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「エコーズ・ビトゥイーン(Echoes Between)」――それは、作品と作品、人と人、国や文化、過去と現在、その「あいだ」に生まれる響き合いを意味しています。
未来派による金属製の本、マルセル・デュシャンの《グリーン・ボックス》、アンゼルム・キーファーによる本を素材とした数々の作品。20世紀以降、多くのアーティストが「本」という存在に新たな想像力を見出してきました。
ページをめくる行為、紙の手触り、そこに刻まれた記憶や時間。アーティストたちの手を経て、本は読むためのものから、触れるもの、思考するもの、空間にひらかれるものへと姿を変え、近現代美術において既存の芸術概念やメディアの境界を問い直す重要な役割を果たしてきました。
本展では、当館収蔵品を通して、「本」をめぐるアーティストたちの多様な実践を、時間、記憶、身体性といったキーワードとともに紹介します。そして、そこから立ち上がる数々の問いに応答するように、日本、ドイツ、スイスを拠点に活動する9名のアーティストが、それぞれの表現領域からブック・アートに挑み、新作を発表します。
絵画、彫刻、写真、パフォーマンス――異なる表現が出会うなかで、「本」は再び別の姿を獲得していきます。ブック・アートの新たな風景を、ぜひご体感ください。
出品作家
ベルント・ブレッフェルト、クリスティーネ・ファウステン、平井晴香、中原正夫、O JUN、クリスティーネ・ライフェンベルガー、竹内孝和、李 晟 睿智、マルティン・シュトライト 他
展覧会名
エコーズ・ビトゥイーン:
日本・ドイツ・スイスのアーティストによるブック・アートという実践
Echoes Between:Book Art as Practice―Artists from Japan, Germany, and Switzerland
会期
2026年11月14日(土曜日)~2027年1月17日(日曜日)
休館日
月曜日(11月23日、1月11日は開館)、年末年始(12月27日~1月4日)、11月24日(火曜日)、1月12日(火曜日)
開館時間
10時~17時、金曜日・土曜日は~20時(展示室への入場は閉館30分前まで)
観覧料
一般1,000円(800円) 大高生700円(560円) 中小生200円(160円)
主催
うらわ美術館
企画協力
ゲーテ・インスティトゥート、八巻真哉(わたしという二つ / Two things called me実行委員会(助成|公益財団法人朝日新聞文化財団、Unterstützt durch die Abteilung Kultur Basel-Stadt、公益財団法人 野村財団)