。
このうち9ヶ所は一般環境大気測定局(一般局)と呼ばれ、住宅地などの一般的な生活空間の大気汚染の状況を監視しています。残りの5ヶ所は自動車排出ガス測定局(自排局)と呼ばれ、 自動車排出ガスによる大気の汚染状況を監視しています。

測定局 大気測定機

測定局

測定局内部の様子

大気汚染測定局一覧・配置図

一般局

自排局

宮原局

北区宮原町4-129 宮原中学校内

大和田自排局

見沼区東大宮1-100-1 大砂土中学校内

大宮局

大宮区大門町3-3 大宮小学校内

三橋自排局

西区三橋5-190 三橋総合公園内

春里局

見沼区小深作268-19 春里中学校内

西原自排局

岩槻区大字岩槻3750 西原中学校内

片柳局

見沼区御蔵551 片柳中学校内

曲本自排局

南区曲本1-21-1 新大宮バイパス沿い

指扇局

西区西大宮1-49-6 指扇小学校内

辻自排局

南区辻8-27-25 辻水深団地西側

岩槻局

岩槻区本町6-175-10 旧岩槻区役所南側駐車場内

城南局

岩槻区笹久保577 城南中学校内

市役所局

浦和区常盤6-4-4 さいたま市役所内

根岸局

南区根岸2-20-13 根岸東児童公園内

測定局配置図
大気常時監視測定局地点図

大気汚染に係る環境基準

環境基本法では、環境基準について「政府は、大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染及び騒音に係る環境上の条件について、それぞれ、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準を定めるものとする。」としており、下表のとおり、大気汚染に関する環境基準を定めております。

物質名

環境基準

観測値の評価方法

二酸化硫黄

1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であること。

短期的評価
連続してまたは随時に行った測定結果により、測定を行った日または時間について評価を行う。なお、1日平均値の評価に当たっては、1時間値の欠測が4時間を超える場合は評価の対象としない。
長期的評価
日平均値の年間2%除外値(1年間の測定を通じて得られた1日平均値のうち、高いほうから数えて2%の範囲にある測定値(365日測定した場合は高い方から7日分の測定値を除外した後の最高値))を環境基準と比較して評価を行う。ただし、2日連続して日平均値が環境基準を超えた場合は環境基準は未達成となる。

一酸化炭素

1時間値の1日平均値が10ppm以下であり、かつ、1時間値の8時間平均値が20ppm以下であること。

浮遊粒子状物質

1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること。

二酸化窒素

1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppm間でのゾーン内又はそれ以下であること。

日平均値の98%値(1年間の1日平均値のうち低いほうから数えて98%目の日平均値(365日測定した場合は低い方から358日目の測定値))で評価を行う。

光化学オキシダント

昼間(午前5時~午後8時)の1時間値が0.06ppm以下であること。

1時間値について評価を行う。

微小粒子状物質(PM2.5)

(1日平均値の)1年平均値が15µg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35µg/m3以下であること。

1日平均値は、日平均値の98%値(1年間の1日平均値のうち低いほうから数えて98%目の日平均値(365日測定した場合は低い方から358日目の測定値 ))で評価を行う。

大気汚染状況常時監視の測定項目

測定項目

各物質の説明

人体等への影響

二酸化硫黄

石油、石炭等を燃焼したときに含有される硫黄が酸化されて発生する。 また、火山ガスなどにも含まれる。

四日市喘息などいわゆる公害病の原因物質であるほか、森林や湖沼などに影響を与える酸性雨の原因物質でもある。

一酸化炭素

炭素化合物が酸素の不十分な条件で燃焼することにより発生する。

血液中のヘモグロビンと結合して、酸素を運搬する機能を阻害するなど影響を及ぼすほか、温室効果ガスであるメタンの寿命を長くすることが知られている。

浮遊粒子状物質

大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が10μm以下のものをいい、ボイラーや自動車の排出ガスから発生する。

大気中に長時間滞留し、肺や気管などに沈着して呼吸器に影響を及ぼす。

窒素酸化物(一酸化窒素、二酸化窒素)

窒素酸化物は、ものの燃焼や化学反応によって生じる窒素と酸素の化合物で、主として一酸化窒素と二酸化窒素の形で大気中に存在する。発生源は、工場、事業場、自動車、家庭等多種多様である。

二酸化窒素は、呼吸器に影響を及ぼすほか、酸性雨及び光化学オキシダントの原因物質でもある。

光化学オキシダント

大気中の窒素酸化物や炭化水素が太陽の紫外線を受けて光化学反応を起こし発生する。

いわゆる光化学スモッグの原因となり、粘膜への刺激、呼吸器への影響を及ぼすほか、農作物など植物への影響も観察されている。

微小粒子状物質(PM2.5)

大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が2.5μm以下のものをいう。

工場や自動車などの排出ガス、海塩といった一次粒子のほか、硫酸塩、硝酸塩などの二次粒子も含まれる。

粒径が2.5μm以下と小さいため、肺の奥まで入りやすく、肺がん、呼吸器系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されている。

区分

測定局名

測定項目

二酸化
硫黄

一酸化
炭素

浮遊

粒子状

物質

窒素

酸化物

光化学

オキシ

ダント

微小
粒子状
物質
(PM2.5)

一般局

宮原局

大宮局

春里局

片柳局

指扇局

岩槻局

城南局

市役所局

根岸局

自排局

大和田自排局

三橋自排局

西原自排局

曲本自排局

辻自排局

常時監視の測定結果

測定結果の速報値

市内全局における測定結果の速報値は、埼玉県ホームページ「埼玉県大気汚染常時監視システム」で確認できます。(測定値は1時間ごとに更新されます。)また、全国の測定データは、環境省ホームページ「環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)」で確認できます。

過去の測定結果は下記ダウンロードファイルをご覧ください。

関連ダウンロードファイル

この記事についてのお問い合わせ

環境局/環境共生部/環境対策課 大気環境係
電話番号:048-829-1330 ファックス:048-829-1991

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