ページの本文です。
当院で医師人生をスタートしてから、早くも1年が経ちました。1年経った今でも「この病院に来られて良かった」と心から思えるほど、毎日楽しく充実した研修医生活を送らせていただいております。
私が研修病院を決める際「風通しが良い雰囲気」「診療科の充実」を特に重視しておりましたが、当院は抜群に雰囲気が良く、スタッフの皆さんが活き活きと働いている様子がとても印象的でした。それは入職した今も全く変わっていません。専攻医やスタッフの先生方の人数が多く、仕事に前向きで、目標としたいと思う方々が身近にたくさんいます。勉強のモチベーションも自然に上がる環境だと思います。
入職当初、私は期待よりも不安の方が大きかったですが、優しい看護師さんや先生方、多職種の方々に支えられ、少しずつできることが増えていきました。困っていて途方に暮れている時も、決して一人にはされず、必ず誰かが声をかけてくださり、質問にも丁寧に答えてくださいました。一方で、診療では担当医の一員として意見を求められることも多く、自分で主体的に考え、積極的に発信できる環境が整っています。手技の経験も豊富で、点滴・採血はもちろんのこと、CV、Aライン、挿管、胸腔ドレーンなど学生の時はしないような手技も指導医の先生のご指導の下たくさん経験でき、毎度手厚いフィードバックもいただけるため着実に成長していけます。病院全体として「研修医を育てよう」という文化が根付いており、何事にも安心して挑戦できるのは当院の大きな強みだと感じています。
同期は個性豊かで面白い人が多く毎日本当に楽しいです。仕事が終わり研修医室に帰るといつもにぎやかな声であふれています。ですが全員勉学に積極的で、研修医室ではその日学んだことや印象に残った症例を共有したり、自主的に勉強会を開いたり、みんなで心電図検定の勉強に取り組んだりと日々互いに高め合っています。もちろん勉強だけではなく、休日には同期と旅行に行ったり、飲み会をしたり、夏には同期でコテージに泊まってBBQや花火をしたりと熱い夏を過ごしました。仕事でうまくいかなくて落ち込んでいる時も、前を向いて頑張ろうと思えるのは同期のおかげです。
人の温かさ、教育体制、そして病院全体の雰囲気。どれをとっても誇れる環境が当院にはあります。ぜひ一度足を運び、その空気を感じてみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
私が最もお伝えしたい当院の魅力は、人に恵まれたあたたかな雰囲気です。病院全体で研修医を育てる、というような空気感です。先生方はいかなるときも手厚くフィードバックをくださり、背後で見守ってくださっているという安心感を抱きながら働くことができています。わからないことを素直にわからないと言えるのは烏滸がましくも研修医の特権だと思い、それに甘えて色々なことを聞いてしまいますが、学びたいという気持ちに真正面から応えてくださります。しかし過保護というわけではなく、積極性を発揮することでどんなことにもチャレンジさせていただけます。
看護師・薬剤師・技師などコメディカルの方々との関わりもとても大切で、職種の垣根を超えて柔軟にコミュニケーションをとることができます。どこの病棟でも気持ちよく挨拶を交わし、困っているときにお声がけいただくことも多く、いつも優しく接してくださります。働くなかで未熟さを痛感する場面は多々あるものの、自分もチームの一員としてもっと役に立ちたいと奮起させられます。
同期からも日々たくさんの刺激を受けます。研修医室に戻れば新たに学んだことや難しかった症例を共有しあったり、上手くいかなかったことを励ましあったりと、ともに成長していこうという意欲にあふれています。ときに仕事終わりにご飯に行ったり、休日は一緒に旅行に行ったりと、プライベートでも和気藹々としています。
このように人とのあたたかな繋がりを感じられる病院で、医師としてのスタートを切れて本当に良かったと思います。ロールモデルとなるような先生がたくさんいらっしゃるこの環境で、これからも試行錯誤しながら成長し続けたいです。
研修内容としても、当院はメジャー科からマイナー科まで数多くの診療科が揃い、救急も3次まで受け入れており、豊富な症例に触れることができます。バランスよく臨床能力を身につけられることも、当院の大きな魅力です。
初期研修先について考えるとき、手探りで悩むことも多いと思いますが、わからないことがあれば我々研修医になんでもご相談ください。ぜひ見学等で来ていただき、当院の雰囲気を肌で感じてもらえると嬉しいです。研修医・スタッフ一同お待ちしております。
Q. 当院の研修に興味をもってくれている学生のみなさんにむかってメッセージをお願いします

<指導医受賞の山下Dr.より>
今回の発表において、藏田先生の熱意と能力には驚かされるばかりでした。早々にスライドの原稿を仕上げて送ってくれたおかげで、本例の病態や意義について、十分な時間をかけてdiscussionしながら内容を深めることができました。また当日は、様々のセッションの誰よりも堂々とした発表をしており、彼のプレゼンテーションスキルの高さと土壇場の強さを感じました。今回の受賞に携われたことを誇りに思います。藏田先生、受賞おめでとうございます。
<研修医 藏田Dr.より>
「コロナワクチン接種後の発熱が遷延し、副反応疑いとして受診した三日熱マラリアの1例」というタイトルで2023年2月に発表を行いました。熱型や検査結果は三日熱マラリアとして典型的でしたが、当初コロナワクチン接種後の発熱と考えられ、当院受診までに時間を要したというWithコロナ時代の教訓的な症例でした。
指導医の山下先生に的確なアドバイスをいただきながらスライドを編集しました。お忙しい中、メールでのやり取りや直接指導をいただき、直前の予演会でも感染症科の先生方からのご意見を盛り込みさらに良いスライドが完成しました。発表は今回もオンラインでしたが、本番まで練習を繰り返したことで過度に緊張せず臨むことができました。初期研修医生活の締めくくりに前回に引き続き、今回もこのような賞を受賞できて本当に嬉しく思います。
