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更新日付:2024年12月16日 / ページ番号:C117847
安全でおいしい水を蛇口から直接飲用できるという日本の水道の文化を育み、次世代へ継承する取り組みとして、教育委員会と連携し、「小中学校飲用水直結化推進事業」を立ち上げ、今までよりも新鮮な水道水が飲める環境を整備しました。
(1)事業名
小中学校飲用水直結化推進事業
(2)実施対象
さいたま市立の全小中学校
※教育委員会による改修、修繕等で既に直結化されている学校及び直結化予定の学校を除く
※全160校(令和6年度時点)のうち、水道局が104校を施工
(3)実施期間
平成24年度から令和6年度まで
学校の屋外水飲み場の給水方式を受水槽式から直結式へと切り替える工事を実施しました。
受水槽式・・・配水管から送られてきた水道水を受水槽と呼ばれるタンクに一度貯めてから蛇口等へ給水する方式
直結式・・・・配水管から蛇口等へ直接給水する方式
多くの学校は、配水管から送られてきた水道水を受水槽に一度貯めて給水する受水槽方式であるため、 土日や夏休み等の休日に水が滞留し外気で温められた水が蛇口から出てくることがありますが、直結式に切り替えたことにより 、配水管から直接蛇口まで給水されるので、今までよりも新鮮で冷たい水が飲めるようになりました。
また、本事業で新設した埋設給水管は、耐震性能を有しているため、災害時に受水槽がポンプの故障等により使用できなくなった場合でも、配水管等に断水が発生していなければ、屋外水飲み場まで水道水が届けられる環境となりました。
◆屋外水飲み場直結化のイメージ図
子供たちに水道に興味を持ってもらい、蛇口から水を飲む機会を拡大していくため、インパクトのある水飲み場の新設、既存水飲み場の美化(塗装の塗り替えやタイル張り)、特殊な形をした水栓の設置等を、学校からの要望に応じて実施しました。
また、子供たちに事業内容を分かりやすく伝えるため、全校児童・生徒に向けてお知らせビラを配布したり、直結化した水飲み場が一目で分かるようにPRプレートの設置等を行いました。
直結化工事の完了後は、大勢の子供たちから、「冷たくなったから、より飲むようになった」、「水道水が今まで以上においしく感じられるようになった」、「外観がきれいになったので、みんなの『飲んでいいんだ』という認識が高まった」といった好意的な声を聞くことができ、水道水へのイメージアップが図られました。(令和5年度アンケート結果)
◆新設した水飲み場
◆既存水飲み場の美化
◆特殊な形をした水栓 ◆PRプレート
水道局/業務部/給水装置課 設備改良係
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