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更新日付:2024年12月16日 / ページ番号:C096161
野外水道講座として、中学生以上を対象に、さいたま市の水源のひとつである利根川水系の八ッ場ダム見学会を実施しました。この見学会を通じて、治水や利水などの役割を持つダムの多機能性を認識するとともに、水の大切さや水源地の役割についての理解を多世代に広げることを目的としています。
11月30日(土曜日)に群馬県吾妻郡長野原町に位置する八ッ場ダムを見学しました。八ッ場ダムは、利根川上流ダム群の中で、洪水調節容量と集水面積が一番大きいダムです。
当日は、39名の参加がありました。
はじめに、会議室で八ッ場ダムの概要について説明を受けました。
八ッ場ダムの目的や役割、計画から完成までの経緯、建設工事時の出来事などについて、詳しく教えていただきました。
続いて、ダム上部を見学しました。
まず、ダム湖(八ッ場あがつま湖)周辺についてや、ダム上側から見える設備などの説明を受けました。
その後、八ッ場あがつま湖を背景に、記念撮影を行いました。
続いて、ダム最上部にある非常用の放流設備 「クレストゲート」を見学し、ゲートの役割や構造について説明を受けました。
普段は立ち入ることの出来ない場所に入れていただき、間近でゲートを見ることができました。
続いて、ダム上部と下部を結ぶ「フーチング階段」を下り、ダム下部まで移動しました。
高さ79メートルの階段を下りることで、ダムの大きさを身体で感じることができました。
最後に、ダム堤体を背景に集合写真を撮りました。
八ッ場ダムは高さ116.0メートル、長さ290.8メートル、体積991,000立方メートルで、とても迫力がありました。
アンケートのご協力ありがとうございました。
「八ッ場ダムの歴史と役割を知ることができて、勉強になった」、「試験湛水開始直後の台風で早速洪水を防いだことや、ダム完成後は渇水が無い点が印象的だった」、「治水についても関心があったので、過去の水害の映像を見てダムの大切さがよく理解できた」、「ダム横の階段を降りたことで、ダムの大きさを理解することができた」、「ダムをもっと見学したかった」などの感想・意見がありました。
野外水道講座を通して、ダムの目的や役割、水源地や水の大切さなどの理解をより深めていただけたと思います。
朝早くから夕方まで長時間の開催となりましたが、ご参加いただきありがとうございました。
水道局/業務部/水道総務課 広報・防災係
電話番号:048-714-3069・3071・3182 ファックス:048-832-5929