山下先生をはじめ発表に携わってくださった先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後も何事にも積極的に挑戦していきたいと思います。(2023年2月12日)

<指導医受賞の関根Dr.より>
今回の発表にあたり、藏田先生は忙しい研修の中で計画的に発表原稿やスライドの準備をしてくれました。特に地域実習で当院から離れている間に最初の発表スライドを送ってくれましたが、本番2か月前にも関わらず完成度の高いスライドであったことに驚かされました。
その後、メールでのやり取りを中心に(改めて数えたところ12往復もしていました!)発表原稿やスライドの作成を進め、本番2週間前には院内のカンファレンスで予演会も行いました。ご出席いただいた多くの先生方からたくさんのアドバイスをいただくことができ、さらにブラッシュアップさせることができました。先生方のご指導にこの場をお借りして感謝申し上げます。
発表がオンラインであったため、本番2日前にはZoomを使っての原稿の読み合わせもおこない、声量や話すスピードなどを調節して本番に臨むことができました。本番では練習以上に落ち着いた発表をすることができ、質疑応答も適切に対応してくれました。藏田先生の素晴らしい発表に関われたことは、自分にとっても大変誇らしく思っています。今後の藏田先生の益々のご活躍を祈念するとともに、私達も研修医の先生方の指導に一層力を入れたいと思います。
<研修医 藏田Dr.より>
テーマは「進行胃癌に対する化学療法中にウレアーゼ産生菌による回腸導管感染症から高アンモニア血症を呈した1例」です。
抗がん剤治療中の患者に急性の見当識障害(日付、場所などを間違えること)が生じました。アンモニア値の異常によるもので、抗がん剤の副作用も考慮しましたが、回腸導管(腸で作成した人工的な膀胱)に定着したウレアーゼ産生菌がアンモニアを産生したことが原因と分かりました。適切な抗生剤で加療した結果、アンモニア値は正常範囲内に下降し、意識障害は改善しました。回腸導管による同様の経過は米国で2021年に1例報告があったのみで極めて稀です。
実は発表の前月は地域研修で能登半島に行っており、カルテを見ることができない中、スライドを作成する時間が勤務後の晩に続いていました。宿舎の広い部屋で孤独に作る発表スライド。正直心が折れかけていました。そんな指導医の関根先生にも直接お会いできない環境の中、メールで実に12往復も作成途中のスライドを添削・ご指導いただけたことが大変心強く、またその度に良いスライドになっていく過程が嬉しいものでした。
帰院後は内科カンファで予演会をさせていただき、十分は修正を行い当日発表することができました。Zoomでの発表で緊張しましたが、関根先生、研修委員長の神吉先生も視聴くださり無事に質疑応答まで済ませることができました。終了後は達成感で一杯でした。後日、なんと発表が内科地方会奨励賞を受賞し、指導医の関根先生には指導医賞が贈られるとのメールを内科学会からいただきました。
演題登録から発表まで何もかもが初めての中、このような賞をいただくことができ、心の底から嬉しく今後の研修も頑張ろうと励みになりました。そして何より指導医の関根先生、発表に携わってくださった先生方にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
当院で初期研修をされていた先輩(3期)と18期の私のコンビで受賞することができ大変嬉しく思っております。当院では、学会発表や症例報告のご指導もいただけアカデミックな活動も研修医のやる気に合わせてサポートしてくださる環境が整っています。
今後も気を引き締めて研修を行なっていきたいと思います。
日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)が実施し、全国から多数の研修医が参加している「基本的臨床能力評価試験」において、2017年度に上位の成績をおさめた10名により『基本的臨床能力評価試験シンポジウム 2021 オンライン座談会』が2021年年9月5日に開催され、当院初期研修プログラムを修了した根岸美帆Dr.が成績優秀者として招待されました。
石川県奥能登での地域医療研修レポートです。
→詳しくはこちら
●研修体制や指導医、指導体制はどうなっていますか?
・指導熱心で優しい先生が多く、治療の方針を一緒に話し合ったり、考え方や手技等を丁寧に指導してくれます。
・一人の先生につく場合や、いろいろな先生と患者さんを持つ場合など、科によって様々なパターンがあります。
・週に1回研修医セミナーがあり、必要な知識をその都度得ることができます。指導医とのディスカッションは非常に勉強になります。
●研修医は主治医になりますか?
・なりません。上級医と一緒に受け持ちます。
・なりませんが、積極的にアセスメントを考え上級医の先生とディスカッションしながら治療を進めていきます。
●さいたま市立病院以外で研修をする機会はありますか?
・精神科で埼玉県立精神医療センターに半月行きます。
・地域医療では石川県の奥能登へ研修に1ヶ月行きます。令和8年度から福井県敦賀市が増えました。
●選択期間は、どんな科を回れますか?
・メジャー科、マイナー科ほぼ全ての科を回れます。
・自身の進みたい診療科を重点的にとる人もいるし、内科志望でまんべんなく内科を取る人もいます。
・外科系も一般消化器外科・呼吸器外科・脳神経外科・小児外科・心臓血管外科など揃っています。
・他科について学ぶ最後の機会なので志望科以外も幅広く取る人もいます。
●当直は月に何回くらいですか?
・宿直4~5回、休日の日直1~2回くらい。
・当直と日直を合わせて4-5回/月。
●手技はできますか?
・かなりやらせてもらえる方だと思います。
・症例が豊富なので基本的な手技の機会は十分にあります。
●志望の診療科の多い科は?
・今年は小児科、内科が人気。
●研修医のための部屋や机はありますか。
・広くてきれいな部屋があります!机も広い!
