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うらわ美術館開館25周年記念
Kasama Nichido Museum of Art Collection
Masters of Modern French Paintings: Monet, Renoir, Picasso, Matisse, etc.
19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパでは印象派をはじめとする新しい美術の潮流が次々と生まれ、パリには各地から芸術家が集まりました。本展では、笠間日動美術館の西洋絵画コレクションより、モネやルノワール、セザンヌ、マティス、シャガール、藤田嗣治、ピカソなど、この時代を象徴する画家たちの作品を選りすぐり、17作家約100点をご紹介します。さらに当館収蔵品も織り交ぜて展示します。うらわ美術館開館25周年を記念する必見の展覧会です。
ピエール=オーギュスト・ルノワール《泉のそばの少女》 1887年 笠間日動美術館蔵
2025年4月19日(土曜日)~2025年6月15日(日曜日)
ギャラリーABC
Warja Lavater : A Journey Through Fairy Tales With Signs
当館の「本をめぐるアート」コレクションより、スイスのアーティスト、ヴァルヤ・ラヴァーター(1913-2007)の作品を紹介します。ラヴァーターはニューヨークで、信号にあわせて人々が動く記号化された都市の風景と、パタパタと折り畳める蛇腹本に出会いました。この出会いをきっかけに『赤ずきん』『シンデレラ』等のおとぎ話の絵本を、文字ではなく記号を用いる独自のスタイルで、30年以上にわたり制作しました。この春はラヴァーターの記号に導かれて、おとぎ話の世界を旅してみませんか。
ヴァルヤ・ラヴァーター《レポレッロ》 1982年 うらわ美術館蔵
2025年4月19日(土曜日)~2025年6月15日(日曜日)
ギャラリーD
Biennial of Illustrations Bratislava in Japan 2024-26
スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催されるブラチスラバ世界絵本原画展(通称BIB)は、世界最大規模の絵本原画コンクールです。本展では、グランプリをはじめとする世界各国の受賞作品や、日本代表としてノミネートされた10組の作家による作品を紹介します。さらに、作家へのインタビューなどを通して明らかになった制作の背景を、関連作品や資料とともに展示予定です。パレードのように活気あふれる祭典の雰囲気を、ぜひ会場でお楽しみください。
パロマ・バルディビア《問いかけの本》2022年 ©Paloma Valdivia
2025年7月12日(土曜日)~2025年8月31日(日曜日)
ギャラリーABC
At the Promised Place : Expanding Imagination Through Book Art
イギリス南部にあるサウサンプトン大学、南西部にある西イングランド大学は、いずれもイギリスで活躍するブック・アーティストたちの作品収集と研究を行っています。本展では両大学の協力を得ながら、イギリスで活躍するアーティストたちの作品と、当館の「本をめぐるアート」作品を紹介します。展示ではブック・アートへの考察を深める機会となるような構成を試みます。
当館のコレクションとイギリスで活躍するブック・アーティストたちの作品が出会うことで、どのような思考や空間が生まれるのでしょうか。ぜひご期待ください。
李禹煥《出会いを求めて》1975年 うらわ美術館蔵
2025年11月15日(土曜日)~2026年1月18日(日曜日)