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更新日付:2021年4月1日 / ページ番号:C032771

計量について

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計量について

計量とは「はかる(計る、量る、測る)」ことです。
私たちの日常生活では、さまざまな場面で「はかる」ということが行われています。この「はかる」という行為が不確かであると、社会活動に大きな影響が出てしまいます。「はかる」基準を定めて統一させることはとても大事なことです。この基準こそが「単位」です。
「はかる」単位に関して日本では、701年につくられた大宝律令によって制度としての計量がはじめて制定され、「尺」などの単位が用いられました。その約890年後に豊臣秀吉が行った太閤検地において、「物差し」や「升」などが統一された基準で使われることになりました。

世界では、1790年にフランスで議論が始まり、1870年に統一のための国際会議(国際メートル委員会)がパリで開かれました。そして1875年、17か国でメートル条約が締結され、我が国も1885年に加盟しました。
現在では国際度量衡総会にてメートル、キログラムといった国際単位系(SI)が定められ、計量単位の国際的統一が図られています。

近年、国際単位系(SI)に変化がありました。なかでも質量(kg)はこれまで、フランスのパリにある「国際キログラム原器」が世界標準とされており基準が定められていましたが、2018年に新しい基準が国際度量衡総会で決定され、プランク定数で定義されることとなりました。わが国でもこれをもとに計量単位令によって改正され、2019年5月20日より施行されています。

このように長い年月をかけて誰でも同じように「はかる」ことができる社会が国際的に築かれたおかげで、私たちは近所のスーパーの買い物からインターネットを使った世界での買い物まで安心して行うことができるのです。

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経済局/商工観光部/経済政策課計量検査所 
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