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更新日付:2025年7月25日 / ページ番号:C123200
日時 |
テーマ |
講師 |
6月2日(月曜日)から30日(月曜日)まで |
ジェンダー主流化ってなに? |
萩原 なつ子さん (独立行政法人国立女性教育会館 理事長) |
1.ジェンダー主流化に関わる用語解説
・ジェンダー主流化の国連の定義について。1997年国連経済社会理事会(ECOSOC)が定義している。
・主流とは何か。UN Womenによる定義。
・ジェンダー主流化とは、一言で言うとジェンダー平等社会を実現するための戦略のこと。
・ジェンダー平等の重要なところは、社会的立場における平等ということ。
・ジェンダー、ジェンダー・ギャップ、ジェンダー・バイアスとは。
2.ジェンダー平等に関わる憲法、条例、法律、政策、制度の説明
・戦略として非常に重要であることについて。
・人権概念の発展に関わる国際条約の背景について。
・日本国憲法の人権条項を書いた女性、ベアテ・シロタ・ゴードンに関わるエピソード。
・人権に関する条項がなく、男尊女卑である明治憲法について。
・物事を決定する一番大事なところ(国会)に女性が少なく、まだまだ主流ではないことについて。
・世界の女性の憲法と言われる女子(女性)差別撤廃条約について。
3.ジェンダー主流化の原則
・ジェンダー主流化を実現するための3原則とは。
・ジェンダー主流化はなぜジェンダー平等達成のための戦略なのか。
・戦略と戦術について。
・ジェンダー主流化のための鍵は何か。
・ジェンダー主流化の手法について。
・ヌエック構想ジェンダー平等のためのジェンダー主流化サイクルについて。
・日本の女性差別撤廃条約批准の条件について。
・男女雇用機会均等法及びその後に続く法律について。
・ジェンダー統計について。
4.自治体のジェンダー主流化の事例
・23区唯一「消滅可能性都市」と位置づけられた豊島区の、持続可能都市を目指した取り組み。
・兵庫県豊岡市の男女格差是正の取り組み。
・山梨県、三重県、埼玉県の取り組み。
・萩原先生のパワフルな講演に元気をもらいました。「政策の窓モデル」という言葉が印象的でした。トップの意識改革が大切なのだと再確認しました。それを実現しながら進んでいる行政があることにある意味希望を持ちました。
・難しいテーマなのかなと思いましたが、萩原さんのお話がとても面白く分かりやすかったです。ジェンダーの歴史に興味を持ちました。
・男女共同参画について、今までの歴史を読んで理解するよりもスッと入ってきて分かりやすかったです。ポジティブアクションの例などとても良かったです。
市民局/人権政策・男女共同参画課/男女共同参画推進センター
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