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更新日付:2025年12月24日 / ページ番号:C124380

大宮特別高度救助隊通信

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消防大学校(警防科「土砂災害対策」)教育支援を行いました!

 消防大学校(東京都調布市)とは、総務省消防庁が設置する全国の消防職員のための最高教育機関です。消防行政、指揮、救急、救助、危険物、消防資機材など、より高度な知識、技術を学ぶ場所で各消防本部の幹部候補や専門部門の職員が全国から集まる教育施設です。
 大宮特別高度救助隊は警防科、救助科、高度救助・特別高度救助コースのカリキュラムの一つである「土砂災害対策」について、消防大学校からの依頼を受け、教育の支援を行っています。教育支援は、訓練の立案から講義、実技指導まで多岐に亘り、消防大学校学生の能力向上の一助となっています。 

 今回は、令和7年11月21日(金)に行われた警防科「土砂災害対策」の教育支援の一部を紹介します。
 教育支援当日は、土砂災害に対応するための基本的な講義からはじまり、消防大学校の敷地内に設営されている土砂訓練施設において、実働訓練として基礎訓練(土圧の体験、各種基本的な手技)、ブース訓練(土砂の排出方法の指導を含めた要救助者救出訓練)を大宮特別高度救助隊が支援する形での訓練が行われました。

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訓練の紹介:基礎訓練

 基礎訓練では学生の体の一部を土砂の中に埋めて、要救助者にかかる土圧を体験する訓練を行いました。土圧とは、土砂に巻き込まれた要救助者が受ける土の圧力のことを言います。これは、要救助者に対して非常に負荷の掛かるものであり、救出活動では土圧を軽減するため早急な土砂の排出が必要になります。この重要性を身をもって体験することで、救助活動の質を向上させる訓練です。

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訓練の紹介:掘削方法・救出訓練

 土砂の中に埋没した要救助者(訓練人形)を救出する訓練では、災害状況によって、すり鉢状に掘る方法(安息角掘削)や下方向に土砂を流しながら掘る方法(一方向掘削)といった方法を使って救出活動を行いました。学生同士の連携方法や掘削手技について理解を深める訓練です。

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 全国各地で土砂災害が発生している状況下、この教育カリキュラムの重要性は非常に高いと感じております。大宮特別高度救助隊は、今後も消防大学校での教育支援に全力で携わることで消防部隊の活動能力強化、消防力のさらなる向上に尽力して参ります。

海外でも活躍!国際消防救助隊の合同訓練を実施しました!

 国際消防救助隊とは、海外で大規模な災害が発生した際に日本の高度な消防救助技術と能力を提供するため全国の消防本部から選抜された精鋭部隊のことです。さいたま市からは救急救命士1名を含む11名の隊員が登録されています(大宮消防署からは6名が登録されています)。

梁破壊1
活動の支障となる瓦礫(梁)を破壊
要救発見
瓦礫の中に進入し、要救助者を発見

 令和7年11月6日(木)、7日(金)に、県内の登録隊員全29名が大宮消防署訓練場に集まり、埼玉県下国際消防救助隊員合同訓練が行われました。訓練は、地震災害の被災国において日本の救助チームを2手に分け、2箇所の現場で同時に活動、倒壊した建物の瓦礫に埋まった要救助者計4名を救出する、という内容で行われました。訓練には、国際緊急援助隊の医療チームや専門家チーム(建物構造評価)も参加し、それぞれの立場から「より安全に」「より確実に」「より迅速に」「要救助者のより良い予後」を目指し活動しました。 

医療
医療チームと救出方法について協議
SE
建物構造評価専門家と瓦礫の強度について確認

 大宮消防署特別高度救助隊は、訓練で培った技術を活かし、これからも皆様の安心・安全を守っていきます!

【大宮特別高度救助隊】令和7年度緊急消防援助隊埼玉県土砂・風水害機動支援部隊合同訓練を実施しました!

 令和7年10月9日(木)と10日(金)に、日本工業大学多目的運動広場の敷地内で、埼玉県土砂・風水害機動支援部隊合同訓練を開催しました。
 この合同訓練は、埼玉県土砂・風水害機動支援部隊を編成する各消防本部が合同で訓練を実施するものです。
 今年は、埼玉東部消防組合消防局及びさいたま市消防局の企画により、土砂埋没と浸水域を伴った想定訓練を実施しました。

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土砂埋没
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浸水域
 












 


 大宮特別高度救助隊は浸水域からの救出活動を主に行いました。この浸水域を想定した訓練は本合同訓練では初となる試みでした。
 今回の訓練は、近年発生している記録的な大雨による浸水被害により家屋が倒壊や流出をしたという状況を想定し、泥濘(でいねい)に埋もれてしまった要救助者を探し出して救助するなど、実践的な内容で実施することができ、学びの多いものでした。

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浸水域での検索
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浸水家屋からの救出
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浸水域での搬送 

 近年、多種多様化している自然災害に対応するために、大宮特別高度救助隊は今後も様々な訓練を積んでいきます。ホームページで随時、情報発信をしていきますので、ぜひご覧ください!

【大宮特別高度救助隊】土砂風水害対応のプロフェッショナル・埼玉県土砂風水害機動支援部

 埼玉県土砂・風水害機動支援部隊は近年全国的に多発する大規模な土砂・風水害へ迅速に対応するために編成されている精鋭部隊であり、
埼玉県内では「さいたま市消防局、上尾市消防本部、埼玉東部消防組合消防局及び深谷市消防本部(順不同)」によって組織されています。
大宮消防署からは大宮特別高度救助隊が登録されており、国内での大規模災害発生時には救助工作車、資材車、小型救助車及び土砂災害対応資機材を活用し、人命救助活動を実施します。

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資材車
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資材車 積載資機材一例
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高機能救命ボート
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小型救助車

 大宮特別高度救助隊は土砂崩れや河川の氾濫など様々な災害に対応するため、県内で唯一、高機能救命ボート及び小型救助車を保有しています。しかし、これらを自在に取扱う技術は一朝一夕で身につくものではありません。そのため、隊員たちは日頃から救助技術向上のために厳しい訓練を欠かしません。被災者が土砂の崩落により埋められてしまった現場や急な水位の上昇により避難ができなくなってしまった現場など、様々な災害現場を想定した訓練を繰り返していくことで、どんな状況でも冷静かつ迅速な活動ができるように技術を養っています。

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訓練写真
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訓練写真

 大雨が降るたびに不安になる方も多くいらっしゃると思います。その方々の不安を少しでも取り除くことができるように、訓練だけでなくホームページによる情報発信もしていきますのでぜひ御覧ください。また、さいたま市消防局X公式アカウントでも様々な情報を随時発信しておりますので、ご興味のある方はそちらも御覧ください!

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消防局/大宮消防署/消防2課 
電話番号:048-648-6505 ファックス:048-648-9987

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