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専攻医の声

○当院小児科専攻医川本Dr.が「埼玉県専門研修プログラムNavi」のインタビューを受けました 
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○当院救急科専攻医池田Dr.が「埼玉県専門研修プログラムNavi 」のインタビューを受けました 
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内科

町田 健太 医師 ‐2024年12月掲載‐

初めまして、さいたま市立病院消化器内科の町田健太と申します。私は大学〜初期研修医までを静岡県で過ごしました。内科専攻医としての仕事は出身地である埼玉県で考えていました。大学の同期がさいたま市立病院で初期研修医をしており、さいたま市立病院に対するいい噂を聞いていたので某病院説明会に参加し、さいたま市立病院のブースで説明を聞きました。自分は消化器内科志望だったので消化器内科として病院見学を行いましたが、先生方が気さくで雰囲気も良く、またコメディカルが優しいこと、全ての科がそろっており軽症〜重症患者まで診ることができ内科医としての実力がつくであろうことなど教えていただき、ここで働こうと決めました。
内科専攻医として実際に働いてみると、大学病院とは違い(偏見かもしれませんが)、病院職員の皆様が職種に関係なく挨拶をしてくれて、想像通り雰囲気がよく働きやすい環境だと感じました。ただ、大変なことが多かったのも事実です。自分が専攻医の頃は救急救命センターがなく、当直の際にCPAや挿管が必要な患者が来て自分で対応しなければいけなかったこともしばしばありました。その分、救急での対応はある程度は身につきました。新病院になった(新築された)現在は救急救命センターもあるので、重症患者は3次救急に運ばれますし、2次で受けた患者が重症化した場合はフットワーク軽く救急科医師が応援に来てくれます。内科専攻医になろうとしている方はJOSLERも考えながら研修していくことになります。
サマリーを記載・登録するのも色々と手間がかかりますが、症例集めも意外に大変です。そこまで大きくない病院での研修では、そもそも登録に必要な症例を経験することができない可能性もあります。当院は600床以上で全科そろっているのでcommon diseaseから希少疾患まで経験することができ症例集めにも適していると思います。
まずは一度当院に見学に来て雰囲気などを体験してみてください。お待ちしております。

2016年3月 浜松医科大学医学部医学科 卒業
2016-2018年度 磐田市立総合病院 初期研修医
2018年4月 さいたま市立病院 内科専攻医
2021年4月〜 さいたま市立病院 消化器内科(現職)

浅見 優 医師 ‐2024年11月掲載‐

皆様こんにちは、さいたま市立病院で専攻医として研修を行っております浅見優と申します。私は、出身地、大学、初期研修ともに西日本であり、結婚をきっかけに縁もゆかりもない埼玉県に来ることになりました。もともと、専門を持ちながらも総合的な内科力をつけることに興味があり、そのような希望が叶う場所を探していました。さいたま市立病院は専攻医一年目が全内科ローテーションであり、研修医から引き続き内科の各科で学ばせていただけるところに魅力を感じて、後期研修先として希望しました。そして、土地勘も無い、専攻医としての自信は無い、誰も知り合いがいない、不安いっぱいな状態で研修が始まりました。
実際に後期研修が始まって実感したのは、各科の垣根が低く、どの先生も相談しやすいということです。専攻医のサポート体制がしっかりしていて、安心して診療を行うことができます。医師不足が顕著な埼玉ですので救急は忙しい方だと思いますし、三次救急もある病院なので重症の症例を見ることも多々ありますが、続けていれば確実に力がつくと思います。医師以外の職員の方々もみなさん優しくて相談しやすく、働きやすい職場だと思います。右も左も分からない状態での入職でしたが、みなさんに支えられながらここまで頑張ってくることができました。ちなみに、専攻医室があることも魅力だと思います。日常で出てくる小さな疑問は専攻医室でつぶやいていればみんなで解決できますし、どうしてもストレスの多い仕事ですので、同じ年次の人が集まる空間の存在は大切だと思います。もうすぐ3年間の研修が終わりますが、さいたま市立病院で研修ができてよかったと思っています。少しでも興味があったら実際の雰囲気を見に来てみてくださいね。お待ちしています。

