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更新日付:2023年8月25日 / ページ番号:C021543
マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型のダニで(吸血前で3から4ミリメートル、吸血した後は1センチメートル程度になることもあります)、主に森林や草地等の屋外に生息しており、市街地周辺でも見られます。広くアジアやオセアニアに分布しますが、日本でも全国的に分布しています。
※マダニと家庭内に生息するダニ(食品等に発生するコナダニや衣類や寝具に発生するヒョウヒダニなど) とでは種類が異なります。
平成25年1月に、ダニ媒介性の新しい感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が、日本国内で初めて確認報告されました。現在も西日本を中心に発生が報告されています。
ダニの媒介する感染症としては、このほかに日本紅斑熱やライム病、ツツガムシ病が知られていますが、多くの場合は、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染しています。
これらの感染症に感染しないようにするには、マダニに咬まれないようにすることが重要です。特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。
保健衛生局/保健所/環境薬事課 環境衛生係
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