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手術支援ロボット「ダビンチ(da Vinci)」は、医師が操作する高度な医療機器で、精密で繊細な手術操作を可能にするために開発されました。
高精細3Dカメラや多関節の手術用アームにより、従来の腹腔鏡手術以上の操作性と視認性が確保でき、患者さんの身体への負担軽減が期待される低侵襲手術として注目されています。
当院では、2018年からダビンチを用いた低侵襲手術を導入しています。






ダビンチは医師の手の動きを、より細かく精細な動きに変換します。
当院では、ダビンチ手術に関わる医師・看護師・麻酔科医などが連携し、
安全で質の高い手術を提供できるようチーム医療体制を整えています。
また、地域の中核病院として、
「市内で高度な治療が完結できる」ことを大切にしており、
地域の医療機関とも連携しながら、必要な患者さんへ速やかに手術を提供できる体制を構築しています。
2019 年度から 2025年度まで、さまざまな領域で手術件数が増加しています。安全で質の高いロボット手術を継続的に提供しています。

当院では、各診療科の専門医が連携し、以下の疾患に対してダビンチ手術に対応しています。
前立腺、腎臓、膀胱、腎盂
肺、縦隔
直腸、結腸、肝臓、膵臓
1.外来受診
当院でのロボット支援手術(ダビンチ手術)をご希望の方は、まず現在の主治医の先生へご相談のうえ、紹介状の作成をご依頼ください。
紹介状をご持参のうえ、該当診療科(泌尿器科・消化器外科・呼吸器外科など)を受診していただきます。
2.検査
血液検査、CT、MRIなど、必要な検査を行います。
3.手術方法の説明
検査結果をもとに、担当医が患者さんの状態に適した治療法をご説明します。
4.入院・手術日程の調整
手術方針にご同意いただいた後、入院日・手術日を決定します。
5.手術・術後管理
ロボット支援手術を行い、術後は慎重に経過を観察します。
6.退院後のフォローアップ
退院後も外来で経過観察を行います。
患者さんの病状や全身状態、基礎疾患・合併症などによっては、ロボット支援手術が適さない場合があります。その際は、他の治療法をご提案します。
A. ダビンチ手術は、所定の認定を受け、十分なトレーニングを積んだ医師が行います。ロボットは医師の操作を補助するためのものであり、ダビンチが自動的に判断したり、単独で動作したりすることはありません。医師がロボットの特性を活かし、より正確で繊細な手術を行う方法とご理解ください。
A. 切開の大きさや、身体への負担に違いがあります。開腹手術は、お腹や胸を大きく切って行う手術です。一方、ダビンチ手術(ロボット支援手術)は、小さな切開部から行う低侵襲手術で、術後の痛みや回復の面で身体への負担が少ないとされています。最適な手術方法は、病状や患者さんの状態を考慮して、担当医が判断します。
A.どちらも傷を小さくする低侵襲手術ですが、手術の操作方法や見え方に違いがあります。内視鏡手術は、医師がカメラ映像を見ながら、直接器具を手で操作して行う手術です。一方、ダビンチ手術(ロボット支援手術)は、医師が操作台からロボットを操作して行います。ダビンチ手術では、高精細な3D映像による立体的な視野や、多関節の器具を使用できるため、より繊細で精密な操作が可能とされています。どの手術方法が適しているかは、病状や患者さんの状態を踏まえて担当医が判断します。
A. 患者さん一人ひとりの病状や全身状態を踏まえ、担当医がダビンチ手術が最適な治療法であると判断した方が対象となります。
A. すべての疾病が対象ではありません。ダビンチ手術は、特定の疾患に対して行われ、病状や全身状態によって適応が判断されます。診察・検査の結果をもとに、医師が最適な治療方法をご説明します。
A. 多くの領域で健康保険が適用されています。詳細は診療科にお尋ねください。
年齢よりも、全身状態(心臓・肺・腎機能など)を重視します。
診察の上、最適な方法をご提案いたします。
A.ダビンチ手術は、従来の手術と同様に厳格な滅菌や感染対策のもとで行われており、衛生面でも安心して受けていただけます。
A.ダビンチ手術中に万一停電が発生した場合でも、手術を継続できる体制を整えています。当院では、停電などの不測の事態を想定し、非常用電源を備えています。停電が発生した場合も、速やかに非常用電源へ切り替わり、電力が確保されるため、手術に支障が出ることはありません。安全面に十分配慮した体制のもとで、ダビンチ手術を実施しています。