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更新日付:2025年12月8日 / ページ番号:C126197

工事監督におけるワンデーレスポンスの実施について

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ワンデーレスポンスについて

 工事監督におけるワンデーレスポンス とは、監督員が個々において実施していた「現場を待たせない」、「速やかに回答する」という対応をより組織的なものとし、工事現場において発生する諸問題に対し、より迅速な対応を実現する取組みのことです。

期待される効果

『手持ちの減少による効率的な現場施工の実現』
 ・現場での手待ちが減少し、効率的な現場施工が可能となる。
 ・回答日を予告することにより、現場では次の段取りが可能となる。

『現場トラブル拡大の防止』
 ・受注者が綿密な施工計画に基づいて工程管理を行うことは、不測の事態が発生した際の対応が適切に行われることが期待できる。
 ・トラブル発生の際の回答期限を短縮するばかりでなく、トラブルの拡大を防ぐことにもつながる。

『報告・連絡・相談による情報共有の実現』
 ・現場の問題点や進捗状況等の情報が共有され、様々な視点からの把握が可能となる。

『スピード感を要求されることによる緊張感や意識改革』
 ・発注者の「技術力」も必要となるため、学習や知識の蓄積が不可欠となる。
 ・すばやい対応を要求されることから緊張感が生じ、業務に対する意識の改革につながる。

『経験・技術力・判断力などの伝承』
 ・自発的なOJT(職場内訓練)が実践され、コミュニケーションの向上や技術の伝承につながる。

『行政サービスの向上』
 ・工事が円滑に行われ、工事目的物が早期に完成することは、その効果を早く市民に提供すること ができ、周辺の住民への工事の影響も少なくなる。
 

実施方法

 基本は「即日対応」(詳細は実施要領の別紙「ワンデーレスポンスの組織的な対応フロー」による )

ア 受注者からの質問、協議への回答は、基本的に「その日のうちに」とする。
イ 即日回答が困難な場合は、いつまでに回答が必要なのかを受注者に確認のうえ「回答期限」を予告するなど、次の段取りができるような回答をその日のうちにする。
ウ 予告した「回答期限」を超過する場合は、明らかになった時点で速やかに受注者に新たな「回答期限」を連絡する。
エ 措置し得ない事項や判断が困難な場合は、上司に相談し回答する。
オ 受注者から的確な状況の資料等による報告を早期に受けることが前提となるため、受注者に対しても、「ワンデーレスポンス」の意義と目的を周知することとする。
カ 受注者からの質問、協議は原則として工事記録等(指定様式)で受付けるものとする。なお、緊急を要する場合など、現場や電話等での対応も可能とするが、速やかに文書化するものとする。

その他

・本制度の対象は、特記仕様書に「ワンデーレスポンス実施対象工事」であることが記載されます。
・詳細につきましては、添付ファイルをご確認ください。

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建設局/技術管理課 技術管理係
電話番号:048-829-1515 ファックス:048-829-1988

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