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更新日付:2024年9月1日 / ページ番号:C050097
事故やケガを予防するため、市民団体や企業、警察、市などでネットワークを作り、データ(根拠)に基づいた取組を行い、市民が安全に安心して暮らせるまちづくりを進めることです。日常生活の中で市民の健康を阻害する要因としては、主に病気、ケガが考えられます。
病気については、健康診断など、予防に対する考えが進んでおります。しかし、ケガについては予防の概念が少なく、セーフコミュニティをケガ予防の手法として活用します。
セーフコミュニティに取り組むことで、3つの効果が生まれます。
(1)事故やケガの減少
(2)地域団体、市民団体、事業者、行政等の連携による地域の活性化
(3)国際標準を満たした安心安全な都市としてのイメージアップ
これらの効果を高めることで、取組の効率化(協働体制・PDCAサイクルの導入)、地域力の育成(リーダ―シップ、オーナーシップ、パートナーシップの向上)、社会損失の軽減(人材育成、経済効果の向上 など)も期待できます。
セーフコミュニティ活動は、次の6つの指標に基づいた取り組みです。
指標1:ガバナンス-地方自治体の行政体制と連動・融合した、分野横断的な組織が持続的な傷害予防及び安全向上の取組み(を推進する)
指標2:サーベイランス-問題把握、リスクアセスメント、予防対策立案のために外傷及びその原因に関するデータを収集・分析し、その結果を周知させる仕組み(を設置・機能させている)
指標3:包括性-傷害予防・安全向上の好事例をベースとした、全ての性別・年齢・環境を対象とした取組み(を推進している)
指標4:脆弱集団-弱者集団・ハイリスク集団及び環境を対象とした取組み(を推進している)
指標5:評価-取組みのプロセスと効果の測定及び継続的なセーフコミュニティのプログラムとプロジェクトの改善(を実施している)
指標6:ネットワーク-国内・国外のセーフコミュニティネットワークに継続的に参画(している)
いずれの指標も活動を進めて行く上で、欠くことはできませんが、特に重要なのは、根拠となるデータに基づいた取り組みを行うこと。また、さまざまな団体や企業、多くの市民の皆様に参加していただくことです。
興味、関心がある方は、お気軽にお問合せ下さい。
また、出前講座も開催しておりますので、下記リンクからお申し込みください。
さいたま市/出前講座 (city.saitama.jp)
総務局/危機管理部/危機管理課
電話番号:048-829-1125 ファックス:048-829-1936