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更新日付:2025年12月26日 / ページ番号:C126506

浦和博物館展示Web解説 その2(紙本墨書 大般若波羅蜜多経)

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浦和博物館展示Web解説 その2(紙本墨書 大般若波羅蜜多経)

紙本墨書 大般若波羅蜜多経(しほんぼくしょ だいはんにゃはらみたきょう)埼玉県指定有形文化財(典籍)に指定されています。

この大般若波羅蜜多経は緑区宮本にある氷川女體神社(ひかわにょたいじんじゃ)より寄託されていますが、600巻のうち、巻数番号の判明する539巻から成る経巻(きょうかん)です。
600巻中最初の400巻は、川越仙波の無量寿寺の僧・性尊(しょうそん)が、正慶2年(1333年)から暦応元年(1338年)にかけて写経したものです。
奥書には平重遠(たいらのしげとう)や平泰重(たいらのやすしげ)の名が記され、この地を支配していた河越氏一族の繁栄を祈願しての書写だったことが示されています。

残りの200巻は、その後、川越仙波の玉林坊の良藝(りょうげい)を中心に写経されていますが、体裁・書体は様々です。
また、永禄4年(1561年)から同6年にかけ、戦乱を避け、氷川女體神社の別当寺(神社を管理するための寺)である文珠寺にいた川越仙波中院の僧・奝藝(ちょうげい)によって、岩槻太田氏繫栄のために真読(経典を読む際に、本文を省略せずにすべて丁寧に読み上げること)が行われたことが書き込まれています。

氷川女體神社が、中世においては武蔵国内で最も有力な神社の一つであり、支配者をはじめとする武人の信仰が篤かったことが、この経巻からわかります。

紙本墨書大般若波羅蜜多経の写真





 


その1 馬場小室山遺跡出土 土偶装飾土器・人面画土器


その3 見沼通船器材

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