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更新日付:2024年9月10日 / ページ番号:C116586
日時 |
テーマ |
講師 |
令和6年 8月20日(火)~29日(木) |
映画製作とトランスジェンダー 性的マイノリティのメディア表象を考える |
東海林 毅 さん (映画監督) |
・講師は日本で初めてトランスジェンダー当事者の俳優を一般公募のオーディションでキャスティングした映画作品を監督している。
・同性カップルが行政利用できる制度を自身の作品から紹介。同性愛者を描いた作品は多いが、制度についてはなかなか描かれない。
・なぜ「トランスジェンダー役はトランスジェンダー当事者の俳優に」なのか。
1.雇用機会の非対称性/不平等の問題
2.トランスジェンダーのメディア表象の問題
3.トランスジェンダーのプライドの問題
・トランスジェンダー俳優にも平等に門戸が開かれ、当事者の手でトランスジェンダーの表象が紡がれることを望んでいる。当事者から声が挙がってほしいが現実的には難しいため、今は業界人が積極的に声を挙げて実践することが大事だと考えている。
・実際に制作して起きたこと感じたこと。
・興味のあるテーマでしたが、内容については全く無知でしたので、講座の最初の映画視聴や、説明が分かりやすかったです。
なぜトランス当事者が演じるのか、監督ら映画関係者がどうしてそれを進めているのか、その思いやマジョリティ側の人が気付かない、わからないところがよくわかりました。
・トランスジェンダー女性の役をシスジェンダーの男性が演じることによって、男性が女装しているという誤ったイメージを植え付けてしまうことの問題点に気づいていませんでした。
やはり何事も知ることからスタートすると思います。
ふだん聞いたり目にすることの少ないテーマの内容でしたが、貴重な学びの機会となりました。
ありがとうございました!
・貴重な講演をありがとうございました。表現の世界で当事者が演じることの必要性について納得しました。俳優ご本人が望む形でSOGIESCをオープンにして演じられる環境が整うことで、多様な人材がチャンスを得られ、より豊かな表現世界になっていくだろうと楽しみになりました。東海林監督の作品を見てみたいです。
市民局/人権政策・男女共同参画課/男女共同参画推進センター
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