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更新日付:2023年1月24日 / ページ番号:C094852

【報告】DV防止セミナー

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日時

テーマ

講師

11月1日(火)

~30日(水)

「女性による女性のための相談会」

が必要な理由

松元 ちえさん

(女性による女性のための相談会実行委員会呼びかけ人/ジャーナリスト)  

講義内容

チラシ

1.   相談会の概要
・「女性による女性のための相談会」を始めたきっかけから語る。
・背景として記者で労働組合員である講師が、コロナ禍で派遣切りやシフト減等の労働問題の相談会を都内各地で行っていく中で、一番困っていると思われる女性の相談者の数があまりにも少なかった。
・女性の実行委員たちで、市民団体の女性やメディアにも協力を得て、女性専用テントを設け相談会を実施したところ、女性の相談者が参加したことがきっかけとなる。
・その後、女性実行委員の数も徐々に増え、本格的に女性の相談会が行われるにあたり、花農家から寄付されたチューリップをシンボルフラワーとしたこと、女性支援者や業界から女性の視点での寄付や支援が集まったことについてエピソードを交えながら語った。
・実行委員会のメンバーはあくまで個人参加であり、代表を置かないチーム運営で、それぞれ相談/フォロー、会場設営、受付、マルシェ、カフェ、メディア対応、SNS/宣伝、キッズスペースなどのチームに分かれている。
・それぞれの担当が相談者の立場に立ったきめ細かい対応を心掛けており、相談会はすべて寄付で賄われている。

2.   2021年12月と2022年1月に行われた相談会の内容、実績について説明。
・この会の特徴として中高年、高齢者の参加が多く、IT化に取り残されている人も多いため、チラシの配布や関連団体に声をかけや紹介をお願いして情報共有を図っている。
・相談の特徴、社会背景。女性が抱える問題の背景について細かく説明。
・相談会に参加した女性の感想を何件か紹介。何回も参加される女性や、もっと頻繁の開催や常設を望む声も多い。
・実行委員は他の仕事で働いている人も多いため常設開催は難しいこと、また、相談者が求める相談員像として怒らない人、否定しない人、怖くない人を希望する声が多かった。

3.   まとめ
・ニーズにあった支援から生まれるプラスとして、相談会は女性にとって安心・安全な場所であること、単発の相談会でなく伴走型支援の必要性があること、上から目線にならない偉そうな相談会にはしないことなどを説明。
・相談票から見えてきた問題をまとめ、女性たちに何が必要なのか、どんな制度や政策が必要なのか、その声を届けるべく報告と提言を冊子にして紹介。
・相談会は都内に限らず全国各地に広がっている。
・最後に、各地で実施する時に一番大切にしたいと思っている理念は、偉そうでない、上から目線でない、当事者として寄り添ったピア・ツー・ピアの相談会で、女性が安心できる安全な場所を作っていく、そういった相談会にしていただけたらとの思いで活動していると述べた。

受講者の声

・女性の置かれている状況と実際の相談会の様子やそこで大切にされていることをお聞きすることができ、私自身が日々の中で疑問に思っていることと繋がる面があり学びになりました。(一部抜粋)
・女性もやはり相談しにくいと感じることがたくさんあるんだと気が付かされました。(一部抜粋)

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市民局/人権政策・男女共同参画課/男女共同参画推進センター 
電話番号:048-643-5816 ファックス:048-643-5801

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