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更新日付:2023年11月16日 / ページ番号:C076011
高校生の頃、人の命に携わる仕事がしたいと思い、当時、進路指導などを担当していた教師である父親に相談してみたところ、「女性で持っている人が少ない救急救命士という資格があるみたいだよ。今、女性の救急救命士は必要とされているから目指してみてはどうか。」と、勧められました。父親の話を聞き、自分で調べてみたところ志の高い資格であると感じたため、救急救命士の資格を取得することができる大学へ進みました。そこで初めて消防吏員にならなければ救急救命士の資格を生かせないということを知ったため、大学に入学したばかりの頃は正直、自分が消防吏員になるとは思ってもいませんでした。
しかし、大学2年生の頃に行った救急車同乗実習で初めて救急車に乗り、そこで出会った女性の救命士の方に憧れを抱きました。その方は、救急隊の中で誰よりも傷病者に対して優しく、細かいところまで気が利く方であったため、関わった全ての傷病者の方々の心を救えているのではないかと感じました。言葉遣いや行動、目線など全ての動作において本当に優しい方の活動を目の当たりにしたことで、私もこんな救急救命士になりたいと強く思うようになりました。そして、その時から消防吏員を志すようになり、必死に勉強しました。
救急隊として、傷病者の方々の気持ちに寄り添えるような話し方や態度を心掛けたことによって、「あなたが居てくれて良かった。」と言っていただけたときは本当に嬉しかったです。
体力面や経験の面などで他の救急隊の方々よりも劣る部分がたくさんあり、悔しく思うこともありますが、その様に言っていただけたときは、救急隊を目指して良かったと思いました。
休日は友人とご飯に行くことが多いです。様々な職種の友人がいるため、同じ消防官の友人とは同じような悩みを話し合うことができ、違う職種の友人とはプライベートな話やそれぞれの仕事の話ができるため、ストレス発散になったり、良い刺激になったりしています。
救急隊として様々な現場に出場し、知識や技術を身に付けていくことが現在の1番の目標です。
また、今後も女性消防吏員が増えるように、消防局の女性消防吏員活躍推進事業の取組にも携わってみたいと考えています。
消防局/総務部/消防職員課
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