・1.2年目一緒の部屋です。きれいです。
●医学書などの購入方法は?
・電子書籍がおすすめ!
・通販で買うことが多いです。
●お昼ごはんはどうしていますか?
・お弁当を注文したり、院内のコンビニで買って研修医室で食べたり、9Fのレストランを利用したりしています。
・診療科によっては指導医や専攻医と一緒にお昼を食べることもあります。
・お弁当を作って持ってきている人もいます。
●病院からどのくらいの距離に住んでいますか?
・北浦和駅近辺に住む人が多いです。バスで通勤しています。バスで15分位です。
・病院の近くに住んでいます。晴れの日は自転車、雨の日は徒歩です。
●休日の過ごし方は?
・同期と旅行に行ったり、趣味にいそしんだりしています。
●3年目の進路状況は?
・慶應義塾大学病院へ入局
・当院(外科・内科・小児・麻酔・救急)の専攻医プログラム
・卒業した自大学への入局
・他大学病院(東大・東京医科大・埼玉医大・獨協・日本医科大など)入局
●志望の診療科の多い科は?
・今年は小児科、内科が人気。
●休日の過ごし方は?
・同期と旅行に行ったり、趣味にいそしんだりしています。
当院では、研修医1年目の6月から救命救急センターでの当直が始まります。救急科の上級医2名と、研修医1人での当直ですが、6月中は研修医2年目がサポートで一緒に入ることになっています。重症の患者が運ばれてくることが多いため、1人の患者に対して多くの看護師・医師で対応しています。そのスピード感や雰囲気は2次救急とは異なるため、初めは緊張することもありますが、救急科ローテも経て徐々に慣れてきます。末梢ルート確保、鼠径採血、尿道カテーテル、胃管、CV、胸腔ドレーンなど、3次救急だからこそ経験できる手技も多いです。救急科の先生方が丁寧に指導してくださる環境で、非常に恵まれていると感じます。うまくいかずに落ち込むこともありますが、多くの症例から様々な経験をすることで少しずつ成長できていることを実感できます。
また、3次救急が落ち着いているときには2次救急の内科を分担するシステムになっているので、比較的軽症な2次救急から重症の3次救急まで一晩に経験できることもあり、学びの多い当直だと思います。
丁寧にご指導くださる救急科の先生方のもとで充実した研修ができますので、ぜひ一度当院に見学にいらしてください。
●さいたま市立病院を選んだ理由は何でしたか?
・科がそろっていたから。
・病院全体の雰囲気が良かった。
・小児科/周産期が強い。
・実家が近い。
・三次救急を経験できること。
・内科を多くローテーションできること。
・外科で執刀ができること。
・病院がキレイ。
・研修医室が医局と別にある。
・実習や見学で穏やかな雰囲気を感じた。
●この病院を選んでよかったと思える点は何ですか?
・教育熱心で優しい先生が多い。最高の同期や先輩、後輩に出会えた。
・三次救急がある。
・基本的に診られない疾患がない(眼科救急以外)。
・人が優しい。
・ライフ・ワークバランスがちょうど良い。
・雰囲気が良い。
・医師はじめ職員の方々が優しい。
・研修医のレベルや性格などが良かった。協力し合える関係性が良い。
・様々な症例を経験できた点。
・三次救急もあり、当直などで症例が豊富だった。
●いろいろな手技は学べましたか?
・学べました。
・特に救急の場で多く学ぶことができました。
・ルート確保、Aline、挿管、CV、PICC、マルク、手術の執刀医等多様な経験を安全に学べました。
・CV、Aline、挿管など多くの経験ができた。
・手技は第一に研修医にチャンスをいただける環境があります。
●勉強会やカンファレンスは充実していましたか?
・充実していました。社会調整やお見取り後の手続き(死亡診断書)、IC、DNARや延命治療などについて、3年目で必須の知識となると思うので、2年目の最後の方などに勉強会等していただけるとありがたいなと思いました。
・充実していた。
・充実していました。上級の先生方が沢山クルズスをして下さいます。
●良い研修をするには何が大切だと考えていますか?
・日々の疑問をそのままにしないこと。
・ローテする科ごとに目標を決めておくこと。
・丁度良い症例数と適度に勉強時間になる自由時間。
・やる気。
・上級医や指導医、同期、後輩、コメディカルの方々など人との交流ができるか。
・積極性と実践可能かつフィードバックが得られる環境、復習。
・指導体制、上の先生に質問しやすい雰囲気。
・学ぶ姿勢。上級医の先生方の雰囲気。診療科が充実していること。
●当院の研修に興味をもってくれている学生にむかってメッセージをお願いします。
・さいたま市立でなら、充実した研修ができると思います!応援しています!
・本当に良い病院です。ここで2年間研修すれば安心して専攻医のスタートが切れると思います。
・後悔しない2年間が過ごせます。
・ここで初期研修できてよかったです!おすすめです!!
