（令和6年1月12日発表）さいたま市岩槻人形博物館で企画展「にんぱくの雛祭り―商家に伝わるお雛さま―」を開催します

　岩槻人形博物館では、令和6年1月27日（土曜日）から3月24日（日曜日）まで、企画展「にんぱくの雛祭りー商家に伝わるお雛さまー」を開催します。　

　3月3日の雛祭り。その歴史は意外と新しく、古くから行われていた祓（はらえ）の行事や人形遊びなどが融合し、女子の健やかな成長を祈る行事として「雛祭り」が誕生したのは江戸時代のことです。雛祭りは、武家・公家などの上層の人々から市井（しせい）の人々へと広まっていき、暮らしのなかに根付いていきました。その興隆のなかで、さまざまな様式の雛人形が生み出され、雛祭りを華やかに彩りました。

　開館4周年を迎える当館で、5回目となる雛祭り展。今回は、雛祭りの主な担い手であった”商家”に着目します。各地から寄贈いただいたものを中心に、商家に由来する江戸から昭和期の雛人形を展示し、当時の様子がうかがえる写真なども紹介します。子どもの成長への願いを託され、大切に受け継がれてきた人形たち。商家で催された華やかな雛祭りをどうぞお楽しみください。

　
【主な展示作品】
　
（左から）1「古今雛（こきんびな）」江戸後期から明治期　中井家寄贈　
2「小型御所人形　犬筥持」昭和初期　天野家寄贈　
3「雛道具」江戸後期から明治期　鈴木家寄贈　
4「市松人形　男子」明治22年（1889）　小谷家寄贈
※すべて、さいたま市岩槻人形博物館蔵

1．場所

さいたま市岩槻人形博物館（岩槻区本町6-1-1）
電車をご利用の場合：東武アーバンパークライン（野田線）「岩槻駅」から徒歩約10分
車をご利用の場合：東北自動車道「岩槻IC」出口から約5.5km、車で約12分
駐車場：無料30台
※岩槻人形博物館公式ウェブサイト　https://ningyo-muse.jp

2．観覧料

一般/300円（200円）、高校生・大学生・65歳以上/150円（100円）、小学生・中学生/100円（50円）　　
※（ ）内は20名以上の団体料金。障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額。

3．関連イベント

1．ワークショップ「つくろう、おひなさま～ふじ雛の絵付け体験～」
　日時：令和6年2月11日（日曜日・祝日）　10時から12時まで
　講師：当館ボランティア
　会場：当館会議室
　参加費：400円
　定員：16名　※応募者多数の場合、抽選
　応募方法：（1）往復はがきに、応募イベント名 、郵便番号・住所、電話番号、 参加者氏名（ふりがな）小中学生の場合は学年、保護者氏名を記入し、1月16日（火曜日）までに岩槻人形博物館宛に提出（当日消印有効）
（2）生涯学習システムは締切当日の午後11時59分まで受付

2．スライドトーク「商家に伝わるお雛さま―寄贈品を中心に―」
　日時：令和6年2月17日（土曜日）、3月2日（土曜日）、3月10日（日曜日）　いずれも14時30分から　※30分程度
　講師：担当学芸員
　会場：当館会議室
　定員：30名
　※申し込み不要。当日会議室にお集まりください。　

3．ボランティアによる雛めぐり常設展示解説
　日時：令和6年2月23日（金曜日、祝日）、2月24日（土曜日）、25日（日曜日）、3月2日（土曜日）、3月9日（土曜日）、3月10日（日曜日）　いずれも11時から、14時から　※20分程度
　会場：展示室3
　※申し込み不要、要観覧券、当日展示室前にお集まりください。

4．雛祭りの日にあわせたプレゼント
　日時：令和6年3月3日（日曜日）
　内容：当館展示室をご観覧の方。先着500名にノベルティグッズをプレゼントします。

4．プレスの皆様へ

　プレス内覧会
　プレス関係者限定で実際の展示作品を公開します。
　日　　時：令和6年1月26日（金曜日）　14時から15時まで（受付：13時30分から）   
　会　　場：さいたま市岩槻人形博物館
　内　　容：学芸員による展示解説
　参加方法：「さいたま市岩槻人形博物館プレス内覧会参加申込書」をご記載の上、FAXでお申込みください。

 

5．割引サービス等

6．問い合わせ先