2020年3月  島根大学医学部卒業
2020-2021年度  益田赤十字病院 初期研修
2022年4月~ さいたま市立病院 内科専門研修

 川村 優介医師 ‐2023年3月掲載‐

皆様初めまして、さいたま市立病院で専攻医を終えようとしています内科専攻医3年目の川村と申します。このページをご覧になっている皆様は、これから内科専攻医としてご勤務される方が殆どでしょうか。どのようなキャリアを進み、どのような場所で仕事をするか悩んでいらっしゃる先生も多いかと思います。甚だ僭越ではございますが当院での私の経験と思いをお伝えし、先生方の輝かしい未来の一助となれば幸甚に存じます。
私は専攻医の3年間、内科専門医の試験資格を得るまで当院のプログラムで研修をいたしました。当院の特徴について誤解を恐れずに大いに主観交じりでお伝えします。1.1年目は各科を満遍なくローテートすること、2.地域の基幹病院としてCommon diseaseや様々な社会背景の患者さんが集まり、おおよそカンファよりも臨床といった雰囲気で総合的に内科としての力をつけることができる事、3.各科の垣根が低く、愛想のいい職員が多いため職種間での連携がスムーズであること、4.病院の立地は決してアクセスがいいとは言えない事、5.Dutyだけでは忙しすぎないことから、野戦病院を希望する場合はあまり合致しないことなどでしょうか。これらの内容にピンとこない方はそっとブラウザを閉じてください。
北浦和駅からバスに揺られ20分、北宿通りを北上した先の見沼田んぼの中に見えるのがさいたま市立病院です。私は横浜の市中病院にて初期研修を終え、縁もゆかりもないさいたま市立病院での後期研修を選択しました。選んだ理由は病院の雰囲気とスタッフのキャラクターが圧倒的に良かったからです。上記に挙げた特徴の病院を探してみたところ場所にこだわらなければ複数あったので、都市圏の病院を複数見学させていただきました。その中でも当院が先生方とスタッフさんの雰囲気が抜群によく、新設したきれいな病棟と窓から見える緑広がる景色も相まって心地よい空気感を感じました。実際に入職してからもスタッフ方への印象は変わらず、つらいときに「調子はどう?大丈夫?」と声をかけてくれる先生方、ちゃんと休んでいるか聞いてくださる医療スタッフの方、お母さんのように人生相談に乗ってくれる看護師長さん方、とにかく当院で働いた中で最も誇らしいのは、ここで働く素敵な方々に出会えたことであると今振り返っています。市中病院ではありますが、2020年度からの本格的な3次救急の導入もあり、2次救急相当の患者さんから重症患者さんまで幅広い疾患への対応を学ぶことができます。まだまだ導入間もないこともあり試行錯誤な部分もありますが、その分学ぶチャンスはそこかしこにあるなという印象です。慶應大学や東京大学などから派遣されている先生方から学術的な指導を受ける機会も豊富で、EBMに準拠した治療の実践も学ぶことができるかと思います。大学病院にはない気軽に質問ができる環境の中、内科医師として幅広い対応を身に着けることができる当院で是非、専攻医の期間をお過ごしになってみてはいかがでしょうか。このような拙い文章でお目汚し大変失礼いたしました。皆様の前途が明るくますます素晴らしい出会いに恵まれますことをお祈り申し上げます。頑張ってくださいね。