・研修先として後悔しないと思います。マッチング頑張ってください。
・この病院での2年間の研修は今後の医師人生の土台に間違いなくなったと思います。これからもずっと助け合える大切な同期にも会えて幸せです。後悔のない研修医生活が送れると思います。
研修医セミナーは毎週木曜日、16時半から45分~1時間程度行われています。内容は、座学としては主に研修医が救急外来で出会うような症例の対応についてになります。具体的には、鼻出血、顔面外傷、消化管出血、高血糖、AKIなど、外科から内科まで多岐に渡ります。それぞれ専門科の先生から、検査や処置、緊急性の判断や各科へのコンサルト基準など教えていただけます。
座学だけでなく、実技としてはPICCやCVのシミュレーション、シーネ固定、エコー実習、NCPRなど多くの内容を扱っています。
それぞれ専門の先生方が、研修医として必要な知識や技能を抽出して教えてくださるので、大変学びの多い時間になっています。
2年間のローテーションで回る科の数はどうしても限界がありますが、セミナーで様々な科の最低限必要な部分を扱っていただけるのは、非常に多くの科を擁する当院の利点だと思います。
研修医は自ら学ぶ姿勢が求められますが、その姿勢だけでは知識の抜けや偏りが起こってしまいます。毎週さまざまな角度から知識をつけてもらえることで、バランスよく成長していくことができるように感じます。
なお、研修中のレクチャーに関しては毎週木曜日のセミナーだけでなく、各科のモーニングレクチャー、抄読会のほか、指導医によるクルズス、研修医が自発的に行っている勉強会など、多くの機会があります。日々、多くの知識や経験を吸収する機会に恵まれています。
国試に合格し、大学を卒業するといよいよ研修医として働くことになりますが、これまでの生活と大きく変わり、期待とともに大きな不安を抱えると思います。実際私も採血やルートを上手にできるのか、カルテを使いこなせるか、そして何より同期や先輩方、病院全体のスタッフとうまくやっていけるのか不安でした。
そのような不安を払拭するために、当院ではローテが始まる前の最初の2週間でオリエンテーションが実施されます。
2週間の大まかな流れとしては、2年目研修医をはじめ、薬剤師、看護師、検査技師などによるオリエンテーションを通じて基本的な業務内容を学び、2年目研修医と一緒に実際の業務見学、手技練習、ICLS研修を行います。当院のオリエンテーションはとても手厚く、教育熱心なスタッフが多いため病院全体で研修医のサポートをしてくださります。そのため、入職したばかりで何も分からず不安を抱えている私たちにとって基本的な業務内容を網羅的に学べる貴重な期間であり、最高のスタートダッシュを切ることができます。
前半では、医師だけでなく多職種のスタッフから業務内容に関する丁寧な説明があります。実際に電子カルテを操作しながら注射薬や内服薬の処方、エコーやレントゲン、CT、MRI等検査のオーダー、入退院オーダーの仕方など、これから病棟業務をする上ですぐに必要となる知識を学ぶことができます。これらの総まとめとして、救急外来で遭遇する典型的な模擬症例をもとに、実際に採血や点滴、画像検査オーダーから入院オーダー、入院処方までを入れる一連の流れを経験することができ、アウトプットの機会もあります。

当院でのオリエンテーションの最大の特徴は、2年目研修医と一緒に病棟業務を体験できることです。4日間2年目研修医と一緒に行動し、各診療科の先生の紹介や物品の場所、基本的なカルテの使い方、薬の処方、検査のオーダーなどについて直接教わることができます。どんな些細なことでも親切に教えてくださり、3週目以降病棟業務が始まってからもスムーズに働くことができます。また、救急外来での対応の仕方も2年目研修医の隣で見学することができ、救急隊や患者さん本人の話を聞くところから採血や点滴、画像検査のオーダー、上級医とのアセスメントまで一連の流れを学ぶことができます。
基本的な手技練習の機会もあります。手技練習の日が設けられており、採血、ルート、Aライン、マスク換気、気管挿管、胃管、縫合など基本的な手技を繰り返し練習できます。また、点滴セットの組み方やシリンジポンプの使い方も実際に手を動かして学ぶことができます。

当院ではICLS研修も充実しています。ICLSはBLSの発展バージョンで、突然の心停止に対する初期対応を身につけるための研修です。少人数グループに分かれ、実際の現場に即したシミュレーションを繰り返し、1日かけて蘇生に必要な技術やチーム医療を身につけます。胸骨圧迫やマスク換気といった基本的なBLS技能や、心停止時の4つの心電図波形を評価し電気ショックの適応があるかの判断、状況に応じて適切な薬剤投与、そして原因検索を行います。
最初は心電図波形に自信が持てなかったり、除細動器の使い方、アドレナリンやアミオダロンはいつ、どの量、どの頻度で行うか分からず皆であたふたしており、頭ではわかっていても実際に動けるかは全く別だということを痛感しました。しかし繰り返し練習し症例ごとに毎回フィードバックをもらうことで次第に動けるようになり、チーム全体で助け合うこともできるようになりました。いざ病棟で急変が起こっても、初期対応できる技能を身につけられ、急変時にも一スタッフとして自信を持って対応できるようになりました。
研修医として働き始める前は不安でいっぱいでしたが、実際に当院で研修を始めて、その不安が一気に解消されるほどオリエンテーションが充実していました。また、オリエンテーション期間を通じて同期との仲も深まり、時に切磋琢磨し合い、時に談笑し合える素敵な仲間ができ、毎日楽しく研修できています。
オリエンテーション期間が終了してからも、分からないことがあったらどのスタッフに聞いても優しく教えてくださるため、働きやすい環境が揃っています。
さいたま市立病院でお待ちしています!
