ページの本文です。
“親子の居場所”がここにある ~大宮図書館で見つけた子育て支援のカタチ(大宮区)~
トピックス
こんにちは、子育て情報局です!
「図書館=静かに本を読む場所」というイメージ、ありませんか?
でも、ここ大宮図書館は子育て世帯にもやさしい、とってもあたたかな場所なんです。今回はそんな大宮図書館の取り組みを取材してきました♪
● 親子時間にやさしい空間
● 「一人じゃない」を感じるサポート
● ふらっと寄れる、心地いい場所
● 親子時間にやさしい空間
「堅苦しさや緊張感を感じる施設にしたくない」 そう話してくださったのは、館長の馬渕さん。
その言葉どおり、館内は2階が児童エリア、3階が一般エリアと分かれていて、子どもたちは周囲を気にせずのびのび過ごせます。
児童エリアには、小さな子連れでも安心な設備がたくさん。
自動ドアの先には開放的なテラスが。
お天気のいい日には、本を持ち出して読むこともできるそう。子どもたちは気分転換に走り回って遊ぶことも。
その他にも子どもたちの年齢や目的に合わせた空間の工夫がたくさん。
どこからも「親子で楽しく、安心した時間を過ごしてほしい」という心遣いを感じました。
● 「一人じゃない」を感じるサポート
大宮図書館の魅力は空間だけではありません。子育てをする人達に寄り添った独自の支援サービスにも注目です!
・ 託児サービス「わたしの自由時間」
子どもたちを経験豊かなスタッフさんにお願いして、ママ・パパは館内で読書やリフレッシュ。嬉しいひとときを過ごせるサービスです。
「利用していたお子さんと再会して、成長や本の好みの変化を一緒に喜べるのが嬉しいんです」と育児コンシェルジュの貴山さん。
子どもの成長を見守ってくれる人がいるからこそ、安心して預けられる。そんな信頼感を感じられました。
・ 育児コンシェルジュ
「育児コンシェルジュ」は子育て中の悩みやちょっとした疑問をやさしく受け止めてくれる存在。読み聞かせやふれあい遊びを楽しみながら、気軽にお話もできます。
今回、私たちも参加してみました!
絵本の読み聞かせは「聞きたいところだけ参加するといいよ」
「泣いちゃったら、抱っこして歌ってあげてね」 そんな貴山さんの声かけに、緊張していたママたちもふわっと笑顔に。
途中、ふわふわの布を使った手遊びで、子どもたちは大興奮!スペースを飛び出し走り回る場面もありましたが…
副館長の太田さんはそんな様子を見て「これは日常ですよ」と優しいひとこと。
英語の絵本やわらべうた、ふれあい遊びを交えた30分はあっという間。そのあとは参加者同士が気軽に話せる交流会もあり、心がほっとゆるむ時間に。
「託児サービスが気になるけど、まず雰囲気を知りたい」という方は、このプログラムに参加してみるのもおすすめです。
● ふらっと寄れる、心地いい場所
馬渕さんの「誰がどのエリアを歩いていても安心できる空間であり続けたい」という言葉の通り、大宮図書館は、親子の笑顔が自然とあふれるあたたかな場所でした。
子どもが騒いでも大丈夫。そっと寄りそってくれる人たちと、やさしい空間がここにあります。 気軽に立ち寄って、そのやさしさにふれてみてはいかがでしょうか。
■ 施設情報
大宮図書館 (https://www.omiya-library.jp/)
住所: 大宮区吉敷町1-124-1(大宮区役所内)
開館時間: 午前9時~午後9時30分
休館日: 無休 (特別整理期間を除く)
交通アクセス:
大宮駅東口から徒歩15分
バスでのアクセス
JR大宮駅東口より
* 2番乗り場「さいたま市立病院」「さいたま新都心駅東口(大宮区役所経由)」行き
* 3番乗り場「天沼循環」行き
いずれも「大宮区役所」停留所で下車
JRさいたま新都心駅東口より
* 2番乗り場「大宮駅東口(大宮区役所経由)」行き「大宮区役所」停留所で下車。
駐車場:
収容台数 89台
利用料金100円/20分
※大宮図書館を利用の場合は60分間無料
駐輪場:
収容台数 117台
利用料金:無料
子育てサポート:
【 託児サービス「わたしの自由時間」】
* 開催日: 毎週金曜日
* 時間: 1日3回 (各回45分)
(1回目 10:00〜 / 2回目: 11:00〜 / 3回目: 12:00〜)
* 定員: 各回4名
* 参加方法: 当日先着順
【 育児コンシェルジュ 】
* 開催日:毎月第1・第3水曜日
* 時間: 10:00〜13:00
* 定員: 定めなし
* 参加方法: 当日児童書コーナー中央まで
【 親子向けイベント 】
図書館デビューに最適な「あかちゃんおはなし会」他、子どもの好奇心をくすぐる催しはこちらから
(https://www.omiya-library.jp/news/event/)
(文:えなきち 写真:きみしー・イバンヌ)
(掲載日:2025年7月30日)