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更新日付:2023年8月31日 / ページ番号:C099103
「さいたま国際芸術祭2023」のプログラムとして、演出家の村川拓也さんにより制作する舞台公演の出演者を公募します。
応募資格は、1)埼玉県内に在住または在勤であること、2)有償、無償にかかわらず「現在仕事をしている、または、仕事をしていた経験がある」ことです。演技の経験は問いません。
「働くこと」から、私たちが生きる「現在(いま)」を共に考えてくださる方の応募をお待ちしています。
『仕事と働くことを演じる2』
“「わたしたち」は、なにを支え/支えられず、なにに支えられ/支えられていないのか――
一人ひとりの「仕事」から見えてくる現在”
障害のある方の介助士、認知症を患った高齢者の外国人介護士、スーパーの店員、カフェスタッフ、図書館司書、食品製造工場スタッフ――出演者自身が実際に日常で従事している仕事の所作そのものと、そこに在る断片的な小さな出来事から舞台を構成し、社会の現実を浮かび上がらせてきた村川拓也。
本公演では、その「仕事」を埼玉県在住、在勤の方から広く公募。働く姿からみえてくる、わたしたちの「現在(いま)」を捉える。
第1回 2023年11月25日(土曜日)17時から
第2回 2023年11月26日(日曜日)15時から
旧市民会館おおみや 大ホール(大宮区下町3-47-8)
6~8名程度(予定) ※応募者多数の場合は応募いただいた内容から選考して決定します。
交通費支給(上限1,000円/日)
2023年8月31日(木曜日)10時から2023年10月1日 (日曜日) 23時59分まで
・16歳以上で、埼玉県内在住で仕事をしている方(他都県含む)、他都県在住で、埼玉県内で働いている方、過去に埼玉県内で働いていたことがある方。
※未成年者の場合、保護者の同意が必要です。
・アルバイト等、仕事の形態や職種は問いません。有償、無償についても問いません。
・国籍は問いません。
・稽古、劇場でのリハーサル、本番に参加できる方。
●稽古:10月17日(火曜日)頃から公演本番まで
週1から3回程度、1回あたり2時間から3時間程度を予定しています。平日昼間/夜間/土日の設定などは参加者の都合(お仕事の事情等)に合わせて個別に調整・決定します。本番近くは稽古回数・時間が増える場合があります。
※稽古会場はさいたま市内を予定しています。
※既にご参加いただけない日程がある方など、 個別のご事情がある場合は、応募フォームに記入してください。
●劇場リハーサル:2023年11月22日(水曜日)から24日(金曜日)まで(予定)
●本番:2023年11月25日(土曜日)17時開演、11月26日(日曜日)15時開演(2回公演予定)
・名前(ふりがな)
・日中連絡の取れる電話番号
・メールアドレス
・現在の居住地域(市町村まで記入)、最寄り駅
・年齢
・性別 (任意)
・次のテーマからいずれか、あるいは複数を選んで400文字程度で作文をお書きください。
「私の仕事」「私が演じてみたい仕事」「仕事の思い出」
・現在の主な活動/所属/職業(任意)
・参加する上でのスケジュールの都合
例:平日日中・夜間は仕事(家族の都合)のため不可、〇月〇日から〇日は参加不可等、特にない場合は、特になしと記入してください。
※応募締切後、10月6日 (金曜日) までに、応募していただいた方全員に参加可否について連絡します。
※記入していただいた個人情報は、本プログラムに関するご連絡・ご案内の目的以外には使用しません。
・応募に関するお問い合わせ
saitama2023.performingarts■gmail.com(担当:武田)
※メールを送付する際は、■を@に変換してください。
<プロフィール>
演出家・映像作家。ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いた作品を、映像・演劇・美術など様々な分野で発表し、国内外の芸術祭、劇場より招聘を受ける。虚構と現実の境界に生まれる村川の作品は、表現の方法論を問い直すだけでなく、現実世界での生のリアリティとは何かを模索する。主な作品に『ツァイトゲーバー』『インディペンデント リビング』『ムーンライト』『Pamilya(パミリヤ)』『事件』など。2016年に東アジア文化交流使(文化庁)として中国・上海/北京に滞在。2022年に第21回AAF戯曲賞にて、『事件』が特別賞を受賞。京都芸術大学映画学科 非常勤講師。
<アーティスト・メッセージ>
わたしは昨年京都で、「仕事」をテーマにしたワークショップとその成果発表『仕事と働くことを演じる』という企画タイトルの作品を上演しました。この作品は、ワークショップに参加していただいた方々に、これまでやってきた仕事や、いまやっている仕事を一人ずつ舞台上で再現してもらうような作品でした。わたしはこれまでも仕事を扱った作品を作ってきましたが、それは友達の介助士さんや、出会いのあった介護士さんたちでした。でも、2021年に上演した『事件』という作品ぐらいから、介助士さんや介護士さんだけでなく、他の職業の方々と一緒に作品を作るようになってきていて、やはりおのずと作品から見えてくるものも違ってきました。いまわたしが関心を持つようになったことは、現在が、「なぜそうなのか」「なぜそうなってしまっているのか」という問題に自分なりに答えを出そうとする態度をどうやって作ることができるか、というややこしい関心です。ややこしい関心で申し訳ないのですが、もし共にこういった問題を一緒に考えていただける方がいらっしゃったら、ご応募いただけると幸いです。なにをやるかというと、京都でのワークショップ同様、ご自身のやってこられた仕事やいまやっているお仕事を舞台上で再現していただくことから始めて、そこから現在のどういうことが見えてくるのか、ということをやります。タイトルも京都でのワークショップ&成果発表につづき『仕事と働くことを演じる2』にしました。一緒に作品を作ってくれる方を募集します。
村川拓也
主催:さいたま国際芸術祭実⾏委員会
企画制作:⼀般社団法人ベンチ
さいたま国際芸術祭実行委員会事務局
担当:青村、田邊
電話:767-5411
FAX:767-5351
スポーツ文化局/文化部/文化政策室
電話番号:048-829-1225 ファックス:048-829-1996