研修医として働き始めて1ヶ月目、最初のローテ科にも慣れてきた5月のある日、ある専攻医の先生にこう言われました。
『この病院の2年目の先生たちはすごいね。普通の病院の5年目くらいの実力があるよ!』
何気ない会話でしたが、この一言でさいたま市立病院研修医としての覚悟が芽生えたと思っています。
さいたま市立病院が良い病院であることは見学でも十分に伝わっていましたが、何度か当直にも入り、想像以上の環境の良さを肌で実感し始めた時期でした。ルート確保のアドバイスは看護師さんから、骨折の撮影方法は放射線技師さんから教わり、右も左も分からない私たちを多方面の方々が嫌な顔一つせず支えてくださいました。綺麗な病院で同期にも恵まれ、快適な研修医室で仲を深めながら診療のあれこれを共有でき、医師人生の最高のスタートを切れたと、当時を振り返って思います。
特にお世話になったのは2年目の先輩方でした。状態の悪い患者さんを目の前にして私が右往左往しているうちに、テキパキと検査を進める2年目の先輩方。心エコーで教科書のような美しい図を描出し、「ニトロールを2フラッシュしてダイヤル2で!」「フロセミドも1A用意してください!」と周囲に指示を出していました。薬の名前を覚えるので精一杯の私は、当時は「2年目ってすごいんだなぁ」と漠然と感じるだけでした。
そんな中、その漠然さを晴らしてくれたのが、この一言でした。『この病院の2年目の先生たちはすごいね。普通の病院の5年目くらいの実力があるよ!』。当院のことしか知らない自分と違い、いくつかの病院の様子を知っている専攻医のこの言葉は、説得力を持って私の心に刺さりました。一番近くで教えてくれている先輩方は客観的に見てここまで評価される方々なんだ。この病院はそんな人たちが育つ環境なんだ。そうか、病院の雰囲気だけではなくて、医師としての成長という面でも「良い病院」だったんだ。私はそんな病院に就職することができたんだ。私が最初の1年で目指すべきは、こんなに高いところだったのか。来年はこれと同じ立場にならなければいけないのか。この時感じた気持ちは、今も私の初期研修を支えています。あれからちょうど1年が経ち、この文章を書いている今、研修医室には医者1ヶ月目の後輩たちがいます。一人でできることも増えましたが、私たちは去年の今頃のように後輩たちの目標になれているでしょうか。
当院での研修に興味を持ってくださっている医学生の方も多いかと思います。ここまで雰囲気が良く、上級医や2年目からの指導体制・サポート体制が充実していて、医師として成長できる病院は他にないと自負しています。そしてさいたま市立病院がそのような「良い病院」であり続けられるよう、責任を持ってバトンを繋げてみせます。ぜひ一度見学に来てみてください。お待ちしております!
研修医1年目の時点では小児科志望でしたが、途中で外科系へ興味が移り、2年目のローテを決める時点では小児科・新生児科か形成外科で選択に迷っていました。
一旦小児科志望として提出しましたが、最終的には形成外科に変わったため、将来携わる科を中心にローテ科を組み直し、中にはかなり直前で変更した科もありました。
当院は2年目の選択のローテ科や期間の融通が利きやすく、専門に進む上で理想的な研修を積むことができました。自分含め、研修中に志望科が変わるというのはよくある話で、また先輩方から情報を聞いて途中で研修したい科が増えることもあります。選択のローテの自由度が高いというのは研修病院を選ぶ上でとても大事な点かなと思います。
◆2年目選択ローテーション表はこちら


研修医A
さいたま市立病院での初期研修の魅力は、充実した研修環境です。各科で上級医-専攻医-初期研修医の屋根瓦式の指導体制が整っており、初期研修医の持つ責任と上級医の監督が絶妙なバランスで、主体性を持って質の高い医療を学ぶことができます。当院の指導医や専攻医の先生方は非常に指導熱心であり、各科で開催されるクルズスはもちろんのこと、日々の診療における疑問点や相談にも快く対応してくださります。さらに放射線技師や検査科、リハビリテーション科など、各方面でプロとして働く方々からご指導頂く機会もあり、幅広い視点で医療を学ぶのに最高の環境であると思います。
また当院は、内科系・外科系・周産期系など幅広く診療科が揃っており、医師として総合的な力を養成するのに打ってつけの環境であると同時に将来の選択肢を広く持つことができます。当院の研修プログラムでは、1年目に内科・外科・救急科・小児産婦・麻酔科をローテーションし、2年目は多くが選択期間であるため自身の将来設計をもとに自由に研修をすることが可能です。
どの科を考えている方にとっても充実した研修を実現することが可能です。
さらに当院では、毎月4~6回ほどある日当直で救急外来の研修があります。患者のファーストタッチは基本的には初期臨床研修医が行うため、鑑別を考えながら主体的に問診、診察、検査オーダを行い、それらの結果をもとに診断、治療を考察します。座学のみでは身につけることの叶わない、患者一人ひとりを中心とした実臨床を身をもって経験することが可能です。その際も上級医から詳細なフィードバックを頂くことができるため、プライマリケアの能力を日々高めることができます。
初期研修の2年間という限られた時間を、当院で学びのある充実した環境で有意義に過ごしてみませんか?興味のある方は是非一度見学に来てください!お待ちしております!

