2026年1月1日号表紙紹介（さいたま市立美園北小学校）

　美園北小学校は、2019年に開校し、今年度で7年目を迎えます。児童数は1,400人を超え、市立学校で最多となっています。
　校章は、学区内の埼玉スタジアム2○〇2をイメージしています。差し色の赤は浦和レッドダイヤモンズさんを、青はサッカー日本代表の侍ブルーをモチーフにしています。開校記念に全校児童・保護者・地域の方・教職員で力を合わせて作成しました。

　今月の表紙は、美園北小学校の校舎・10月に実施した運動会・3年生校外学習「埼玉スタジアム見学」の様子です。

　美園北小学校の自慢は、木材をふんだんに使った、明るく開放的な校舎です。教室と廊下はガラス戸で仕切られ、ゆとりのある空間が特徴です。また、太陽光パネルや雨水利用、屋上緑化などを備えた、環境に配慮したエコスクールでもあります。

　美園北小学校では地域全体を「学びの場」と捉え、地域の皆さんの温かいご協力のもと、公園探検や町探検、スーパーマーケット見学、さらには埼玉スタジアム見学、職場体験学習など、この地域だからこそできる多様な学びを実践しています。以下に一例を紹介します。

【4年生　バリアフリー教室】
　4年生は、鉄道とバスという2つの公共交通機関を利用してバリアフリー教室を行います。 車いすや白杖・アイマスクなどを使い、身体の不自由な方や高齢者が公共交通機関を利用する様子を疑似体験することは、思いやりの気持ちや「自分にできること」を考える貴重な機会となっています。また、実際の駅やバスにおけるバリアフリーの取組、駅員さんや運転手さんの対応について知ることで、仕事に対する理解も深まりました。

【6年生　職場体験】
　新しい地域である美園地区には、多様な事業所があります。そうした地域の特長を生かし、6年生はキャリア教育の一環として地域内の事業所を訪問して職場体験を行います。 地域のどこにどのような事業所があるのか、どのような仕事なのかといった事前学習を積み重ね、実際の訪問・体験を経て、事後学習を行います。