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更新日付:2023年1月4日 / ページ番号:C092436
私は高校生のときに目の前でけがをした人に対してなにもすることができなかったことがあります。何もできなかった自分が悔しく、人のために目の前で活躍する救急隊の姿を見て憧れ、私も救急隊になりたいと思ったことがきっかけです。そして、救急救命士の資格がとれる大学へ行き、消防士になりました。
現在は119番通報を受ける指令センターで働いています。119番通報の内容は、ほとんどが救急車の要請ですが、皆さん慌てて電話をかけてこられます。いかに早く情報を収集し、1秒でも早く消防車や救急車を災害現場へ出す必要があるため、緊張感があり判断力を必要としますが、とてもやりがいがある仕事です。
救急隊になりたいと思い消防へ入職しましたが、現在までに消防隊・救急隊・指令センターと様々業務を通して経験の積むことができました。指令センターでは災害の全容を知ることができるので再び現場に戻った際は、この知識や経験を活かしていきたいと思います。また、さいたま市消防局では、子育てが落ち着き、現在は消防隊や救急隊として現場で活躍している女性先輩職員がたくさんいますので、私も先輩職員の皆様のように、仕事も生活もステップアップしていきたいと思っています。
消防の仕事について、私も入職前は体力面や精神面で男性職員と同等にやっていけるか不安だらけでした。実際に災害現場や日々の訓練では大変なことはありましたが、一人でできなければできるためにどうすればいいか仲間と一緒に解決して取り組みます。そこには男女差なんて関係ありません。これからは女性と一緒に働くことが当たり前となっていくため、入職するみなさんにはたくさんのことにチャレンジし活躍してほしいと思います。
消防局/総務部/消防職員課
電話番号:048-833-7387 ファックス:048-833-7641