研修医B
当院の良さは沢山ありますが、1番お伝えしたいのはとにかく雰囲気が良く穏やかに充実した研修が出来るということです。
まず、当院の上級医は教育熱心で優しい先生が多いです。質問をすればもちろん丁寧に教えてくださいますし、手技なども研修医に積極的に経験させようとしてくださいます。ミニクルズスを開催してくださることもしばしばあります。患者さんへの接し方や医療への向き合い方についても学ぶところが多く、尊敬できる先生方が沢山いらっしゃいます。
また、コメディカルを含むすべての職員さんが優しく、気さくに接しやすい方たちばかりです。知識も技術も十分でない研修医はうまくいかないことも多く、分からないことや困ることもたくさんあります。そんななかでも「何か困っていることはある?」と声をかけてくださり、どんなときでも優しくサポートしていただける環境は研修医の働きやすさに繋がっていると感じます。
さらに、同期も勉強熱心な人が多い印象です。救急外来や病棟で経験した症例や疑問点を共有しあったり、業務後に研修医室で勉強し合ったり、業務上困ったことがあればお互いに助けあったりする姿が日々見られます。温厚で思いやりのある人が多く、研修医室で過ごす時間は仕事の緊張から解放される心地良い時間になっており、仲間に恵まれているなと実感しています。
温かい雰囲気の中で楽しくのびのびと、そしてやりがいや自分の成長のために研修生活を頑張りたいと考えている方は、ぜひ一度当院に足を運んでいただき雰囲気を感じていただけると幸いです。研修医そして病院一同お待ちしています。

当院の当直は、環境が整っている、症例が豊富、しっかり学べる、が特徴です。
当院の当直は基本的に、3次救急、2次救急の内科と外科の3つを分担し、それぞれ上級医とともに仕事をします。2次救急では問診や診察、血液検査、画像検査を上級医と相談し、最終的にはアセスメントを上級医とともに行い、入院または帰宅の判断をします。
3次救急では、緊急性、重症度の高い患者に対し、救急科の先生とともに初期対応します。初期対応を勉強できるだけでなく、動脈採血や気管挿管、中心静脈カテーテル挿入など、様々な手技を学ぶことができます。また、人員、環境が充実していることも当院の当直の一つです。内科から外科まで揃っており、夜間でも他科にコンサルテーションする環境は整っています。緊急となればMRIも撮像でき、手術やIVRなど夜間でも行うことができます。興味があれば参加することも可能です。最初は右も左も分からない事だらけですが、先輩や上級医と適宜相談できます。さらに入職したての3ヶ月は、追加で2年目の先輩がバックアップに入って手取り足取り教えます。疑問があれば些細なことでも上級医や先輩に聞いて、フィードバックを貰えるので、しっかり学ぶことができます。休憩時間にはみんなでご飯を一緒に食べることもあり、和気あいあいとした雰囲気で当直を過ごしています。
2年目になった今、迷うこともたくさんあるけど、常に相談できる仲間と先輩がいて、日々新しい学び、成長していると実感しています。
重症の多発外傷から軽い上気道炎まで様々な症例を経験できるのも当院の特徴のひとつです。 症例豊富でしっかり勉強できる当直を学びたい方はぜひ当院での研修をご検討ください。
研修医A
今日はオーダーしていたジャケットの受け取りと靴のオーダーのためにまずは白金台にあるアトリエに行きます。シロガネーゼ達を横目に、アトリエに到着。2時間近くあーだこーだ言いながら靴のオーダーをして、納品されたジャケットをランウェイを歩くかの様にそのまま着て帰ります。「なんて幸せな休日なんだ...」
そのまま同期と会うために、代官山までゆっくりと散歩して向かいます。途中で隠れ家的なよさげなお店を発見できたりすることもあって僕は都内の散歩が好きです。
代官山ではおされなお店を見て回り、最高にChillできるテラスでコーヒーをたしなみます。
「くぅ~、我ながら良い休日だ...」
こうして一日都内を楽しんだ独居三十路男性は京浜東北線に揺られ、今日も北浦和に帰るのでした。
...というような休日を過ごすのはやや変わっているかもしれませんが、当院はこうした一日を過ごせる休みもしっかり確保されている研修環境です。遊ぶときは遊ぶ、働くときは働くのようにメリハリをつけて研修生活を送っています。
長い休みが取れる時は、友達と旅行に行ったり、実家に帰ったりもしますよ。
こうした研修以外の実際の生活の様子も話せますので、気になる方はぜひ一度当院へ見学にいらしてください。

研修医B
平日はなんだかんだと朝は早起きが続くので、仕事のない休日の朝はゆっくり起きて一週間の疲れを癒すことが多いです。
浦和など近場で職場の同期とご飯に行ったり、都内に出て学生時代の友達と会ったり、趣味に時間を費やしたりとプライベートは比較的充実した日々が過ごせると思います。
土日がどちらも休みの場合は旅行に行ったりすることも可能です。私は趣味のライブ鑑賞に行くことや弾丸で旅行に行くことが多いですが、研修医はみんな各々の休日を謳歌している印象です。
時には普段の業務中に疑問に思ったことや不勉強だと思ったところを勉強したりすることもありますが、仕事のある日とない日のオンオフはかなりはっきりしている方だと思います。その点は当院の初期研修のひとつのメリットといえるのではないでしょうか。
ぜひまずは見学にいらしてください!
研修医C
友人や同期と食事したり、実家に帰ったり、サッカーしたり、家でごろごろしたりです。夏休みや有給休暇を使っても旅行にも行きます!
北浦和駅周辺にはおしゃれなフレンチからからラーメン屋さんまで様々な飲食店があるので、ご飯には困りません。僕のおすすめは「丸福」です。安くてボリュームがあって美味しい昔ながらの定食屋さんですが、家族連れも多く来ており、非常に明るい雰囲気で入りやすいです。また、大きくてのどかな北浦和公園があります。近くにアイス屋さんもあり、公園のベンチで食べるシャーベットは最高です!
電車に乗れば1駅で映画館に行けますし、40分弱で都心にも行けるので、実家に帰ったり友人と気軽に会うことができます。とにかく北浦和は立地が良いです!ぜひ皆さんも当院に就職して、充実した研修医ライフを過ごしてください!
