ページの本文です。
更新日付:2024年4月1日 / ページ番号:C092813
男女ともに40歳を過ぎた頃から、ホルモンバランスの影響により、様々な体調不良や情緒不安定などの症状が現れやすい時期となります。
女性の場合は、閉経を挟んだ前後各5年、合計10年間を更年期といい、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少することによって、多くの方に症状が現れます。
男性の場合は、30歳以降、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が減少し始め、40歳代後半で症状が現れることがありますが、女性の場合と比べ、分泌量の変化が緩やかなため老化現象の一部と認識されて、気づかれないこともあります。
更年期に起きるさまざまな症状を更年期症状といい、日常生活に支障がある場合を更年期障害といいます。
女性:<身体的症状>のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動悸、息切れ、頭痛、めまい、肩こり、頻尿、尿漏れなど
<精神的症状>不安、不眠、イライラ、うつ症状など
男性:<身体的症状>ほてり、発汗、筋力低下、倦怠感、頭痛、めまい、耳鳴り、性欲の減退、性機能不全(ED)など
<精神的症状>不安、不眠、イライラ、うつ症状など
※症状の出方や程度は個人差があります。
更年期は誰もが迎える節目ですが、その時期の変調の一部に病的なものもあります。また、他の病気が隠れている可能性もあるため、「症状が持続する」「重症化していく」等がある場合には、更年期外来や婦人科、かかりつけ医等にご相談ください。
また、当事者だけでなく、周囲の人たちのサポートも必要です。身近な人に自分の健康問題について相談し、理解してもらいながら更年期を上手に乗り切りましょう。
各区役所保健センターでは、更年期症状を含め、健康に関する相談を受け付けています。
詳しくはお住まいの区の保健センターへお気軽にご相談ください。
<女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班)(外部リンク)>
・更年期障害セルフチェックはこちら(新しいウィンドウで開きます)
・「早めの相談がカギ 更年期に多い症状と病気」はこちら(新しいウィンドウで開きます)
<働く女性の健康応援サイト(厚生労働省)(外部リンク)>
・更年期世代の働く女性の方はこちら(新しいウィンドウで開きます)
保健衛生局/保健所/健康支援課 保健支援係
電話番号:048-840-2214 ファックス:048-840-2229