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手術支援ロボット「ダビンチ」による低侵襲手術のご案内

Operating Scene

ロボット支援手術とは

手術支援ロボット「ダビンチ(da Vinci)」は、医師が操作する高度な医療機器で、精密で繊細な手術操作を可能にするために開発されました。
高精細3Dカメラや多関節の手術用アームにより、従来の腹腔鏡手術以上の操作性と視認性が確保でき、患者さんの身体への負担軽減が期待される低侵襲手術として注目されています。
当院では、2018年からダビンチを用いた低侵襲手術を導入しています。 

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1.サージョンコンソール
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2.ペイシェントカート
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3.ビジョンカート
  1. 「サージョンコンソール」とよばれる操縦席に座り、3D画像を見ながら手元のコントローラーを操作します。
  2. 「ペイシェントカート」の4本のロボットアームにその動きが伝わります。
  3. 「ビジョンカート」モニターに手術中の画像が映し出され、手術スタッフも同じ画像が共有されます。
 

ダビンチ手術のメリット

1.身体への負担が少ない(低侵襲性)

  • 従来の開腹手術(お腹や胸を切開する手術)と比べ、ロボット手術では切開創が小さく、術後の痛みが軽減される点が特長です。そのため、きずあとの目立ちにくさなど美容面でも優れています。
  • 体内の損傷も最小限に抑えられることから、手術時間の短縮や合併症のリスク軽減が期待されます。

切開創比較

2.高い機能性・精密性

  • 人の手による手ぶれの影響を受けず、安定した操作が可能です。
  • 人間の手では難しい繊細な動きや操作が行えるため、患者さんへの負担をより少なくした治療や、これまで困難であった手術の実施につながります。


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ダビンチは医師の手の動きを、より細かく精細な動きに変換します。

当院の取り組み(安心して治療を受けていただくために)

当院では、ダビンチ手術に関わる医師・看護師・麻酔科医などが連携し、
安全で質の高い手術を提供できるようチーム医療体制を整えています。
また、地域の中核病院として、
「市内で高度な治療が完結できる」ことを大切にしており、
地域の医療機関とも連携しながら、必要な患者さんへ速やかに手術を提供できる体制を構築しています。

手術実績(年度別)

2019 年度から 2025年度まで、さまざまな領域で手術件数が増加しています。安全で質の高いロボット手術を継続的に提供しています。

2025Achievements

当院で対応しているダビンチ手術

当院では、各診療科の専門医が連携し、以下の疾患に対してダビンチ手術に対応しています。

泌尿器科

前立腺、腎臓、膀胱、腎盂

呼吸器外科

肺、縦隔

消化器外科

直腸、結腸、肝臓、膵臓

診察から手術までの流れ

1.外来受診
当院でのロボット支援手術(ダビンチ手術)をご希望の方は、まず現在の主治医の先生へご相談のうえ、紹介状の作成をご依頼ください。
紹介状をご持参のうえ、該当診療科(泌尿器科・消化器外科・呼吸器外科など)を受診していただきます。
2.検査
血液検査、CT、MRIなど、必要な検査を行います。
3.手術方法の説明
検査結果をもとに、担当医が患者さんの状態に適した治療法をご説明します。
4.入院・手術日程の調整
手術方針にご同意いただいた後、入院日・手術日を決定します。
5.手術・術後管理
ロボット支援手術を行い、術後は慎重に経過を観察します。
6.退院後のフォローアップ
退院後も外来で経過観察を行います。

ご注意事項

患者さんの病状や全身状態、基礎疾患・合併症などによっては、ロボット支援手術が適さない場合があります。その際は、他の治療法をご提案します。

よくある質問(FAQ)

Q. ダビンチ手術(ロボット支援手術)は安全ですか?

A. ダビンチ手術は、所定の認定を受け、十分なトレーニングを積んだ医師が行います。ロボットは医師の操作を補助するためのものであり、ダビンチが自動的に判断したり、単独で動作したりすることはありません。医師がロボットの特性を活かし、より正確で繊細な手術を行う方法とご理解ください。

Q. 開腹手術との違いは何ですか?

A. 切開の大きさや、身体への負担に違いがあります。開腹手術は、お腹や胸を大きく切って行う手術です。一方、ダビンチ手術(ロボット支援手術)は、小さな切開部から行う低侵襲手術で、術後の痛みや回復の面で身体への負担が少ないとされています。最適な手術方法は、病状や患者さんの状態を考慮して、担当医が判断します。

Q.内視鏡手術との違いは何ですか?

A.どちらも傷を小さくする低侵襲手術ですが、手術の操作方法や見え方に違いがあります。内視鏡手術は、医師がカメラ映像を見ながら、直接器具を手で操作して行う手術です。一方、ダビンチ手術(ロボット支援手術)は、医師が操作台からロボットを操作して行います。ダビンチ手術では、高精細な3D映像による立体的な視野や、多関節の器具を使用できるため、より繊細で精密な操作が可能とされています。どの手術方法が適しているかは、病状や患者さんの状態を踏まえて担当医が判断します。

Q. どんな人がダビンチ手術の対象になりますか?

A. 患者さん一人ひとりの病状や全身状態を踏まえ、担当医がダビンチ手術が最適な治療法であると判断した方が対象となります。

Q. どんな疾病でもダビンチ手術を受けられますか?

A. すべての疾病が対象ではありません。ダビンチ手術は、特定の疾患に対して行われ、病状や全身状態によって適応が判断されます。診察・検査の結果をもとに、医師が最適な治療方法をご説明します。

Q. 保険適用されますか?

A. 多くの領域で健康保険が適用されています。詳細は診療科にお尋ねください。

Q. 高齢でも受けられますか?

年齢よりも、全身状態(心臓・肺・腎機能など)を重視します。
診察の上、最適な方法をご提案いたします。

Q.ダビンチ手術の衛生面は大丈夫なのでしょうか?

A.ダビンチ手術は、従来の手術と同様に厳格な滅菌や感染対策のもとで行われており、衛生面でも安心して受けていただけます。

Q.もし、手術中に停電が起こった場合、ロボットはどうなりますか?

A.ダビンチ手術中に万一停電が発生した場合でも、手術を継続できる体制を整えています。当院では、停電などの不測の事態を想定し、非常用電源を備えています。停電が発生した場合も、速やかに非常用電源へ切り替わり、電力が確保されるため、手術に支障が出ることはありません。安全面に十分配慮した体制のもとで、ダビンチ手術を実施しています。

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