市有建築物の耐震性に係るリストについて

大規模災害時、市有建築物は、避難所や防災拠点として重要な機能を果たします。このため、さいたま市では、避難弱者の利用する施設、防災上重要な施設をはじめとして優先順位を定め、耐震診断・耐震改修等を行い、市有建築物の耐震化を順次進めています。
つきましては、市民に施設の現状を御理解いただくため、耐震診断を行っている主要な市有建築物（739棟）について、令和6年4月1日現在の耐震性に係るリストを公表します。
なお、耐震化の対象建築物は、昭和56年（1981年）6月以降の新基準の建築物を含み1,494棟あり、耐震化率は、令和6年4月1日現在99%になっています。

1 優先順位の考え方

2 耐震性能ランク判定基準

昭和56年（1981年）6月に改正建築基準法が施行され、建築物の設計基準が改正されています。
昭和56年（1981年）5月以前の旧基準の建築物（以下「旧基準」という。）は、耐震診断で算出される構造耐震指標に基づき、ランク付けを行っています。

（補足）
構造耐震指標以外の理由で耐震改修を行う場合があります。
構造耐震指標は用途及び構造の種類によって異なります。

3 市有建築物の耐震性能の現状

耐震性能を有する建築物は、耐震改修済の建築物、ランク1と判定された建築物、移転・解体等を行う建築物であり、735棟となっています。
耐震性が十分でない建築物は、ランク2、ランク3と判定された建築物であり、4棟となっています。

耐震性に係るリストは、以下のダウンロード先を参照ください。
※耐震性に係るリストについては、令和6年4月1日現在の施設の状況であり、その後の施設の状況により変更となる場合があります。

ダウンロード

• 耐震改修済（581棟）（PDF形式 138キロバイト）
• ランク1（耐震性が確保されている 151棟）（PDF形式 109キロバイト）
• 移転・解体等（3棟）（PDF形式 55キロバイト）
• ランク2（耐震性がやや劣る 1棟）（PDF形式 55キロバイト）
• ランク3（耐震性が劣る 3棟）（PDF形式 62キロバイト）

（補足）
ダウンロード先の耐震性に係るリストの構造種別は、以下のとおりです。

• SRC：鉄骨鉄筋コンクリート造
• RC：鉄筋コンクリート造
• S：鉄骨造
• CB：コンクリートブロック造
• W：木造

4 対象施設用途別の内訳