ページの本文です。
更新日付:2025年1月22日 / ページ番号:C118819
さいたま市健康科学研究センターでは、調査研究事業の一環として、花粉症の原因となるスギ花粉の飛散数を測定しています。
このたび、2025年埼玉県さいたま市におけるスギ花粉飛散数予測の結果を公表します。花粉症対策にご活用ください。
(1)2025年のさいたま市におけるスギ花粉飛散数の予測値は5,063個で、例年比113%で「やや多い」、前シーズン比109%で「前シーズン並」という結果になりました。
また、その予測区間については、信頼係数70%として下限が4,087個、上限が6,039個という結果になりました。
スギ花粉飛散数(過去10年及び2025年予測値)(画像形式(JPG) 168キロバイト)
(2)「2025年埼玉県さいたま市スギ・ヒノキ花粉の飛散状況」に「スギ花粉飛散メーター」を掲載します。
「スギ花粉飛散メーター」は、飛散数予測に対してどの程度のスギ花粉が飛散したかが一目でわかるグラフです。
「2025年埼玉県さいたま市におけるスギ・ヒノキ花粉の飛散状況」(新しいウィンドウで開きます)
予測メーターのイメージ(画像形式(JPG) 102キロバイト)
2023年の花粉症に関する関係閣僚会議において、発生源対策・飛散対策・発症曝露対策の3点について取り組むこととされました。さいたま市健康科学研究センターにおけるスギ花粉飛散数予測は、飛散対策に関する取組として実施するものです。
「花粉症に関する関係閣僚会議(内閣官房)」(新しいウィンドウで開きます)
スギ花粉飛散数予測は、環境省が公表するスギ雄花花芽調査の結果と、さいたま市におけるスギ花粉飛散数の相関関係を基に算出しています。
「環境省報道発表資料「令和6年度スギ雄花花芽調査の結果等について 」」(新しいウィンドウで開きます)
スギ雄花数と花粉飛散数の関係(画像形式(JPG) 101キロバイト)
(1)予測値の取扱いについて
花粉の飛散数は、今後の気象条件等様々な要因に影響されます。そのため、実際の観測値は予測値とは大きく異なる場合があります。
予測はあくまで一つの目安として捉え、最新の情報に注意しながら、ご自身の体調に合わせての花粉症対策をお願いします。
(2)用語について
飛散量に関する用語については、一般財団法人日本気象協会による公表資料に準じて、以下のとおりとしています。
非常に多い | 例年(前シーズン)の200%以上 |
多い | 例年(前シーズン)の150%以上200%未満 |
やや多い | 例年(前シーズン)の110%以上150%未満 |
例年(前シーズン)並 | 例年(前シーズン)の90%以上110%未満 |
やや少ない | 例年(前シーズン)の70%以上90%未満 |
少ない | 例年(前シーズン)の50%以上70%未満 |
非常に少ない | 例年(前シーズン)の50%未満 |
例年 | 過去10年の平均値 |
前シーズン | 2024年シーズンの飛散量 |
予測区間(信頼係数70%):予測値は、気象条件等の不確実性として誤差を含むものです。誤差の幅を予測区間という考え方を用いて算出しています。70%という数字は、台風の予報円を参考にさいたま市独自で設定したものです。
保健衛生局/健康科学研究センター/生活科学課 家庭化学係
電話番号:048-840-2261 ファックス:048-840-2267