ページの本文です。
更新日付:2022年10月16日 / ページ番号:C092414
日時 |
講座名 |
講師 |
令和4年 8月21日(日) ~31日(水) |
女性の知恵で社会をデザインする講座 |
岩本美砂子さん (三重大学名誉教授) |
「政治での意思決定を私たちのものにするために」をテーマに、講義を実施いただきました。
・現在の日本のジェンダーギャップ指数116位は、女性議員の比率が著しく少ないことが大きな要因。
・日本の女性が政治に参加するまでの歴史的な背景とその要因について。
・諸外国では1960年代後半には、女性の労働者としての活用に伴い政治へ関心が高まったが、日本では専業主婦に不満が少なくケアの担い手として制度化。
・その後、男女雇用機会均等法や日本型経営の行き詰まりにより、女性の政治参加が増す。
・日本の女性議員は国会よりも地方議員が少ない。
・政治と女性として、クオータ制度が世界140か国で導入。
・日本でも女性議員を増やすための方策として
クオータ制やポジティブアクションを導入する
女性リーダーの育成や選挙に出やすい環境の整備
政党交付金を女性候補者比率に連動させる等
・最後に、女性議員育てていくために、社会活動における仲間づくりが必要である。
・なぜ日本は(私たちの身近なところは)女性参画が進んでいないのかがよくわかりました。長い歴史で作られた固定観念をまずは女性の側からアップデートしなくてはと思います。大変充実した講演でした。ありがとうございました。
・政治の事は今まであまり関心がなく、知識がない中で講座を視聴しました。切り口が女性となると、興味を持ち受講できました。理解も進み、今後は政治に関心を持とうと思いました。家で気軽に受講できるシステムで良かったです。ありがとうございました。
市民局/人権政策・男女共同参画課/男女共同参画推進センター
電話番号:048-643-5816 ファックス:048-643-5801