『さいたま市史』刊行記念講座を開催します
平成30年度に刊行した『さいたま市史自然編 気象・地形・地質』、令和6年度に刊行した『さいたま市史通史編 原始・古代Ⅱ』の刊行を記念して講座を開催します。講座にはそれぞれの執筆者を講師としてお招きし、地域に関する特性や、歴史的・文化的な特徴などについて講演いだきます。
『さいたま市史通史編 原始・古代Ⅱ』の講座(各2回)
○講座「さいたま市の弥生時代」
列島各地に水田稲作を定着させた、弥生時代におけるさいたま市域とその周辺地域の特性について、また弥生時代後期以降に荒川中下流域一帯に政治的地域集団が形成されていく過程について解説します。
○講座「さいたま市の古墳時代」
日本列島各地の豪族(有力者)が競って巨大な墳墓を築いた古墳時代について、埼玉県域にあたる北武蔵地域などの古墳の動向を踏まえながら、さいたま市域の古墳の展開とその特質について解説します。
『さいたま市史自然編 気象・地形・地質』の講座(各1回)
○講座「さいたま市の気象・気象災害」
さいたま市の気象について、様々な気象データの解析結果や都市高温化の調査結果を踏まえ、本市の特徴を捉え、気候変動についての理解を深めます。併せて台風・竜巻等の気象災害の傾向についても紹介します。
○講座「さいたま市の地形と関東ローム層」
さいたま市の地形は見沼田圃で代表される低地、それよりも高い大宮台地からなり、低地と台地とは崖線で接して坂となります。地形図から形状を知り、その生い立ちをさぐります。
○講座「さいたま市の化石から探る環境変化」
さいたま市周辺の地下の地質や化石の研究成果、特徴を紹介し、さいたま市の大地が海から陸への環境変化を繰り返したという地球のダイナミックな変動によって作られたということを理解し、人類が直面する環境問題への理解を深めます。
○講座「さいたま市の地質・地震災害」
さいたま市の地質・地盤はどのようにしてできて、どのような特性を持つのか、大量のボーリング調査データを用いて作成した3Dモデルをもとに概観します(浦和区岸町のボーリング調査結果も紹介する予定です)。また、さいたま市の地質の特性がもたらす地震災害リスクを、過去の災害記録を交えながら紹介します。
開催情報
開催日程等一覧
会場 | 講座名 | 日時 | 申込期間 | 定員 | 申込方法 |
桜木公民館 | さいたま市の古墳時代 | 7/11(金)10:00~12:00 | 6/4(水)~6/18(水) | 50名 | 各公民館窓口、電話、FAX、生涯学習情報システムでお申込できます |
さいたま市の気象・気象災害 | 8/18(月)10:00~12:00 | 7/11(金)~7/25(金) | 50名 | ||
鈴谷公民館 | さいたま市の古墳時代 | 7/9(水)10:00~12:00 | 6/18(水)~7/2(水) | 50名 | |
さいたま市の地形と関東ローム層 | 8/19(火)10:00~12:00 | 7/29(火)~8/12(火) | 50名 | ||
岸町公民館 | さいたま市の弥生時代 | 7/10(木)10:00~12:00 | 6/16(月)~6/30(月) | 50名 | 公民館窓口、生涯学習情報システムでお申込できます |
さいたま市の地質・地震災害 | 8/21(木)10:00~12:00 | 7/25(金)~8/8(金) | 50名 | ||
岩槻本丸公民館 | さいたま市の弥生時代 | 7/8(火)10:00~12:00 | 6/11(水)~6/17(火) | 40名 | 公民館窓口、FAX、生涯学習情報システムでお申込できます |
さいたま市の化石から探る環境変化 | 8/20(水)10:00~12:00 | 7/28(月)~8/2(土) | 40名 |
申込に関すること
桜木公民館 TEL 048-643-5652 FAX 048-641-6308
鈴谷公民館 TEL 048-859-7322 FAX 048-859-7323
岸町公民館 ※窓口へ直接お問い合わせください。
岩槻本丸公民館 TEL 048-758-3100 FAX 048-758-5101
※いずれの講座もさいたま市生涯学習情報システムでの申込が可能です。
講座内容に関すること
アーカイブズセンター TEL 048-871-5821 FAX 048-871-5829