（令和5年4月21日発表）さいたま市立病院に「東館」を開設します

さいたま市立病院では、旧・周産期母子医療センター棟を「東館」と改称し、全面改修しました。
東館の各フロアの概要は次のとおりです。

　東館の外観

1階 救急ワークステーション

医師、看護師及び救急救命士等に対する救急・医療の臨床教育の場とします。

2階 スポーツ医学総合センター

運動・スポーツ領域に特化した診療を開始します。

1 診療開始日

令和5年5月8日（月曜日）

2 施設概要

診察室（2室）、処置室、放射線撮影室、リハビリテーション室

3 主な診療内容

(1)運動・スポーツ領域に特化した診療

　スポーツ障害の治療・予防、競技への早期復帰、競技力向上などを図る。

(2)各種疾患に対する運動療法

　腰痛、関節痛などの整形外科疾患だけでなく、メタボリックシンドロームなどの内科疾患についても診察を行う。

(3)骨粗鬆症の検査、治療

　高精度な検査が可能な骨密度測定器を導入し、早期に治療を開始することで、健康寿命の延伸を目指す。

4 主な設備

(1)放射線撮影室

　ア デジタルX線動画撮影システム
　　動画による撮影が可能であり、静止画に比べて多くの情報を得ることができる。
　イ 骨密度測定器
　　2種類のX線を照射して、迅速かつ精度の高い骨密度の測定ができる。

(2)リハビリテーション室

　ア 三次元動作解析装置
　　複数の特殊なカメラで撮影することにより三次元の位置を割り出し、各部位の動きを分析することで運動失調の程度を測定し評価する。
　イ 三次元加速度トレーニングマシン
　　あらゆる方向からの振動により筋肉に負荷がかけられ、体幹が鍛えられる。

5 診療体制

医師2名、看護師2名、診療放射線技師1名、理学療法士3名

6 病院長コメント

さいたま市立病院は、スポーツ医学総合センターの診療開始によって運動・スポーツ領域の診療の強化と市民の健康増進を図ります。今後も、市民の皆様の期待に応え、地域の基幹病院として質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。

2階 スポーツ医学総合センター  内覧会

スポーツ医学総合センターの市民向けの内覧会を、次のとおり開催します。
・開催日 令和5年5月1日（月曜日）
・時間 14時から16時まで
※事前の申込は不要です。
※開催時間内にお越しください。

3階 シミュレーションラボ

市立病院の医療従事者が高度化する医療技術を効率的に習得し、安全、安心な医療を維持・発展していく研修施設。

問い合わせ先

課名：さいたま市立病院 医事課
課長：増田
担当：栗原
電話番号：873-4167