担当者のつぶやき2025.10.29
「秋の大宮盆栽村さんぽ」に参加しました
こんにちは!
今回は、まちあるきとコーヒーとスイーツが大好きな自称おねーさんが、「大宮盆栽村」開村100周年の記念イベントの一つ、「秋の大宮盆栽村さんぽ~スイーツと盆栽と、スタンプと~」に参加してきたお話です。
10月19日(日)10時頃大宮公園駅に着きました。あいにくの曇り空ですが、暑さが抜けたこの季節、歩くのによさそうな環境です。駅前で地図を頭に入れて、いざ、出発。
このイベント、「スタンプ&クイズラリー」では、大宮盆栽美術館・漫画会館・盆栽四季の家の3か所に設置されたスタンプを集め、3つのクイズの答えを探しながら盆栽村を巡るというもの。
まずは、台紙をもらいに盆栽四季の家へ。東屋や庭園があって、おそらく普段はゆったり休憩できるんだろうな、と思いますが、今日はなかなかの人出。このあと、和室でスイーツイベントが行われるので、準備が進んでいるようです。
台紙をもらって、スタンプを1つ。クイズを確認すると、1問は近くに答えが、別の1問は「かえで通り」の入口にヒントがあるんだって。台紙を片手に、向かいます。
この「盆栽村」、っておもしろい名前ですよね。関東大震災(1923年)で大きな被害を受けた盆栽業者の多くが、盆栽育成に適した土壌を求めてこの地へ移り住んだ、というのが由来だそうです。通りにも、「かえで通り」、「けやき通り」、「もみじ通り」など植物の名前が付いていて、名前にちなんだ植栽にもなっているようです。
かえで通り入口で、クイズの答えをゲット!ここから漫画会館へ向かいます。今日は、スタンプ台紙を手にした家族連れなど、同好の士もちらほら。みんな、盆栽村を歩いて回っている様子。
少し歩くとありました、漫画会館。ここは、日本近代風刺漫画の祖とされる北沢楽天(きたざわ らくてん)が晩年住んでいた家に、そのまま収蔵物などを展示して、日本初の漫画に関する公立美術館にしたもの。外には小さな盆栽の鉢もあって、楽天も盆栽好きだったのかな、なんて軽い感想を持って入りました。2つ目のスタンプをポン。
せっかくなので、展示物も見てきました。企画展「楽天コレクション」(収蔵物の展示)をやっていて、大きな盆栽が載っていたであろう盆器や、鳥の香炉、当時の芸術家たちの親交がわかる絵画などのほか、初公開となる夫人の生前の映像などが展示されていました。暮らした時代や様子が胸に迫ってくるようでした。
さて、最後のクイズは、盆栽村の歴史にまつわる人物の名前で、すぐ近くの神社の石碑がヒント。植嶽(うえたけ)稲荷神社で答えを確認し、クイズ完了です。そのまま歩を進め、案内看板に従って大宮盆栽美術館へ。天気がだんだん怪しくなってきて、雨が降りそうですが、イベントは盛況。入口からにぎわっていました。
ここで、最後のスタンプを押して、3つそろえたので、抽選をしたところ、4等の盆栽アクリルスタンドをもらえました。

せっかくなので入館して展示を見てきました。大きく迫力のある盆栽の数々に圧倒されます。盆栽園の歴史や系譜も展示の中で触れられていて、樹齢500年とかの盆栽には魂が感じられました。何代もの職人さんが手をかけて作り上げた、まさに芸術ですね。
大宮盆栽村100周年記念特別展「緑のフロンティアー大宮盆栽村100年ー」も開催中で、クイズで巡った盆栽村の歴史の知識がさらに深まって、盆栽を満喫したまちあるきでした。
ここで、実は隠れたお目当てだった「スイーツ&ティーイベント」に向かいます。といっても、ティーイベントは事前申込みが終了してしまったので、スタンプ2つ以上で無料配布される「スイーツ」が狙い目です。2つでもらえるなんて、大盤振る舞い!
配布場所の盆栽四季の家に改めて到着すると、配布時間前なのに、すでに人がいっぱい。それもそのはず、今日の目玉のオープニングイベントに、盆栽アンバサダーを務める俳優の髙橋ひかるさんが来ていて、お話し中みたい。外から少しでも覗こうとするファンであふれていたんです。私も覗いたけど、垣根と人の壁が厚くて全く見えませんでした。残念。
12:30配布のスイーツの列に並んで、待つことしばし。やっと順番が回ってきて、ホットコーヒーと、選べるスイーツ3点から、「氷川の杜 YAKUMO」の瀬戸内レモンケーキをいただきました。歩き回って疲れた体に、甘さと温かさが沁みました。帰りも駅まで歩いて、12000歩達成!
では、またね。




