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更新日付:2024年10月18日 / ページ番号:C116040
市内には、文化材の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能をお持ちの方が居住しています。選定保存技能である「漆刷毛」の保持者「泉清吉」氏もそのひとりです。
「漆刷毛」とは、漆芸作品の制作や漆工芸修理の漆塗りに用いられるもので、漆器などと比べると、陰の存在ながらも非常に重要な役割を果たしており、なくてはならない道具のひとつです。泉氏は江戸伝統技法を守り抜く一人で、人毛を原料として制作しています。
本企画展では、漆刷毛の製作工程は基より、原料である人毛の種類、収集方法についても紹介します。
・会 期:令和6年10月22日(火曜日)から令和6年12月8日(日曜日)
・時 間:9時から16時30分
・入館料:無料
・休館日:月曜日(11月4日(休)は除く)、11月5日(火曜日)、6日(水曜日)、26日(火曜日)
漆刷毛製作過程の用具、館蔵品の漆器、南鴻沼遺跡出土品(写真)を中心に展示、公開します 。
講座「漆刷毛ができるまで」(講義と実演)
日時:令和6年11月17日(日曜日) 14時00分から16時00分
会場:さいたま市立浦和博物館1階展示室
講師:泉 虎吉(十世泉清吉)氏(漆刷毛師)
定員:30名
費用:無料
申込:11月7日(木曜日)9時から電話で浦和博物館へお申し込みください。(先着順)
教育委員会事務局/生涯学習部/博物館/浦和博物館
電話番号:048-874-3960 ファックス:048-874-3960