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更新日付:2024年7月16日 / ページ番号:C035771
健康科学研究センター(以下「センター」と表記します)環境科学課では、毎月センター屋上で有害大気汚染物質等モニタリング調査を行っています。センター屋上からは遠くの景色を見渡すことができ、天候や大気の状態によって約100キロメートル離れた富士山を望むことができることもあれば、近くのさいたま新都心ビル群すらかすんで見えることもあります。ここではモニタリング調査に合わせて屋上からの写真や観察時のデータを観察記録として掲載します。
掲載内容の詳細説明はこちらをご参照ください。
撮影日時 | 令和6年6月5日 14時頃 | |||
撮影時天気 | 晴れ | |||
測定値(速報) | SPM | 14 μg/m3 | Ox | 57 ppb |
風向 | NE | 風速 | 2.0 m/s | |
観察結果 | 上空は雲一つない水色の空が広がり、日差しは強く、さわやかな風がやや強めに吹いていました。地上に近づくにつれていくつか白い雲が浮かび、地上付近では雲が横に広がった様子で観察されました。さいたま新都心ビル群は、青空を背景にはっきりと観察されました。東京スカイツリーはややかすみながらもしっかりと確認できました。富士山は姿をとらえることができませんでした。 |
6月5日から6日にかけて、センター屋上で大気中の粉じんを24時間採取したろ紙です。
採取後のろ紙はやや薄い灰色でした。調査期間中に降雨はなく、ある程度の粉じんが集められたと考えられます。
※ 令和5年度までは石英ろ紙、令和6年度からはPTFEろ紙を使用。
ここでは、毎月の大気観察記録とは別に観察された写真をご紹介します(不定期掲載)。
今回は、6月24日と25日に観察されたネジバナ等の写真です。
6月21日、気象庁から関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表がありました。
平年より14日遅い梅雨入り発表となりました。
梅雨といえば、ネジバナの季節です。
梅雨入り発表後の24日と25日、センター敷地内のネジバナ観察を行いました。
例年みられる場所を探して回りましたが、
今年は数が少なく、背丈も小さいものばかりでした。
また、遅めの梅雨入り発表に合わせての観察だったためか、
ネジバナは上まで開花が進んでおり、下のほうは花が変色していました。
それでも、小さくらせんを描くものや、
向かい合うもの、背を向けるもの、
個性豊かなネジバナを観察することができました。
そして、敷地内のクチナシがいくつか花を咲かせ始めていました。
この先、多くの花が咲いて甘く優しい香りを届けてくれるのが楽しみです。
平成25年度から令和5年度の大気観察記録については
こちら 〔資料館 > 専門科学情報 〕
をご覧ください。
令和6年度の大気観察記録については、以下の関連ダウンロードファイルをご参照ください。
保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 大気係
電話番号:048-840-2265 ファックス:048-840-2267