ページの本文です。
更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C003688
南区には様々な文化財がありますが、これらは我々の郷土の先人たちが後世に残してきてくれたものです。それは物であったり、技であったり、自然であったりと様々な形がありますが、どれも時空を超えたかけがえのない宝物といっていいものです。ここでは、路傍や公園から目に入るものなど見学しやすい文化財を一部とりあげてテーマ別に紹介します。
佐々目郷とは、南区内谷、曲本、沼影、松本及び戸田市の一部のことを指しており、南北朝時代の建武2年(1335年)、足利尊氏により鎌倉の鶴岡八幡宮へ寄進され、それ以後は社領としてその重要な経済基盤となった土地です。
田島通り沿いにある沼影の観音堂にかけられている「広田寺本尊縁起絵馬」(市有形民俗文化財)には、広田寺本尊の由来について記されています。また、境内などが市指定文化財となっている内谷氷川社(内谷)は、室町時代の佐々目郷で相当な勢力をもった神社であったとされています。
真福寺のイチョウ(別所)には、「逆さイチョウ」の伝説が残されています。船をつなぐ杭として、イチョウの木杭を逆さに打ち込んでおいたところ、その杭から枝葉を出したというものです。真福寺からほど近い睦神社(白幡)は台地の南端に位置しており、その社叢には暖地に生える植物が繁茂し、大宮台地の古い植生を残しています。また大谷場氷川神社のユリノキ(南本町)も樹高21メートルと大木で、5月上旬頃には白い花が咲きます。ここで紹介した樹木や社叢はいずれも市指定天然記念物となっています。
南区役所/区民生活部/コミュニティ課
電話番号:048-844-7130 ファックス:048-844-7271
表示モード : パソコン版スマートフォンサイト