「付加価値型公衆喫煙所」の設置を求める要望書

件名

「付加価値型公衆喫煙所」の設置を求める要望書

受理日

令和6年3月22日

 要望事項

市内の市民が多く集まる場所に、たばこを吸う人達が安心して喫煙できる「公衆喫煙所」の設置を要望します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同時に、たばこを吸わない方にもご迷惑をおかけしない喫煙設備や機能の設置（例：ブースやパーテーション、分煙機器等）、更には、上記の喫煙所としての希望だけではなく、何らかの付加価値を付与した「付加価値型公衆喫煙所」の設置を要望します。

 回答内容

日頃から、本市の市政運営に多大なる御理解、御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。令和6年3月22日付で要望がありました標記の件につきまして、次のとおり回答いたします。
本市では、「さいたま市路上喫煙及び空き缶等のポイ捨ての防止に関する条例」を制定し、路上喫煙がもたらすやけどなどの危険等を防止することを目的に、乗降客数が多く、人の往来が特に激しい市内12駅周辺の公道部分等について「路上喫煙禁止区域」に指定し、分煙環境整備のため指定喫煙場所を設置しております。 
指定喫煙場所の設置につきましては、厚生労働省の「屋外分煙施設の技術的留意事項について（通知）」に基づき、非喫煙者に配慮したパーテーション型やコンテナ型の喫煙場所を設置することが求められており、本市が指定する「路上喫煙禁止区域」における今後の駅前再開発や歩行者の動線などを考慮しつつ、そのあり方を見直していく必要があると考えております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本市には面積的に恵まれた駅前広場が少なく、新たな施設の整備に際しては財政的な負担が大きいなどの課題もございますが、非喫煙者の方々に配慮した分煙設備の重要性は認識しており、御提案をいただきました「付加価値型公衆喫煙所」のような喫煙者・非喫煙者双方に受益をもたらす施設の設置は、意義深いものと考えております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このことから、引き続き地域の御理解、設置に適したスペースの確保などの諸条件が整い新規に設置できる目途が立った際、また今後見込まれる指定喫煙場所の建て替えの際には、「付加価値型公衆喫煙所」も含めた本市にとってより良い分煙環境の整備を検討してまいります。　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今後も御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 

所管課

環境局資源循環推進部資源循環政策課