研修医D

いつかの休日を紹介したいと思います。当院の研修では、土日の出勤はシフト制となっており、当番でない場合には完全土日休みとなります。大抵、月に1-2回はあるのではないでしょうか。その気になれば旅行も行けますね。
平日の疲れを癒すべく1日中部屋でゴロゴロしていることも(しばしば)ありますが、表参道や銀座など都内に出向き、友人と買い物や食事を楽しむことも多いです。アフタヌーンティーやたまにはミシュラン星付きのお店にも行ってみたり…(休日を楽しめるお給料をいただけています 笑)。病院の最寄り駅である北浦和駅周辺に住む研修医が多いですが、都内へのアクセスが良好で、気軽に気分を変えて息抜きすることができます。
また、北浦和駅は埼玉県内の主要駅である浦和駅が隣駅です。飲食店はもちろん、PARCOや伊勢丹などの商業施設もあり、便利で充実しています。お陰様で、ひとりでゆっくりしたい休日には、PARCOでビール飲みながら映画鑑賞、帰りに書店で適当な本を買って家でゆっくり読書、とそれはそれで満喫しています。
私のしがない休日はさておき、当院では研修は研修でしっかりと学び、休日は休日でしっかりと休む、メリハリのある研修生活を送ることができます。とても恵まれた良い環境だと思うので、当院での研修を是非ご検討ください!
2020年3月に当院に三次救命救急センターが設立され、さらに多様な救急患者に対応できるようになりました。
当直では、緊急患者の診療に対応することが求められます。例えば、心停止や呼吸停止、大量出血などの危急性の高い状態にある患者に対して、速やかに適切な治療を行うことが必要です。迅速かつ正確な情報収集が不可欠であり、そのためには患者からの情報を聞き出す技術や検査の正しい判断力などが必要になります。また、多様な病態に対応するため、広い知識と技術が必要です。心臓疾患、呼吸器疾患、脳卒中、外傷、中毒など、多様な病態に対応する必要があります。このような広い病態に対応する能力を培うことはどの診療科にすすむ研修医であってもその後の進路に役立つことと思います。
しかし当直では多くの経験ができる反面、患者さんの命を救うために迅速かつ正確な判断を求められ、常に緊張感があり、初期研修はじまりたての当直に恐れや不安を抱いている学生さんも少なくないでしょう。かくいうわたしも、1年目4月の第2週(オリエンテーション終了後)から当直がスタートし、非常に緊張した夜を迎えたことを覚えています。大丈夫です。当院には頼れる先輩研修医、上級医が近くにいます。(おんぶにだっこでよいのではありませんが、)数々の困難を乗り越えてきた先輩方、コメディカルの方達を頼ってください。時に、涙をのむ夜を過ごすこともあるかもしれません。が、たくさん経験して、その経験を活かして次の後輩を助けてあげてください。
当院では内科疾患から外傷まで多様な症例を経験でき、かつ上級医のフォローをもらいながら医師として必要な知識や技術を身につけることができます。ぜひ当院の研修で、研修終了後も患者さんのために最善の診療を提供できる医師として成長していきましょう!
私はさいたま市立病院の小児科・成育医療コースで初期臨床研修医としてお世話になった後、小児科専攻医として当院で勤務しています。
当院の小児科は、熱性痙攣や川崎病、気管支喘息といった小児科のcommon diseaseから痙攣重積のような緊急性の高い疾患まで幅広く学べる点、新生児医療がとても充実している点、市中病院としては珍しく小児外科がある点などが特徴として挙げられます。そして小児科・成育医療コースは、必修として2年間で計27週間小児科・NICUを回ることができる他、小児外科も必修で学ぶことができます。もちろん内科や外科、救急科などの必修科目は一般コースと同じようにあり、2年間通して救急日当直に入るため、研修医としての基礎的な知識や技術は幅広く身につけることができます。
実際に初期研修では小児救急のfirst touchや採血などの処置、入院管理、新生児蘇生、小児外科の手術の助手など沢山の貴重な経験を通して多くの症例に触れることができました。また、2年目には専攻医の先生と同じように午後の救急当番に入らせていただきました。検査項目や治療方針などの決定において主体性が求められるため想像以上に大変な日々でしたが、自分の頭で患者さんの転帰を考え指導医の先生のフィードバックを受けることができた時間は非常に実りの多いものでした。
そんな中一番印象に残っているのは、研修医2年目でNICUをローテしたときのことです。NICUは、小児科や1年目に学んだ内科ともまた少し異なる世界だったため、何に注意して患者さんを診たら良いのかすら手探りの状態で、先生方に助けて頂きながらも初めは悪戦苦闘していました。そんな中迎えた初めての新生児蘇生…なんとか無事に終え、緊張しながらもお母さんに赤ちゃんの状態を簡単に説明しました。そしてNICUまで連れて帰ってほっとした時、指導医の先生が蘇生の振り返りの後にこうおっしゃったのです。
「表情が固いな。お母さんにとってこの子の誕生は一生に1回のものだから、医者の表情で必要以上に不安にさせないことも新生児科医の大事な役目だよ」
私はそこでハッとしました。ご家族の気持ちにもできる限り寄り添える小児科医になりたいと思っていたにも関わらず、いざとなると自分のことで精一杯になってしまっていたことを深く反省し、同時に大切な指摘をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。このように研修医だった私にも一小児科医として温かい指導をくださる環境が、当院小児科の何よりの魅力だと感じています。今の私もまだまだ駆け出しなので、患者対応中に不安になる瞬間は多々ありますが、この時の先生の言葉は胸に刻んで日々診療に当たっています。
2年間優しく指導してくださった先生方、病棟で困っている時に声を掛けてくださる看護師さん、日頃からお世話になっている薬剤師さんや技師さん、医療クラークの皆さんなど、初期研修を支えてくださった方々に心から感謝しています。
小児科志望で当院に興味を持ってくださった方は、ぜひ見学に来て実際に当院の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
当院で初期研修を終えた先生からのメッセージです。
私はさいたま市立病院で初期臨床研修を行った後、そのまま当院に残り麻酔科専攻医として勤務しています。
学生時代から麻酔科へ進もうと考えていましたが、初期研修は幅広く学びたいと思い、当院で研修を始めました。当院は内科のみならず、外科系やマイナー科を含めたくさんの診療科が揃っています。特に、心臓血管外科や小児外科、NICUまでしっかりと揃っている市中病院は少なく、大きな強みだと感じています。
加えて、柔軟なローテ組み(同期が書いてくれた「2年目選択ローテーションについて」もご覧ください)も当院の特徴の一つであり、私も麻酔科のみならず、NICUや緩和ケア科、救急科などたくさんの科を回らせていただきました。特に救急科は4ヶ月間3次救急をローテし、ドクターカーに乗ったり、人工呼吸器管理、重症患者のICU管理、緊急手術前後の管理など、たくさんのことを学びました。直接進まない科であっても、熱意を持って取り組めばそれに応えてくれる上級医の先生方がいてくださったおかげで充実した研修を送ることが出来ました。
このページに十分すぎるほど書いてありますが、病院全体の雰囲気がとても良く、この病院で初期研修だけでなく後期研修もしたい!、と思える研修環境が整っています。共に切磋琢磨してきた私の同期も半分程がどこかのタイミングで当院で後期研修をしており、飲みに行って初期研修医のころを振り返ったりしています。そして、お世話になった先輩や、成長を見守ってきた後輩と再び共に働くことも多く、上下の繋がりの強さも当院ならではのものだと思います。
今では私が入職した時よりもさらに人気病院となっており驚きを隠せませんが、豊富な症例と教育熱心な上級医のもと、たくさんの同期・先輩・後輩と充実した研修を行う初期研修医の姿を見れば納得出来ると思います。ぜひ見学に来ていただき、実際の雰囲気を感じていただければ嬉しいです!そして、将来一緒に働けることを楽しみにしています!