2018年3月 日本医科大学医学部医学科 卒業
2018-2019年度 横浜労災病院 初期研修
2020年4月~ さいたま市立病院 内科専門研修

外科

平野 琢土医師 ‐2024年4月掲載‐

私は市中病院で初期臨床研修を行い、現在さいたま市立病院の外科専攻医3年目として勤務しています。
私はさいたま市立病院での約2年間の研修で、術者285例、助手238例もの手術症例を経験しました。良性疾患はもちろん、悪性疾患も数多く執刀経験を積むことができました。例えば大腸癌に関しては、1年目は16例、2年目で23例を行い、腹腔鏡手術が9割でした。他にも中心静脈ポート造設、腹水穿刺、経皮的排膿ドレナージなどの外科的処置も多数経験しました。消化器に限らず、血管外科、乳腺外科、小児外科、呼吸器外科などの分野の症例数も十分に確保できます。
当院では分野毎でのローテートを行っていないため、常にどの領域の手術にも触れることができます。そのため1年間を通して、様々な手術、手技の上達が見込め、自身の成長を実感することができると思います。サブスぺシャリティの志望が決まっていれば、それに応じた症例を多く経験できるように配慮も頂けます。
外科全体としての雰囲気も良く、手術や病棟管理などに関して、いつでも何でも誰にでも尋ねやすい環境にあります。分からないことや困っていることなど、気軽に相談に乗っていただけるので、知識的な部分も学びやすい環境かと思います。
私はさいたま市立病院での2年間で外科医として成長できたと実感しています。外科は心身ともにとてもきつい科だとは思いますが、当院の研修プログラムであれば、温和な雰囲気の中で、着実にレベルアップできると思います。研修先で迷われているのであれば、当院での研修をお勧めします。是非一度、見学に来てみてください。

小児科

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柴山晃司 医師 ‐2023年1月掲載‐

私は市中病院で初期研修を行い、さいたま市立病院の小児科専攻医として研修を開始しました。もともと、小児科医になることは決めていたのですが、どこの病院にするかは全く決めないまま、就職活動を迎えました。当時の恩師に相談したところ、一般小児科医としての経験を積むのであれば、まずはさいたま市立病院が一番いいと言われ、流れに身を任せて就職しました。結論から言うと、その選択は大正解だったと思っています。
1年目は、今までやってきた初期研修での知識がほぼ役に立たず絶望していましたが、上級医の先生方の丁寧な指導があり、なんとか夏には1人で救急外来をこなせるようになりました。2年目になる頃には、小児科医として知識やできることも少しずつ増えていきました。国立病院機構埼玉病院での研修も経て、自分の知識や経験が自施設以外でも通用することを経験し、自信になりました。3年目には、埼玉県立小児医療センターのPICUで研修させていただき、重症の患者さんに対しても臆せず対応することができるようになりました。今後の小児科人生の土台はしっかりと作れた3年間だったと思います。
当院での研修の良さは、症例の豊富さや充実したNICU研修、各専門分野の指導医が充実していることは言わずもがなですが、1番は専攻医に任せられている仕事の裁量の多さだと思っています。自分の外来枠で長期のフォローが必要な小児特有の疾患を経験したり、入院患者さんの治療方針を自身で立てたりすることは、非常に勉強になりました。また、毎日チーム内のカンファレンスがあり、外来の振り返りや治療方針の相談ができるため、自分の治療が間違っていないか確かめながら診療を進めることができました。忙しい日々も多いですが、休みの日にはしっかりとリレッシュする時間もあり、メリハリのついた生活を送れたこともよかったと思います。
もし小児科の研修先を探しているのであれば、当院での研修は損することはないはずです。

