“絆”現場訪問(9月5日 内木酒造)
安永4年(1776年)に創業の桜区にある内木酒造を訪問しました。
桜区西堀にある現在の地で創業し、旧浦和市域唯一の造り酒屋として200年以上の歴史を刻んでおり、看板酒「旭正宗大吟醸」は全国清酒鑑評会で毎年のように金賞を受賞しています。また、銘酒「うらら」は現在、さいたま市推奨土産品として認定されています。
敷地内にある荒川水脈の地下水を仕込み水に、埼玉県産酒米さけ武蔵を使用しており、毎年11月半ばになると岩手から酒造りの蔵人(南部杜氏)が来て、3月半ばまで仕込みを行い、小蔵ながらも全ての商品を自家醸造しています。また、同酒造の歴史ある母屋の造りや襖絵など、後世に残るべき文化財も数多くありました。さらに、後継者が育ってきていることをお聞きし、とても嬉しく思いました。
内木酒造は平成20年度に、さいたま市の伝統産業事業所に指定しています。今後も、酒造りの歴史と伝統を継承していくことが重要であり、本市の貴重な地域資源としてPRし、地域経済の活性化も図ってまいりたいと考えています。
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