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更新日付:2024年7月31日 / ページ番号:C115996
1 開催日時 令和6年7月28日(日曜日) 午前10時~11時30分、午後1時~午後2時30分
2 講師 NPO法人体験型安全教育支援機構
3 対象者 中央区在住の小学1~2年生の児童とその保護者
4 参加者数 23組
最初に保護者の方に、子どもの視野を体験できる眼鏡をしながら会場内を歩いてもらいました。「思ったより全然横から来るものが見えない!」と、子ども達の視野の狭さを実感し、子ども達が車や不審者に注意を払う難しさを共有できました。
次に保護者と子ども達に分かれ講演を聞きました。
保護者の方には、実際に犯罪が起こった現場の写真等を見ながら、犯罪者が人通りを嫌い、自らの逃走経路を確保しやすい現場で犯罪が起こりやすい事や、ごく普通の道でも人通りが途絶えた瞬間に犯罪が起こりうる事、道行く人が不審者に視線を送るだけの「瞬間ボランティア」によっても犯罪が抑制されうる事等を、統計データを用いてご説明いただきました。
子ども達には、紙芝居を通して、不審者に声をかけられた時どうしたらよいかを一緒に考えてもらいました。その後は保護者へ報告する練習してもらうことで、実際に不審者に遭遇した際に、保護者に伝えるんだという心構えをしてもらいました。
座学の後は、保護者、子ども達一緒になって、沢山の体験学習を実施してもらいました。犯罪者が狙いをつける距離を体感していただいたり、不審者を見分ける「はちみつじまん」、危険な場所「ひまわり」を体験セットで実演しながら確認してもらいました。大声を出す、きっぱり断る、第三者に助けを求める、防犯ブザーをならず、ぶんぶんする、じたばたする、走って逃げる、かみつく(最後の手段。歯形が犯人逮捕につながることもある)等、万が一の時、対応できるようにしっかり練習してもらいました。
ご参加いただいた保護者の方からは、
・悪い人が子ども達をねらう場所が意外な場所で勉強になりました。
・悪い人は20m先から子供を狙っている。6mくらいで犯行を決意するという話が印象に残った。
・練習する時間があったことがとても良かったです。
・実際に体験することで、子ども自身もどんなことをするか分かったようで、体で覚えることにつながると思う。大変良かったです。
・とても参考になりました。夜、小6の娘と妻にも内容を共有し、振り返りをしたいと思います。
・一度だけだと、なかなか実際あったときに対応できない可能性があり、定期的にやっていただけると大変嬉しいです。本日はとても為になり、ありがとうございました。
等のご感想をいただきました。
暑い中お越しくださった参加者の皆様、NPO法人体験型安全教育支援機構の先生方、どうもありがとうございました。
中央区役所/区民生活部/総務課
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