2018年3月 日本大学医学部卒業
2018-2019年度 上尾中央総合病院 初期研修
2020年度- さいたま市立病院 小児科専門研修

岩井 奈緒 医師 ‐2022年4月掲載‐

私はさいたま市立病院で初期研修を行い、その後も当院で専攻医として小児科研修を行っています。私が専門研修を当院で行うことを決めた理由は、小児科の第一歩として、まずは市中病院でcommon deseaseを多く経験したいと考えていたからです。初期研修後の進路として大学病院やこども病院など専門性の高い病院にするべきか、あるいは当院のような市中病院にするべきか、どちらから経験をするべきか大変迷いましたが、市中病院での研修を選択し、当院で主体性の高い研修をさせて頂いていることに大変満足しています。
当院の小児科専門研修では、2次救急をメインとして、救急外来や入院診療を経験することができます。主治医として主体的に治療方針を決めていきますが、毎朝のチーム回診で治療方針についてチェック、相談をしながら決定していきます。肺炎、川崎病、気管支喘息など小児のcommon deseaseはもちろんのこと、当院には小児外科の先生もいらっしゃるため、虫垂炎や精巣捻転など外科疾患が疑われる場合にも相談をしながら診療できます。1年目の最初の数ヶ月は、救急外来、当直についても指導医の先生にご指導を頂きながら、自立できるまでの期間を安心して研修することができます。また、1年目から外来診療の枠も頂き、入院患者さんの引き続きのフォローや初診患者さんの診療を主治医として担当をすることもできます。当院は周産期医療も充実しており、NICUでは市中病院としては幅広い新生児医療を経験することができます。基礎的な新生児蘇生から低出生体重児や先天性疾患等、主治医として幅広く症例を経験することができます。また、チーム医として、より管理の難しい症例の診療にも一緒に携わることができます。
最後になりましたが、当院での研修を3年間経験し、当院はコメディカルの方々を含めスタッフの雰囲気がとても良く、それを決め手に集まってくる方が多い印象です。当院での研修をご検討されている方々は、ぜひ見学に来て頂き雰囲気を感じて頂ければと思います。

2019年3月 岩手医科大学医学部卒業
2019-2020年度 さいたま市立病院 初期研修
2021年4月~ さいたま市立病院 小児科専門研修

麻酔科

富澤 佳子医師 ‐2023年4月掲載‐

私は、さいたま市内の市中病院で初期研修を終え、現在さいたま市立病院の麻酔科専攻医2年目として勤務しています。
当院の研修では、まず、1,2年目はさいたま市立病院にて多くの手術麻酔を経験することができます。初めは指導医の先生方が一緒についてくださるので、自分の麻酔経験にあまり自信がなくても安心して臨むことができます。慣れてきた1年目の10月頃から、予定手術においては特定の症例を除いて一人で麻酔をかけ始めます。10月というのは他の病院に比べて早いのではと最初は不安に感じましたが、困ったときはすぐに上級医の先生方が来てくださる日中のうちに、一人で麻酔をかけるという経験を多く積めたのは良い点だったと思います。一通りの麻酔を学んだ3年目になってからは大学病院や専門性の高い病院で研修を行うので、小児の心臓外科や臓器移植等、当院では足りない部分を補うことができます。個人の希望次第で4年目の前半も外病院での研修が可能です。
私は元々、後期研修といったら大学病院、のイメージが何となく強かったこともあり、埼玉や都内の大学病院を中心に研修先を探していました。情報を集めていくにつれ、大学病院の中でも、専門医になるまで上級医が傍にいてくれる病院から、1年目から研修医のバックについて挿管抜管のサポートに回る病院までかなり幅があると知り、大学病院間でもこんなに違うなら市中病院という選択肢もあるのでは…と思ったのがきっかけです。当院は、大学のようなカンファレンスはありませんが、その分何でも個人的に相談することができます。複数の先生に聞くとそれぞれ違う意見が帰ってきたりして面白いですし、基本的すぎて聞きにくいなと思うようなことも確認できたりします。また、慣れていない1・2年目は自施設での麻酔に専念でき、外病院は3年目以降であるのも個人的には良い点でした。大学・市中それぞれ長所・短所あるかと思いますが、当院くらいの規模でアットホームに学べる環境が、自分には合っていたと思います。
他の病院のプログラムを知らない者の意見ですので非常に主観的であるとは思いますが、今のところ、研修先をさいたま市立病院にしたことに後悔はなく、もう一度選ぶとしてもこの病院を選ぶと思います。是非後期研修探しは情報が少なくて大変だと思いますが、いろいろな病院を見学してみてください。ご縁があれば是非一緒に働きましょう。

2020年3月  山形大学医学部卒業
2020-2021年度  彩の国東大宮メディカルセンター 初期研修
2022年4月~  さいたま市立病院 麻酔科専門研修

救急科

○当院救急科専攻医池田Dr.が「埼玉県専門研修プログラムNavi 」のインタビューを受けました →詳しくはこちら

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