2022年3月 筑波大学医学類卒業
2022年4月~2024年3月 さいたま市立病院初期研修医
2024年4月~ さいたま市立病院麻酔科専攻医
私はさいたま市立病院で初期臨床研修を行った後、慶應義塾大学放射線科学教室に入局しました。
大学病院で2年間、関連病院で約1年間勤務したのち、縁あって再び当院で勤務しています。
初期研修が終わってから、外勤(非常勤勤務)を含め様々な病院で勤務しました。そういった経験を経て当院に帰ってきて思うのは、当院のハード・ソフト両面の充実さです。新病院となって綺麗であることはもとより、様々な機材が揃っています。放射線科に関してですと、CT/MRIの良い機械が入っていることはさることながら、IVR-CTという装置が入っていることで高難度・高精細なIVRが可能となっています。さらには充実した各科の協力やパラメディカルスタッフの協力で、一丸となって医療を提供する環境は、誇るべきものだなと感じています。
3年ぶりに戻るさいたま市立病院にはあちらこちらで蘇る記憶があります。それは一緒に歩んだ最高の同期であり、教えてくれた上級医であり、そして何より教わることの多かった患者さんたち。そのどれもが今の自分をつくってくれた大切な存在でした。
このぺージを見ているのは初期研修先を悩む学生さんかと思います。少なくとも自分はさいたま市立病院で初期研修をできたことが心底良かったと思っていますし、また今後もここで働きたいと思う病院です。特に医師も他のメディカルスタッフもみんなで研修医を教えよう・支えようとする環境は、今も変わらず残っていますし、駅から遠い立地の悪さも忘れるほど良い病院です。
ぜひ見学に来て、その雰囲気や今の研修医の声も聞いていただいて、研修先として選んでいただければと思います。
2020年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2020年4月~2022年3月 さいたま市立病院初期研修医
2022年4月~慶應義塾大学病院放射線科
2024年4月~川崎市立川崎病院放射線科
2025年1月~さいたま市立病院放射線診断科
私はさいたま市立病院で初期臨床研修を行った後、そのまま当院に残り現在は内科専攻医(医師4年目)として勤務しています。
もともと内科志望ではなかった私が初期研修に続いて当院に残り内科専攻医として勤務することを選んだ理由は、初期研修の2年間に当院で多くの尊敬すべき先生方に出会ったこと、そして内科の面白さを学んだことが大きかったと思います。
私が研修医時代で今でも忘れられないのが、あれは少し仕事にも慣れてきた研修医1年目の夏頃だったでしょうか。整形外科の先輩の先生と当直をしている際、外来がすべてはけた後、その先生が私にこう言いました。「お前にとっては100人いるうちの1人の患者かもしれないが、患者さんにとっては1分の1なんだ。それをこれからも忘れるなよ。」 研修医1年目の私なりにもその言葉が胸に響いていましたが、経験を積むに連れ、その言葉の意味や重みをより知るようになりました。自分の志望科ではない先生からいただいた言葉でしたが、今でも事あるごとに私を戒め患者さんへ向き合う姿勢を私に教えてくれる大切な言葉です。
研修医時代の内科当直や内科ローテーションでは、自分の時間を削って患者さんの診療にあたり研修医である私に手技を熱心に教えてくださる先輩の姿に大変心を打たれました。また、肺や心臓など、一つの臓器を治すために根気強い病歴聴取で謎解きを行い、日々の丹念な身体診察で全身を関連付け診療していく先生方の背中を見て、内科の魅力を深く植え付けられました。
今では当院も全国トップレベルの人気病院となりましたが、それは研修医の志望科に関わらず、熱心かつ温かにご指導くださる先生方がたくさんそろったさいたま市立病院だからだと思います。当院での研修医生活は、毎日が刺激的で楽しく、とても温かいです。大変なこともありますが、皆で支え合って成長できる環境があります。是非、一度当院へ遊びに来て、その雰囲気を感じてみてください。お待ちしています。
2019年3月 筑波大学医学類卒業
2019年4月~2021年3月 さいたま市立病院初期研修医
2021年4月~ さいたま市立病院内科専攻医(呼吸器内科専攻)